うさぎのつぶやき

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2002年10月05日(土) ◆運動会

今日は、しーちゃんの初めての運動会でした。

九月に入ってから、しーちゃんのお迎えは毎日“ばあ”が
行くようになりました。
夏休みの間の、しーちゃんとの「仲良し作戦」の効果も
だんだん薄れてきていたので、どうしようかと思っていたら
なんと!すぐ近くに(と言うより幼稚園の帰り道に)
アイスクリームやさんが出来たのです。

“これはしめた!”ばあは、喜びました。
何度か帰り道に買って帰りましたら、もうすっかりママが
いなくても平気な しーちゃんに変身してくれたのです。

先日も熱が出て幼稚園をお休みしたのですが、朝、ママに
連れられてやってきたしーちゃんは、自分から家の中に入
ってきて、“ママいってらっしゃ〜い”とご挨拶が出来た
のです。

後で
“今日は、ママがお仕事行く時泣かへんかったやろー”と、
自慢げに言うので、
“うん、すごいねえ!ばあもびっくりしたわ〜”って答えると
“んーっとね、ちょっと泣キショウになったけどがまんチてん
えらいやろ?”って言うのね。
だから、
“うん、うん!えらい!!元気になったら又アイスクリーム
買いにいこか?”とついついアイスを持ち出す始末。

その効果はとてもばあの助けになってくれています。

今日は、そんなちょっとお姉ちゃんになった、しーちゃんの
初めて迎える運動会でした。

幼稚園から帰るといつも、ばあにおゆうぎを見せてくれる
のですが、音楽がないとちゃんと踊れないと言って何時も
中途半端でした。
ですからどうなるのか心配でしたが、大きな声を出して手を
いっぱいに広げ、一生懸命に踊っていましたよ。

かけっこは、四人で走りました。
競争心がないようで、にこにこ笑いながら途中自分よりも
遅いお友達を振り返って待ち、ビリでゴール前まで来たの
ですが、前の二人がころんでしまい結局二着で、ゴールイン
しました。

そして何より楽しそうだったのは、普段あんまり一緒に遊べ
ないパパ(私の息子です)と一緒の、親子競技の時でした。
順番を待ってる間中パパの背中に乗ったり、足元でじゃれ
たりちっともじっとしていなくて、この時とばかりに
「あまえたさん」のしーちゃんに戻ってました。

お昼の休憩に入っても、ママはいるし、パパもいるし、
おやつはあるし、おいしいお弁当もたくさんあるし、ばあは
釣るエサがなくて、今日だけは
アイスの効果も利かない状態で、ちょっぴり、残念でした。


2002年09月20日(金) ◆明日は“お月見”

あれだけ暑かった夏もだんだんと遠のき、明日はいよいよ
秋本番、“仲秋の名月”です。
今年は、良いお天気にめぐまれ、美しいお月様が見られる
そうです。

子供のころ、お月見の時はいつも母が“お団子”を作って
くれました。
それから里芋や、茄子、梨、栗といった秋の味覚と共に、
「薄」「桔梗」「竜胆」「鶏頭」などのお花が供えてあり
ました。
市営の団地住まいでしたので、立派な家ではありません
でしたが、四季折々の祭事、行事は欠かすことは無く、
子供心にもそんな風情が大好きでした。

結婚して子供に恵まれ母になった時、同じように四季折々
を大事にしている自分がいて、無意識に娘に伝えようと
しているのを、感じました。
なくしてはいけないような、というより無くしてしまうのは
何だかもったいないような、そんな思いがしていました。

お陰さまで、娘も折節の祭事、行事は大事にしてくれている
ようです。

デジタル化された毎日の生活に、フッと安らぎをくれるもの
それはアナログの世界ではないかと思っている今日この頃
でした。


2002年09月08日(日) ◆とうとう九月に入ってしまいました。

九月一日いよいよ“第九”のレッスンが始まりました。
今年は、一緒にお誘いした方の都合に合わせて、日曜日に
受ける事になりました。
今年のレッスンの初顔合わせという事で、先生の方から、
軽い挨拶がありました。
以前にも書きましたが、年々参加希望者が増えて今年は
募集して、2〜3日後には定員になったのだそうですよ。
おまけに、アルトのパートは何と1日で定員になったそう
です。
そうでしょうね〜きっと!。だってね募集要項が発表に
なったその日に私はPostinしたんですよ。
でも、私のクラスでは私が一番最後だったようですもの。
まだ始まったばかりだというのに、もう来年の対策を
考えている私なのでした。 

九月八日の今日は、二回目のレッスンでした。

初心者クラスだというのに、皆さんの意気込みは相当な
もので、壇上の先生も驚いていらっしゃいました。
“日曜日というのは月曜から働いてやっとお休みがきて
色んな計画があったりするものだけど、このクラスを
選ばれて、それも午前中でもなく午後でもなくお昼間の
12:30〜2:30のクラスを希望されたというだけで、その
意気込みが分かりますよ〜!”
“この時間帯だとおよそ丸一日潰れる訳ですよね〜。
皆さんの気持ちが伝わってきますよ!”と、
笑っていらっしゃいました。本当にその通りだと私も思い
ました。

これから、年末まで毎週レッスンに励んで行きます。

休まずに行けるかなあ〜。


2002年08月20日(火) ◆この夏の出来事

このホームページのリニューアルに追われたり、お盆の間の
帰省で中断し、気が付いたらもう夏も終わりかけています。

今年は季節の移ろいが特に早い気がするのは私だけでしょうか?

■□■□水族館□■□■
息子の子ども(そう、私にとっては孫です)今3才なのですが、
幼稚園が夏休みに入りましたので、夏季保育に預ける事に
なりました。
月〜金のうち4日のコースを頼んだらしく、お嫁さんから
“水曜日だけ、面倒を見てくださいませんか?”とお願いされ
ました。
子ども大好きの私ですので、待ってましたとばかりに引き受け
たのですが・・・。
彼女(しーちゃん)は大変なママっ子で、何もかもママでないと
ダメなんですね。

そこで、“ばあば”は、考えました。
“よし!この夏休みの間にちょっとだけママから離してみよう”
とね。

そして夏休みに入ってすぐに、しーちゃんとお話をしました。
「しーちゃん、保育園のお休みの日にばあばと、お出かけを
しようよ。どこがいいかな?動物園?水族館?デパート?
映画もいいなあ。どこがいい?」すると彼女
「ママも?」案の定聞いてきました。
そこで
「ううん、しーちゃんと、ばあばと二人で。しーちゃんは、
ママがお仕事に行ったら一人になって淋しいやろ?可愛そう
やんか。だから、ばあばがどっか連れて行ってあげようかなあ
って思ってるんだけど・・・」
「・・・・・」
暫く考えた彼女でしたが、やがて、
「んーとね、“しゅいじょっかん”がいい」と小さい声でした
がはっきりとそう言ったのです。

そしていよいよその当日、いつもだとママと離れると火が
付いたように泣きじゃくるのに、その日は早くからリュック
をしょって「ばあば!」と大きな声でやってきました。
(息子たちは、お向かいに住んでいます)
『ママ行ってらっしゃい』と、母親を送り出す声もとても元気
でした。

そして、私たちも出発です。
大阪の水族館、「海遊館」へは電車を乗り継いで3〜40分
です。
ついてすぐに“大阪湾を一周する豪華客船○○号の出航は
もうすぐです。いかがですかあ”というアナウンスが
聞こえてきました。
「しーちゃん、お船に乗ろうか?」というと「うん!!
乗ろう、乗ろう」とご機嫌な返事が返ってきましたので
そのまま、豪華客船(?)に乗る事にしました。

船の上では、舳先の部分(あの“タイタニック”の有名な
シーンでおなじみの場所です)に陣取って、“うわ〜!
すごいねぇ〜”を連発しながら約1時間のクルージングを
楽しみました

この頃には、もうすっかりママの事は忘れていたようでした
が、それでも母子連れを見かけると、じーっと見つめている
彼女がとてもいとおしかったりしたばあばでした。

ご希望の水族館は何度か行っているだけに暗がりや、大きな
魚にもあまり驚かずペンギンしゃん、イルカしゃん、などと
走り回り大喜びでした。
(ばあばは、とっても疲れきっていましたが・・・)

フラッシュつきのインスタントカメラも買いました。
すると、やはり今どきの子どもです。カメラの前で堂々と、
片足を膝から曲げて首をかしげたり、お尻を向けて顔だけ
振り向いたり、とポーズをとるんですね。
おまけに“ばあばも撮ってあげる!”といって、私にカメラ
を向けてくれたのですが、まっすぐ立っていると“ちがう、
ちがう!こうやって、もっとポージュをとって!”
といいながら、カメラ目線とポーズの指導が始まり、夏休み
に入り大勢の人で賑わっていた大水槽の前で50を過ぎた
私はあられもない(?)格好を強いられ、カメラに収められ
てしまいました。

一通り回ると約一時間半くらいでしょうか。
気が付くと、もう1時を回っていましたので食事をしに
レストランへ行き、その後アミューズメント広場で、少し
だけおもちゃも買って帰路に付きました。

帰りの電車の中でも寝ることも無く、おしゃべりしながら
楽しい夏休みの一日を過ごす事ができ、この次はどこが
いい?という質問にも大きな声で
「んーっと、どうぶちゅえ〜ん!」と答えてくれたのです。

ばあばの株は一気に上がりこの日を境に、ばあばに預けら
れてもママの後追いをして泣くことが少なくなったのは
言うまでもありません。


2002年08月03日(土) ◆さあ、いよいよ8月・・・でもその前に

8月に入り、夏真っ盛りの今日この頃・・・。
お休みしている間に起こったちょっとした色々を、簡単に
書いていこうと思います。

□■□■五つの赤い風船の事■□■□
6/1に、30年ぶりの、コンサートに行ってきました。
あの後すぐに書き込みをしなかったのは、しなかったんじゃ
あなくて、出来なかったのね。
色んな思いが交錯して、言葉に表せなかったんです。
で、どうだったかと言うとねリーダーの西岡たかしさん
(実はこの方の追っかけだったんです、私)が、
お元気で活躍されている事をこの目で確かめる事ができ、
又その感性は変わる事無く、いやそれ以上に揺るぎのない
ものになっている事が実感できました。

そしてコンサートの後はファンクラブの方たちと、ご一緒
する事も出来て、忘れられない一日となりました。

□■□■一万人の第九の事■□■□
七月に入って暫くしてから“一万人の第九”事務局から、
返信ハガキが届きました。
♪これで、今年も参加が出来ます。
九月始めからレッスンが始まり、十二月の第一日曜日に、
本番を迎えるわけですが週一回、約二時間のレッスン、
これが結構楽しいのです。

初めて参加した時はドイツ語を覚えるのに必死でしたから、
そんな余裕はなかったのですが、それでも、本番の日を迎え
た時は、感慨深いものがありました。

新調した、黒のロングドレスと、真っ白のブラウスを身に
着けて歌ったベートーベン“第九・歓喜の歌”は身震い
するほどの感激と喜びで、全くの個人参加の私でしたが、
見ず知らずの周りの方たちと手を取り合って、その感激を
分かち合いました。

以来同じ感激に浸りたくて十年が過ぎたような具合です。
毎年、先生が変わったり、私自身の体調や生活状況が
変わったりと色々あるのですがあの本番の感激だけは、
全く変わらず“鳥肌が立つくらいの感動”を味わいたくて
毎年、参加しているのかも知れません。


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