今日はSさんと深夜勤務。ターミナルの患者さん、最初のラウンド時に息が止まりそうなよわ〜〜い呼吸。呼吸器の当直も気になったのか11時ごろ診に来てくれた。12時には家族に連絡をして来てくれた。相変わらずコンプライアンスの悪い家族で「呼吸をする管を入れたらもう少しいきられますか?」とか、「人工呼吸器を使ったら意識が無くても1年ぐらい生きられますか」と訳の分からんことを言う。毎日のようにムンテラも受けて、セカンドオピニオンも受けて、緩和ケアもコンサルとして、・・・・全くサポート機能の発揮できない家族。息子は完璧な秋葉系で「モニターのディスプレイを昨日の様にして欲しい」と、どうでもいいことにこだわって、「呼吸の波形は胸郭の動きを追っているので、実際は呼吸が弱いから、当てにはならないんですよ」と説明しても、画面を見るばかりで、患者に寄り添おうともしない。娘は面会にずっときてなかったが、前日に来て、離れたところで患者を眺めていただけ。その娘が、「お父さん今までありがとうね」って手をずっと握っていてくれたことが救い。妻や息子をキーパーソンにしていたのは間違いだったようだ。
看護師でいて良かったのと思うのは、こんな色んな家族模様や場面に立ち会えることかな。亡くなる瞬間、火が消えるような切ない尊い時間、それを共有できることって何にも例えようがない。休憩にはいり一息ついて、お茶をすすりながら○○さんありがとう。成仏して下さい…と手を合わせる。
それよか、研修医のまっつん。あのこには本当に頭の下がる思い。本当によくやる。まじめで、きっと自分の中に医師としての目標があって、着実に力をつけているって感じ。当直のドクターも「すごくしっかりした研修医だ」と私に名前をきいた。患者さんを送って病棟にもどってきて、「お世話になりました」と挨拶もして、ぎょっと抱きしめたかったよおばさんは!!ただリクエストするならば、家に帰ってちゃんとフロにも入ろうね。匂うよ…
昨日、血液検査の結果が来た。肝機能、コレステロール、などは問題なし。ただし、血糖が高くて空腹時「124」受診の必要アリだって・・・。かなりビビルが、昼にはカプリチョーザで大盛りスパゲッティを食べる。典型的な糖尿病気質だね。
一応血糖測定器が欲しくて薬局に行く。グルテストプロがセットで1万2千ぐらい。それにセンサーなどつけるとかなりな金額。出来ればテルモのメディセーフミニのほうがいいので、また考えて来ますと退散した。血糖測定も使い捨ての付属品が高いのよね。
それから、デパートに行ってゲランの限定の香水を購入。なかなか良いにおい。
今日は歓送迎会の日。4日勤なので、かなり疲れている。できればしらばっくれて帰りたい・・・。2日前にちょっと、「疲れてて、風邪気味だから歓送迎会はお休みしようかな…」って言ってみたら、師長をはじめ周りにいた人に「駄目だからね」とマジ切れされてしまった。
仕方なく歓迎される方をお店まで誘導。行き道で中野さんが年度末で退職することを打ち明けられて、超ショック!!今の職場にほぼ同時期に配属されて、愚痴を言える人だったのに、価値観もかなり近くてホッとできる存在だったためにすごくショック。寂しくなる・・・。いや〜〜、これで為成さんも辞めたらあたし、続けていく自信ない。
歓送迎会はとあるお店の隠れ家…普通のお家みたいな一室をかりて、イタリアンだった。真ん中に円卓があって、囲んで15人ぐらい座っても大丈夫。食事はまあまあかな。途中でカラオケが始まって、盛り上がるが、私はカラオケが大嫌いで、しかも内面ではかなりテンションさがる。悟られないように振舞うが、「うちの旦那は優しいんです」とか、のろける奴もいて、最悪。結局迎えられる人は置きっぱなしに、うちわで盛り上がって、ちょっと可哀想だったかな。
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