2010年09月27日(月) |
■こだわりの「食べるラー油」もおいしいね〜 |
今日は、昨日からのわんたんめん屋、 「広州広場」のおいしいお話の続きです。
そうそう、私が食べた 「濃厚わんたんめん」のスープは、 わんたんを口に入れた瞬間に、 鰹節、煮干しの味がしたのですが、 (私がそれが気に入ったのですが) これは、鶏のスープに、鰹節、煮干しをいれ 強火で10時間グツグツ煮込んだ スープだそうです。 これほど、しっかりと鰹節や煮干しの味が 出ているスープは、初めてだなと、 思いました。
さて、今日は、この「濃厚わんたんめん」ではなく、 それ以外においしいものがあったので、そのお話です。
それが何かというと… ほぅら、これだ。

そうそう、今、 ちまたで大人気の、 いわゆる 「食べるラー油」と いうものですね。 (ラが消えてますけどラー油です)
もちろん、我が家にも、このごろは、 常時2〜3種類の「食べるラー油」があり、 お料理に使ったり、ご飯にのっけたりして、 かなり頻繁に使っている。
ちなみに現在我が家にあるラー油はこれらで、 「がんこ屋ラー油」は、気に入っている。 これには、揚げたにんにくとタマネギが たっぷり入っていて、おいしいんだな。

と、脇道にそれました。 今日は、広州広場のラー油のお話でした。 このラー油もとてもおいしかったのですね。
このごろ、スーパーでもよく見かけるし、 ラーメン屋さんに入ると置いてあり、 私は、必ず、味見をするけれど、 今まで食べた中で、いちばんおいしいと 感じたのだった。 こだわって作っているらしい。
そして、 このラー油を、 このミニ煮豚飯に のっけて食べたら…

本当に… おいしかったのだ。 にんにくがたっぷりで、 適度な辛さ、味付けで。 煮豚とピッタリで…
このラー油を食べて… 私はこう思ったのだった。
「おっっ… とってもおいしいね。 (もぐもぐ…) よっーし!今度、 うちで作ってみよっと」
そして、じっくりと味わった。 そして、なんと、 本当に作ってみたのだ。 あちこちのレシピを参考にして。 (このお話はまた後日書きますね。 今、ちょっと寝かせてますので…)
それに、あの鰹節と煮干しのスープ、 わんたんも、真似して作ってみようと思っている。 なんでもチャレンジ!だからね。 ふふ、楽しみです。
味の触発を受けて、かなり満足して 「広州広場」を後にしたのですが、 その他、こんなメニューもあり、 また早々に来なくちゃ、と思ったのでした。


そんなワケで、私の勝手な、 また来たいランキングは、★5つ。 (★5が最高点) ぜったいに何回か来るから。
こちらが「広州広場」のサイトです。 「広州広場」 サイトは、やや不思議なつくりになってますけど、ね。 (下の方に記事が書かれています)
わんたんめん好きなみなさま、 機会があったら、ぜひ入ってみてくださいませ。 おすすめですよ〜
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2010年09月26日(日) |
■こんなおいしいの、初めて食べたね。 |
涼しいを飛び越えて、いきなり寒い〜に 入った感じの秋ですね。 これから、秋らしい秋を望みたいところです。 ウォーキングには一番いい季節だし、 なにより、一番好きな季節だから、 ちょっとでも味わいたいところです。
さて、今日は、そんな寒くなった秋の日に、 食べたものの紹介です。 久しぶりに、
「わぁ〜おいしい〜」
と、感激したので…。 寒くなると、こういうものが やっぱりおいしいですね。
それが何かというと、 「わんたんめん」 なんですね〜
しかも、専門店のね。 ラーメン屋さんは、あちこちにあるけど、 「わんたんめん」の専門店には、 あまりお目にかかれない。
さらに、この店の店頭は、 こんなににぎやかで、明るくて、 とてもおいしそうに見えるのだった。 どうですか?

いつも、この店の前を通るたびに、 なんだかとてもおいしそうだなぁと 思っていたけど、なかなか入る機会もなく、 通り過ぎてしまっていたけれど、この日は、 かなり肌寒い感じの日で、お腹も空いていたので、 わーい、入ろうと、決めたのだった。
お店に入ったら、こんな感じで、 こじんまりとしていた。

最近人気のラーメン屋さんは、 男性スタッフが多いけれど、ここでは、 元気なおばちゃんたちが、きびきびと 元気に楽しそうに動いていて居心地がよかった。
しかも、ここの「わんたんめん」には、 なんでも、「12時間の掟」があるそうで、 その掟は、
「わんたんをオーダーが入ってから作り できたての一番美味しいところを 召し上がっていただきたい、ので、 作り置きはしない。 12時間以内(その日のうちに)使い切る」
ということなのだった。 ほらね。

そんなワケで、相当おいしい感じだった。 まだ、ランチをやっていた時間だったので、 ランチメニューから、迷わず、
「濃厚わんたんめん +ミニ煮豚飯」 920円をチョイス。

どんなわんたんめんが出てくるのだろうなぁ、 わくわくと出てくるのをじっーと待っていた。
10分くらい待つと、 「お待ち遠様でした」 と出てきた。 ほら、これ。

「わぁ〜大きいチャーシューだね、 それに、わんたんも大きいね。 おいしそうだね」
わんたんは、こんな感じ。

早速、食べてみると…
「あらぁ〜 わんたん、とろけるようで おいしいね〜 しかも、スープは、 鰹節の味がきいていて、 和風っぽいけど、 すごくこってりして、 とてもおいしい… あ、エビも入ってるんだあ」
と、かなり感激したのだった。 わんたんは、口の中でとろける感じがあり、 スープは、私好みの味で、 こんなおいしいわんたんは、食べたことがないね、 と、本当に思ったのだった。 麺は太麺で、この麺もおいしかった。
ただ、残念なことに… このおいしいわんたんは、 3つしか入ってないのだった。 もっと、食べたかったな。 でも、大きかったから仕方ないか…
この店には、まだまだこだわりがあり、 この味を出している、らしかった。
しかも、このわんたんめんの他にも、 かなりおいしいものがあったのだった。 それは、今話題のものなのだけど、 この続きは、明日また書きますね。
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2010年09月23日(木) |
神楽坂のお祭り(赤城神社「例大祭」) |
今日は、大降りの雨が降り続き、 とてもウォーキングには出掛けられませんでした。 昨日は35度近くあり、今日は、25度くらいなので、 体調管理をしっかりしないとダメだなと思いました。 みなさまも、体調管理してくださいね。
さて、今日は、 先週、9月19日にあった 神楽坂 赤城神社の「例大祭」 (れいたいさい)の様子です。 「例大祭」とは、神社に縁のある日に 行われる、その神社にとって 一番重要な祭だそうです。
この日は、おみこしも出店(でみせ)も いっぱい出るので、朝から町中がお祭りの雰囲気に 包まれ、いつもよりざわざわしている。 ほら、こんな感じ。

そして、おみこしもあちこちで見かける。 みんな元気に担いでいるけど、このところ、 都心では、担ぎ手が少なくなり、他地域から、 プロ的な方々を呼んでいるということだった。 ともかく、かけ声も勇ましく、 元気で見ていても、楽しかった。

そして、こんな天狗さんなどもいた。 赤城山と関連のある神社なので、 赤城山からやってきた天狗かもしれない。 (何かもっと意味があるのかもしれません)
この天狗さんは、怖そうだったけど、 みんなと握手したり、写真撮影をしたりと 大忙しで、かなりの人気ものだった。

そして、風情ある馬車に乗った方も登場し、 お祭りの雰囲気を盛り上げていた。

「何をする方なんだろうね?」
なんて、思ったので、 先導していた関係者らしい方に聞いてみたけど、 神社に先導している、としかわからなかった。 その方は、先導だけの役回りのようだった。 残念。
もちろん、神社の境内には、 出店がいっぱいだった。 ほらね。

境内の出店は、お祭りの時にはかかせない、 たこ焼き、お好み焼き、焼きそばは何軒もあるし、 (価格はだいたい500円〜) じゃがいいものバター焼きやチョコバナナも定番だ。 そんな中に、こんな昔ながらの出店も見つけて、 しばし見入ってしまった。

「射的かあ、このごろ 見かけなかったなぁ」
みんな結構ムキになってやっていた。 ちなみに大人は500円で、4発できるようだった。 (子どもは6発) こんなシンプルな遊びもたまには面白いのだと思う。 (地域によっては禁止されたところもあるそうです)
さらに行くと、 こんなお店もあった。

「街の風物詩あんず飴」だ。
でも、このお店は、あまり人気がなかった。 (少なくても、私が見ている間にお客さんはなかった) その様子を見ていて、そういえば、 私はあんずは大好きだけど、「あんず飴」は 食べたことがないな、と気がついた。
一瞬買ってみようかと思ったけど、(200円) 口がべたべたするのもなと思いやめた。
後で、調べてみたら、関西では「リンゴ飴」が主で、 関東では「あんず飴」らしいですが、中身がスモモで あることもあるので注意だとか。
この出店をぶらぶらと見ながら、 歩いて行くと、終りの方に、この店があった。

「そうそう、これもお祭りの定番だね。 でも、人気ないね〜」
相当、暇そうだった… 金魚たちを遠目に見つつ、 通り過ぎようとすると、おじさんが、
「やっていかない?」
と、声をかけてきた。 でも、金魚を捕っても飼えるものもないし、 金魚にもそれほど興味もないので、というより、 金魚すくいで、私は捕ったためしがないので、 首をふると、おじさんは深くため息をついていた。 今日は、暇だったんだね、きっと。 ちなみに、1回500円。
そんなわけで、おみこしを見て、 出店をぐるぐると見て、(何も買わなかったけど) 近くのカフェでお茶を飲んだりして、 お祭りの雰囲気を味わって帰ってきたのでした。
(赤城神社の詳細は→「赤城神社」)
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2010年09月21日(火) |
■アメリカ体験学習から戻ってきた娘のお話 |
今日は、昨日から引き続き、友人の娘ちーちゃんが、 アメリカの体験学習から帰ってきた続きになります。
さて、私たちは、遅い夕食を食べ終え、 私は、娘が買ってきたコーヒーをわくわくといれた。 コーヒーは、とてもいい香りでおいしかった。
「やっぱりフレーバーコーヒーは、 おいしいわね、ああ、おいしい。 ありがとうね」 「喜んでもらえてよかったあ〜 そういえば、スタバ、アメリカは うんと安かったよ。 ただ、砂糖が入ってるタイプのは、 どれもうんと甘かった。 意外だったのが、マック。 日本の方が安かったよ。 同じアメリカ出身のものでも、 違いがあるんだね〜」
ということで、日本との違いを、 こんなところでも肌で感じたようだった。
コーヒーを飲みながら、娘が撮ってきた、 200枚近い写真を見てその話を聞いた。
娘たちは、ナイアガラにも行き、 その話になると、
「ナイアガラでは、せっかくだから、 船に乗り、ナイアガラの水しぶきを いっぱいに浴びてきたよ。 びっしょりだったけど、楽しかった。 やっぱり…すごいね、大きいね、 なんでもスケールが違う感じがしたよ」
やや興奮さめやらぬような口ぶりで話していた。 みんなで、船に乗って撮った写真を見せてくれたけど、 確かに、カメラには、水しぶきがいっぱいに 映っていて、何がなんだかよくわからなかった。
「ちーちゃん、食べ物は大丈夫だった?」 「うん、大丈夫だったよ。 学校にいるときには、寮だから、 毎食、バイキング形式の食事だから、 好きなものが食べられるし。 ただね、一度、レストランに行ったんだけど、 そこでは失敗したよ」 「どんな?」 「あのね、ロブスターを食べにいったの。 女の子4人で。 でも、メニューみても、どんなのかよく わからないし、アメリカって、どれも、 量が多いから、少なめにとって、 みんなで分け合おうと言うことになったの。 で、ロブスターのメニューの中から、 適当なものを一つ選んで、オーダーして、 その他、サラダ2種もオーダーしたの」
「じゃ、4人でいって3つオーダーしたのね」 「そうそう、だって、どこでも何でも 量が多いんだもん、だからいいと思って」 「うん、そしたら?」 「あのね、ロブスターね、 ちっちゃかったんだよ〜 しっぽまでいれて15センチくらい。 しかも、それが一匹しかこなくて… 中身を食べようとして、みんなで分けたら、 一人、2センチくらいの一口だったの。 味なんてわからなかったな」
「ロブスターは、一人で一つのものだったのね。 もう一つくらい、追加すればよかったのに」 「そうなんだけど、よくわからないし、 レストランで落ち着かないから、 いいかってことでやめたの。 その上、サラダの量も思ったより少なくて、 だからね、その後、ショッピングモールで、 みんなでホットドッグなんて食べたよ。 ホットドックはでかかったな」
レストランに、入ってみたものの、 どうやら落ち着かなかったらしい。 これが、唯一のレストラン体験だったようだ。 そして、こんなことも。
「でね、そのときに、 チップをどうするってことになって… だいたい、20%くらい目安だってことで、 みんなで計算しちゃったよ。 かっこわるかったけどさ、 ほら、慣れてないから、 まごまごしちゃって… チップは、慣れてないから、 うまく出せないね」 「そうだね〜 スマートにチップを出したいと思うけど、 慣れてないから、うまくいかないよね、 日本にはない習慣だからね」 「もらう方は、アルバイトで、 慣れたんだけどなぁ… 日本だと、心付けだけど、 アメリカではお給料の一部だっていうし、 チップに対する感覚は違うね」
などと言うことも学んできたようだった。 その他、日常生活がどうだったかとか、 ショッピングはどうかったとか、山盛りの話をし、 今日は、これまでということにして、 娘が帰ったのは、午前1時を過ぎていた。 まだまだ話足りなそうだったけど。
次の日の夜。 娘の母親から電話があった。
「昨日、成田から、 今、成田についたって、 電話があった後、何の連絡もないし、 電話すると、電源切れているし、 メールも返事来ないんだけど…」 「えっ? 昨日、1時頃までいたけど、 元気に帰っていったよ。 今日は、ぶつぶつができたから、 皮膚科に行ってみると行っていたけど、 そういえば、私のメールにも、 返事きてないわ、 どうしたのかしら」
と、心配な状況になった。 携帯に何度、電話してみても電源は切れていた。 娘と連絡がとれない状態になったのだ。
今まで、こんなことはなかったし、 アメリカから戻ってきたばかりだったので、 心配になり、娘のマンションに急ぎ向った。 どきどきしながら。
ピンポーン
と、玄関ホールから 部屋の呼び出しをするが、何の反応もない。 どきどきして、また押した。
ピンポーン
すると、やっと、
「ハイ」
と言って娘がでた。 ものすごくホッとした。
玄関ホールのドアをあけてもらって、 娘の部屋の前に行き、チャイムを鳴らすと、 ぼーっとした娘が顔をだした。
「携帯電源切れてるし、 メールの返事もないから、 おかあさんも私も心配したのよ。 大丈夫?どうしたの?」 「あ、寝てた、ずぅーと。 携帯の電源切って… ごめんなさい」
ということで、疲れと時差ぼけで、 眠りこけていたということが わかってホッとしたのだが、
「ちーちゃんさ、おかあさんが、 アメリカに行かせてくれたんだよ。 ちゃんと、おかあさんに連絡いれなさい。 そして、行かせてもらったお礼を 言わないとダメだよ」 「はーーい、わかった。 しとく」
などと、少しお説教もした。 このような体験をしてきたからといって、すぐに、 大人にはならないようだけど、いろいろなことを、 いっぱいに学んできたようなので、これから、 何かに役だっていくことを願うばかりだ。 ともかく、娘は無事に帰ってきて、 こうしてまた日本の生活に戻っていったのだった。
娘の話を聞きながら、私も、1ヶ月くらい、 アメリカに行きたいとしみじみ思ったのでした。 (行ってもいつも1週間くらいなので…)
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2010年09月20日(月) |
■娘がアメリカ体験学習から戻ってきた |
先週は、失礼いたしました。 <(_ _)> ちょっとばたばたしてました。 今週もお休みがあるので、とびとびになりますが、 どうぞ、よろしくおつきあいくださいませ。
さて、今日は、友人の娘、ちーちゃんが、 アメリカの体験学習から帰ってきたので、そのお話です。
娘は、先週、 一ヶ月間のアメリカ体験学習から、 戻ってくることになっていた。 私は、娘の話を聞けるのを心待ちにして、 帰りを待っていた。
その日、夕方遅く、成田から、 無事に元気に着いたと電話があり、 これから電車に乗り、いったんマンションに戻り、 それから、我が家に夕飯を食べに来ると いうことになった。
娘は、午後9時頃に、おみやげの袋をブラさげて、 疲れも見せずに、にこにことしてやってきた。 顔にちょっと吹き出物ができていたが、 どうやら、元気そうだった。 私は、娘の顔をみるなり、こう聞いた。
「お帰りなさい〜 どう?楽しかった?」 「ただいま〜 楽しかったよ〜 でも、短かった。 あっという間だったよ〜」
どうやら、相当楽しかったらしい。 顔に楽しかった余韻が残っていた。
娘は、リビングに入り、テーブルの前に座ると、 持ってきた袋から、おみやげをとりだした。
「おば、ほら、 フレーバーコーヒー。 あちこち探して、買ってきたよ。 これでいい?」
実は、おみやげにフレーバーコーヒー (香りのついているコーヒー)を、 買ってくるように頼んでいたのだった。
娘は、ショッピングモールや商店街でさがし、 いろいろな種類を買ってきてくれた。 ほら、これらだ。 ぷ〜んと、いい香りがした。

「わぁ〜いい香りだね〜 ありがとう、嬉しいわ」 「あのね、スーパーには、 あまり置いてなくて、なんかね、 日本でいうところの雑貨屋さんみたいな ところで売ってた、変だね」
ということで、ともかく、探し出して、 買ってきてくれたのだった。 その他、チョコレートだのお菓子だの、 こまごまといろいろ買ってきてくれた。
おみやげを受け取ってから、ひとまず、 ゆっくりと食事をとることにした。 食事をしながら、アメリカ生活について、 あれこれと聞いてみた。
「で、どうだった? 何がいちばん、印象的だったの?」 「うーん… ニューヨークのブロードウェイかなあ。 日本のショーと全然違ってて、 迫力あって面白かったよ。
舞台装置なんてほとんどなくて、 歌と踊りで勝負って感じ。 歌とダンスがすごいね。 やっぱり違うね、本場は〜。 ニューヨークは、1泊しかできなくて、 もっとゆっくりとしたかったなぁ」
「あとね、博物館と美術館、 日本とは規模が全然違うね。 あの規模は、カルチャーショックだった。 ナイトミュージアムって映画あるけど、 あの映画の通り、夜になったら、 これらが動き出すんだぞ、なんて みんなで言い合っていた(笑) そんな感じだったもん。 だから、映画にもなるんだね。
日本のは、勉強するって感じだけど、 アメリカでは、楽しんで見るって感じ。 写真撮ってもいいし、びっくりした。 美術館もゆっくりと見て回りたいな、 もう1回、ばたばたでさ」
ということで、 ミュージアムとブロードウェイは、 カルチャーショックも受けたが、 相当楽しんできたようだった。
「ね、でさ、 大リーグはどうだった?」
実は、ラッキーなことに、ボストンで、 「ボストンレッドソックス×シアトルマリナーズ」の 試合を見てきていたのだ。
「イチロー見てきたよ。 でも、この日は、松坂じゃなくて… ちょっと残念だった。 球場はね、客席とすごく近いんだよ。 日本の球場、見たことないから わからないけど、一緒に行った男子は、 サインもらっていたよ」 「え、イチローの?」 「違うよ〜、誰かわからないけど、 外国人選手だよ」 「イチローは、この日、ボールが 飛んで来なくて、暇そうだったよ。 みんな「イチロー」と応援したけど、 振り向いてはくれなかったよ、 もっとも相当離れていたけどね」 「あ、そう… アメリカの球場で イチロー見れるなんて、 よかったわね〜」
イチロー選手ファンの私のために、 何枚か、米粒のような写真を撮ってきてくれた。 (拡大しました) ほら、これ。


「おおっ、確かに、 イチロー選手だ!」 「ヒットは、1本打って、 その瞬間大盛り上がりだった。 試合は負けたけどね」
ということで、娘は、日本の野球を見る前に、 大リーグを見たのだった。
それから、娘が撮ってきた、 200枚近い写真を見ながら、 午前1時頃まで、いろいろな話を聞いた。 相当充実して時間を過ごしたようだった。
この続きは、また明日書きますね。 娘の体験、本当に羨ましいと思いました。
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2010年09月13日(月) |
■「人生には成功も失敗もない」というお話 |
《お知らせ》
すいません〜 明日から、今週いっぱい、お休みさせていただきます。 仕事でちょっと、ばたばたしています。
今週は、友人の娘のちーちゃんも、一ヶ月の アメリカ体験学習から戻ってきます。(早いですね〜) 2日おきに来ていたメールによると、 相当なカルチャーショックもあったようで、 話を聞くのが、本当に楽しみです。 来週には、そんな話もUPできると思います。 どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
さて、今日も、昨日に引き続き、 こちらの本からお話紹介で、 ちょっと心に残ったお話でした。
「この世の悩みがゼロになる」 小林正観著
(ここから引用 59P〜)
「人生には成功も失敗もない」
登別温泉に1200人収容できるという 観光温泉旅館「第一滝本館」があります。 昭和2年に、南外吉という人が買い取った旅館です。
南外吉は、空知川のたもとで船運、水運会社を 経営して、巨万の富を築いていた。 でも、台風で洪水にあって倉庫も船も流されて、 一文無しになってしまうんです。
それで、お金に困った外吉は、 札幌で風呂屋の三助さんを することになります。
公衆浴場でお客さんの背中を流しながら、 釜焚き男をやるんですが、そのうち、 札幌の家々が個人でお風呂を持つようになると、 公衆浴場が立ちゆかなくなります。 「閉鎖するから、あんたも辞めてくれ」 と言われて、辞めさせられてしまいました。
今度は、北見の方に300坪の土地を借り、 大豆の作付けをしたら大豊作。 そこで、翌年には全財産をはたいて 3000坪の土地を借りて同じように 作付けしたら、今度は、 大雨で全然収穫ができなくなって、 また無一文になり、それどころか、 借金さえ抱え込んでしまうんです。
その後は、旅館に養子にやっていた息子に やっかいになる形で、その宿の下男の仕事を、 自分の上司が息子という状況でやることに なりました。
苫小牧の駅前で、旅館の案内をするために 吹雪の中ずっーと立って客を待っていたそうです。 列車が着くときに南外吉の姿がないことは なかったそうです。
明治の初期、登別温泉に2軒の旅館があって、 滝本さんという老夫婦が2人で5室ほどの 旅館を経営していたのですが、 全く後継者がなくて、 「誰か買ってくれる人はいないか」と 言っているときに、 たまたま登別森林軌道の社長がいて、 「あんた、滝本館を買わないか」 と外吉に持ちかけました。
一方は小さな旅館の釜焚き男、 一方は森林軌道の社長。 どこに接点があったのかいうと、 この社長は、毎日毎日吹雪の中でも 必ず駅で立ち尽くして客を待って 呼んでいる外吉の姿をずっーとみていた。
外吉が 「私にはまったく蓄えなどないし、 そういうお金はないから…」 とその申し出を断ったら、その社長は、 「そんなのわかってる。 私が全部貸してあげるから、 お金ができたら返してくれ」 と言った。
外吉は、滝本館を買い取って、 その結果、なんと5室の滝本館を 30年間で400室の温泉旅館に したんです。(略)
外吉という人は、夜は12時前に寝たことはなく、 朝は午前4時以降に起きたことはなかったそうです。 どんなにひどい時であっても、いつもニコニコして 働き者で、投げやりになるなんてことは、 まったくなかったそうです。
空知川の不運、これを不運というのか、 いいえ、ここで潰されていなければ、世界最大級の 温泉浴場を持つ第一滝本館はなかった。
公衆浴場が順調にいっていたら、世界最大級の 温泉浴場を持つ第一滝本館はなかった。
大雨で全部大豆がダメになった。 ここで潰されなければ、世界最大級の 温泉浴場を持つ第一滝本館はなかった。
投げやりになったり、 人生を投げ出したりしなかったから、 そういうのを見ていた人格者が現れた。
その結果、登別の旅館を買わないかと いう話を持ちかけられた。
どこにこの人の《失敗》と いうのがあるのでしょうか。(略)
そんなひどい目に4回も遭ったのに、 どうしていつもニコニコしていられたのか。
外吉は、 《不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句》を いう人ではなかった、ということです。 いつも自分に与えれた運命の中で、 ずっーとただひたすらやり続けた人だった。
人一倍、大きな飛躍をする人には、 人一倍大きな、一般的にいうと、 《挫折、つらいこと》がきます。 そのときに、ぐずぐず 《不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句》… これらを《五戒》と言いますが…を 口にするかどうかを、 実は神さまから問われている。 ずいぶん、試されているな、 というのがわかります。
時計の振り子があります。 その振り子を9時の方向まで振りたいんです。 すると、神さまはどうするかというと、 この振り子を3時の方向に引っ張っていくんです。
ずっーと引っ張っていって、 3時のところで手を放すと、 この振り子は9時までいきます。
6時の位置にある振り子を5時のところまで 引っ張っていったら、7時のところまでしか いきません。 これが人間の苦労とか大変さとかを 呼んでいるものです。
実は、このことは 苦労とか大変さではなく、 そういうエネルギーをいただいた人、 すなわち、大きく引っ張られた人は、 その同じエネルギーをいただいた ということです。
(ここまで引用 63Pまで)
そして、著者の小林正観さんは、 苦しいとき、辛いとき、投げやりになりそうなとき、 「五戒」《不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句》を 言うか言わないかを、いつも神さまに問われている、 見られていると言います。 そして、言わずにがんばっている人を、 必ず見守ってくれて、助けてくれると。
大きなことを為す人や、大きく成功する人、 神さまから課題を与えられた人には、 大きな試練とか苦労や辛さが与えられるんだなぁ、 それを、失敗と見るか、神さまからの課題と思うか、 そんな考え方ひとつ気持ちの持ちようで、 それらを乗り越えていけるか、いけないかの 差になってくるのだろうなあと、思いました。
また、人生、何が幸いするか、わからないものなのだから、 何があっても、投げやりになってはいけないとも思ったのでした。
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2010年09月12日(日) |
■『この世に“雑用”という仕事はない』というお話 |
今日は、久しぶりに、本からのお話紹介です。 このところ、いい本に出合うことが多く (私にとっては、とても嬉しいことです) 紹介したい本と話が、いっぱいあるのですが、 今日と明日は、こちらの本からお話紹介です。
「この世の悩みがゼロになる」 小林正観著
先週、「ことば探し」でも、 この本からのことばを紹介しましたが、 気づきのある、いい本だと思います。
(ここから引用 47P〜)
『この世に“雑用”という仕事はない』
友人に「マスト」君と「としこ」さんがいるとしましょう。
マスト君は、いつも 「ねばならない」と考えながら生きています。 「ねばならない」ものをたくさん背負って 生きている人。 “must”と書くことにしましょう。
としこさんは、 「と・とらわれない」「し・しばられない」 「こ・こだわらない」をモットーに 生きています。 俗な言葉で言うと、「ノーテンキ」、 難しく言うと「執着していない」ということ。
「マスト」君とはちょっと距離をおいて付き合って いくことにし、「としこ」さんとは、仲良く 付き合っていくことにしたらどうでしょう。 この話をすると、
「でも、毎日やらなくてはいけないこと、 例えば炊事、洗濯、掃除、子どもの 世話など、私の一日は、『ねばならない』 ことのかたまりです。 “must”で毎日追われているのに、 “must”から離れるなんて、 どうすればできるんですか?」 「妻子のためにイヤな仕事を 毎日我慢しながらしている。 仕事そのものが“must”ではないか」
と聞かれることがあります。 その答えとして、 渡辺和子さんの話をせねばなりません。
渡辺和子さんは、2.26事件で 暗殺された教育総監、渡辺錠太郎氏の娘です。 9歳のとき目の前で父が殺されたそうです。 20代後半になってアメリカの修道会に入り、 10年ほどして日本に帰りました。 岡山の「ノートルダム清心女子大学」の学長や、 理事長を歴任されています。 多くのすばらしい本もお書きになっています。
渡辺和子さんがその修道会にいたときのこと。 食事の準備で食卓にお皿を配っていたとき、 渡辺和子さんに、あるシスターが寄ってきて、 こう尋ねたそうです。
「渡辺さん、あなたは今、 なにを考えながら、 お皿を配っていますか?」 渡辺さんは、とまいどつつ、 「いえ、何も考えていません」」 と答えました。
そのとき、シスターは、
「渡辺さん、 あなたは時間を無断しています。 なぜ、このお皿を使う人の幸せを 祈りながら配らないのですか? この世に“雑用”という仕事は ないのですよ」
と教えてくれたというのです。 よく考えてみましょう。 炊事も洗濯も掃除も、また子どもの世話も 会社の仕事も“must”です。 しかし、そこに
「この食事をする人が 元気になってくれるように。 この服を着る人が 幸せになってくれるように。 この廊下を歩く人が、 笑顔で過ごせるように。 この仕事に関わる人が みな幸せになってくれるように」 と、念をこめたら、それは単なる “雑用"でもなく、単なる作業でも 単なる仕事でもないでしょう。(略)
そのように考えていくと、“must”が 本当に存在するのか、という疑問が生じませんか? 「元気」や「幸せ」を祈る、 念を込める手段として日常のすべて存在している…
宿泊業の人にこの話をしたところ、大半の人が、 「宿泊業とはすばらしい仕事だったんですね」 と言いました。
食事をつくり、風呂をわかし、 部屋や廊下を掃除し、それらすべての作業が 「泊りに来てくれる人の幸せを祈れることだった」 ことに気がついたというのです。 もちろん、どんな仕事にも職業にも同じことが言えます。
“must”と思っていたことでも、 実は 「超能力的な“念"を実験できる 一つひとつの「現場」 であったことに気がつくと、むしろ、 「もっとそういう時間や場所がほしい」 と思えるのではありませんか。
そして、それは必ず、「実績」だけで終ることなく、 目に見えるかたちで現れてきます。 そうなればもう、念ずるのが楽しくして仕方がない。 “must”だったことが喜びや楽しみになるのです。
(ここまで引用 50Pまで)
“must”くんにとらわれて、 「あれもこれも、せねばならない」と思ってしまうと、 こんなことを、なぜ、私がやらなくてはならないのだ、 毎日毎日、同じ繰り返しでいやだいやだと、 と、思えてきて、本当にイヤになってしまいます。
でも、自分の“念"を磨く修行の場として、あるいは、 自分の“愛"を届けることとしてやっていると思えば、 ちょっとは違う気持ちになってやれるように思えます。 どうでしょうか?
例えば、“念"や“愛"でなくても、 違う本に書いてあったイヤな仕事だったけれど、 トップセールスマンになった人の言葉として、 こんなことが書かれてました。
「カルデンボーン(自分の名前)、こいつを やらなくては食ってはいけないのだそ。 やらなくてはならない以上、ひとつ愉快に やろうじゃないか。 自分が役者になって、舞台にあがり、 フットライトを浴びてると思って、 やってやろう」
同じ、“must”や「ねばならない」でも、 自分の気持ちの持ちようで、楽しんでやることも できるということだと思います。
生活していれば、自分にとっては、イヤなこと 「せねばならない」は、確かにたくさんあります。 だからこそ、“雑用"と思わず、それを、 意味あることとして、やっていきたいと思います。 楽しんでやる方法を見つけ出しもしながら。
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