銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年07月01日(土) 大きな問題

入院してからすでに一カ月以上の月日が経った。早いものだ。
その間に僕の病状はかなりよくなった。
この分なら、八月中には退院できるだろう。たぶん、だけども。
近頃は退院後の生活のことをよく考える。
アパートでの一人暮らしを始めた途端、また病気がぶり返すのではないかと、不安でたまらない。
ちゃんと食事をとることができるだろうか?時間をうまくつぶせるだろうか?家事をやることができるだろうか?……やってみないとわからないことだらけだ。
本当はそこまで深く悩まなくてもいい問題なのかもしれない。
だが、自分に対して自信を完全に失った僕は、その問題から目をそらすことができないでいる。



2006年06月29日(木) いつの間にか

僕が入院してから、もう一カ月以上の月日が流れた。
僕のうつはこの一カ月でかなりましになった。
入院したての頃は、僕はひたすら死ぬことばかり考えていた。僕に後少しだけ勇気があったら、僕は今ごろ生きてなかっただろう。そう、僕は死にそびれたのだ。
今はもう死のうとは思わなくなり、代わりにこれからどう生きようか考えるようになった。
病気は確実に回復に向かっている。
まだ退院の目途はたっていないが、おそらく後一カ月ちょっとで退院できるだろう。
退院できれば職場復帰も近いだろう。
問題は、僕の記憶力や判断力がどのくらい回復するかだ。
もしかしたら、今の職場で必要とされるだけの分まで回復しないかもしれない。
そのときは辞職するしかないのだろう。それは残念だが仕方のないことだ。

今日は作業療法を行った。
僕がやったのは、ビーズで絵を描く作業だった。
特に頭を使わないでもできる単純作業だが、その単純さが心地いい。
作業をやっている間は無心になれる。
作業は一回二時間。ちょうどよい長さだ。
午後になって僕は散歩に出かけた。
外は少し蒸し暑かったが、脂肪を燃焼させるにはちょうどいい暑さかもしれなかった。
外に出るのはやはり気持ちいい。
一日中病室に閉じこもるのは、やはり健康によくないとあらためて思った。
これからもできるかぎり、一日一回は外出するように心がけようと思った。


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