銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年02月13日(月) 一年を振り返って(?)

気が付けば、日記を始めて一年が過ぎている。

途中、殆ど書いていなかった時期もあるものの、全体的には定期的に更新していて、こらえ性のない僕がよく続けられたと我ながら感心してしまう。

全く私的で、面白味もない日記なのに、定期的に読んでくれている人や、マイエンピツに登録してくれている人がいることには、本当に感謝したいと思う。

また、この日記を通じて知り合えた人がいたことにも感謝したい。

この一年の間でうつ病という厄介な病気を抱えるようになってしまった僕だが、いろんな人と出会えたことだけは、とても喜ばしい経験になったと思う。


ああ、何だか文が硬いな。

うまく振り返られない。

もっと色んなことが言いたいはずなのに、言葉にならない。

「あなたに感謝しています」

そんな風にしか表現できないな。

僕には文才がないな。

言っても仕方がないことだけど。


これからの一年、僕はどんな言葉をこの日記に刻んでいくんだろう。

明日さえ、全く何も見えない状況だけれど、願わくば、少しでも幸せなことを書けるように。









2006年02月12日(日) 友人の三回忌

今日は友人の三回忌があった。

僕の体調が思わしくなく、遠距離ということもあったので、行こうかどうか迷ったが、結局行くことにした。

僕の中で、友人の死について、踏ん切りをつけたいという思いがあった。

思えば、この日記も友人の死から始まっている。

この日記も、これで一区切り、ということになるかもしれない。

そういえば、日記を書き始めて一年が経とうとしている。

この一年は怒涛のような一年だった。

その間、僕は東京に行き、うつ病に冒されるようになり、また金沢に戻ってくるという、目まぐるしい変化があった。

いろんな出会いがあった。

大きな流れに翻弄された一年だったとも言える。

これからの一年はどうなるだろうか?

それは分かろうはずもないことだが、とにかくも無理をせずやっていこうと思う。


さて、友人の三回忌だが、あっけなく終わった。

あっけない、と感じたのは、僕の心境に変化があったためだろう。

僕の中で、友人の死は過去のものになりつつある。

忘れたわけではなく、受け入れることができつつあるのだ。

僕自身、そのことに気づかされた三回忌だった。

生きている限り、これからも様々な人の死に立ち会うのだろう。生き残った人はそれを乗り越えていかなければならない。

そして最後には、自分の死を迎えるのだろう。

僕は死ぬまでに何をしていくのだろうか。

今はまだ何も分からない。

できることは、ただもがき続けることだけ。

僕にとって今生きるということはもがくことだ。

もがいてもがいて、その先に何かあることを信じて、今は進まなければならない。


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