銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年12月03日(日) たまには中国茶を

http://www.youtube.com/watch?v=xnyDGTGAqNA&NR
車で様々な物を破壊していくシリーズものの一つです。
破壊される物は、自動販売機やゲートアーム、タンスなど。
見るも無残に壊されていく物の姿に、カタルシスと虚無感を感じます。


近頃、急にめっきり寒くなりました。いよいよ本格的な冬が始まろうとしています。スノータイヤの交換や、冬服の準備など、そろそろしないといけないことはたくさんあります。

今日は小松市にある茶芸館「清華茶荘」に行ってきました。
茶芸館とは、中国茶(台湾のお茶を含む)を店内で座りながらゆっくりと楽しむことができるお店のことです。少し乱暴な表現になりますが、日本にある喫茶店のようなもので、違いはコーヒーの代わりに中国茶を専門にメニューに載せていることです。

北陸唯一の茶芸館であるこの店の店内は、雰囲気が大変落ち着いていて、一人でも何人でも、ゆったりとお茶を楽しむことができ、思わず長居をしてしまうこともしばしばです。

今回僕が飲んだお茶は武夷岩茶白鶏冠でした。
武夷岩茶とは中国の福建省北部の武夷山で生産される青茶烏龍茶の1種です。茶樹が山肌の岩に生育しているためにこの名があります(ウィキペディアより)。
味と香りはウーロン茶と紅茶のちょうど中間くらいといったところでしょうか。深いこくのある味わいと芳醇な香りがあります。同じ中国茶で割と有名な「東方美人(オリエンタルビューティー)」よりもウーロン茶に近い印象を受けます。まあ、そもそもウーロン茶自体かなりの種類がありますから、「ウーロン茶に近いって、一体どのウーロン茶のことだよ」と突っ込まれると僕は黙ってしまうしかありません。味と香りを表現するのはなかなか難しいものですね。

清華茶荘では、お茶の他に小龍包、肉まん、餃子に蓮の葉おこわを食べました。このお店の点心は意外なほどおいしく、そこらに普通ある中国料理店のそれよりよほど美味なのですが、そのことは多分そこを訪れる大多数のお客さんが気付いていないことだと思います。というのは、僕はそのお店を何回も訪れているのですが、他のお客さんが点心を食べている姿をほとんど見かけないからです。ちなみに、点心だけではなく、杏仁豆腐もかなりおいしいです。同じ価格帯なら、このお店よりおいしい杏仁豆腐を出すお店はほとんどないだろうと僕は思います。

さて、清華茶荘の他に今日はアパート近くの電器店に行ってきました。
特に何が欲しかったものがあったわけではなく、単に今どんなものがどんな値段で売られているのか、アンテナを立てたかっただけでした。
特に目を引く商品はなかったのですが、。「えっ?今こんなものにこんな機能が付いてるの?」と思うことはしばしばあり、技術の進歩には驚かされました。

行きたいところに行くことができ、楽しんだという点で、今日は満足のいく日でした。




2006年12月02日(土) よしもと見ました。

http://www.youtube.com/watch?v=uzqTmc2Yzz4&NR
妙なもので、動物が人間と同じような行動をするととても可笑しく、また可愛らしいものです。人間の子どもが大人っぽい仕草をしたときも同じように感じます。なぜなんでしょう?不思議ですね。


今日は観光会館で催された「よしもとゴールデンシアターin金沢」を見に行きました。

出演者は、レギュラー、千原兄弟、笑い飯、麒麟、とろサーモン、まちゃまちゃ、ケンドーコバヤシ、ネゴシックス。

とろサーモンとケンドーコバヤシ以外はテレビでちょくちょくと見たことがある芸人さんでしたので、これでおもしろくないわけがない、と思ってはいましたが、なにせお笑いを生で見るのは初めてのことでしたので、果たして生でもテレビで見ているときと同じように笑えるのだろうかと、不安を抱えながらの開演待ちでした。

しかし、開演してからはそんな不安などどこ吹く風。笑い転げながら、あっという間に終演の時間になりました。

初見のとろサーモン、ケンドーコバヤシは両方とも味のある笑いを見せてくれました。特にケンドーコバヤシは、僕のお笑いストライクゾーンの結構いいところを突いてくれました。今後注目していこうと思います。

千原兄弟、麒麟、笑い飯には「うまさ」を感じました。ネタがこなれていて、テンポよくよどみがないベテランの味のようなものを感じました(実際彼らがベテランを呼べるかどうかは別として)。
特に笑い飯のテンポの良さには感心しました。

さて、今回見た芸人の中で僕が個人的に好きなのは、ネゴシックスです。
島根県の出身の彼は、地元のなまりが混ざった話し方で小道具に次々つっこんでいくスタイルで笑いを取るのですが、その突っ込み方がいいんです。何がいいって言われると困るんですが、そこはフィーリングが合うとしか言えません。好きなものは好きなんです。

まちゃまちゃは「エンタの神様」でマイクパフォーマンスをする姿しか見たことがなかったので、今回、彼女が登場後しばらくはマイクパフォーマンスではなくトークで笑いを取っていたことには「へえ」と意表を突かれた感じがしました。

初めてのお笑いライブはとても気持ちよく楽しむことができました。
また機会があれば行きたいと思います。


さて、また話は変わって僕の病気のことですが、ここ一週間ぐらいは非常に調子がよく、いろいろなことをする意欲も湧くようになりました。
これが単なる波ではなく、ずっと続けばいいのですが、どうなるかは分かりません。
最近まで僕を困らせていた「異常なくらい長く寝てしまう病」まあ、一言で言えば「過眠」ですが、これもなぜか急に治りました。今は普通の睡眠時間で起きられるようになりました。
全く、うつの症状というのはよくわからないものです。
先日診察を受けたとき、先生と過眠のことを話し合ったのですが、先生にも原因はよくわからず、ただ「そういう時期なんですかねえ」と苦笑しながらのコメントを頂いただけでした。
先生にも分からないものは僕にも分からない。
そう割り切って最近は過ごしています。
要は気にしないことが重要なのかもしれませんね。


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