まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2010年12月05日(日) ■紅葉の旅…不思議な驚きの滝で見たものは…

今日も、紅葉の旅のつづきです。
今日は、りんご園と不思議に思ったお話です。



紅葉の美しい「永源寺」を後にして、今度は、
りんご狩りが出来る「りんご園」に向うことにした。
大子町周辺には、リンゴ園がたくさんあるのだった。
私は、



「「よかっぺりんご園」が
 よかっぺ」




などと、ネーミングに引かれて主張し、
(その他、「いちろうりんご園」
 などもあり、やや引かれた)
よかっぺりんご園に行ってみたら、
残念ながら…



「今日は、みんなでりんごもぎを
 しているのでお休み」




などと、言われてしまった。なんでも、
今日は、園をあげてりんごもいでいるらしかった。
私たちにとっては、全然よかっぺではなかった。

そんなわけで、よかっぺりんご園は諦めて、
大手のりんご園に向った。
着いたりんご園は、



「わたしの里
姫が滝りんご園」




というところで、
広々としたりんご園が広がっていた。











車を降りて、りんご狩りのことを聞くと、



「大人は一人300円。
 りんご園の中では、いくらりんごを
 食べてもいいけれど、持ち帰りは、
 1キロ500円になります」




ということだった。
私たちは、それほどりんごが試食が
できるとも思えなかったので、
りんご狩りはせず、りんごを買うことにした。
すると、りんご園の方が、



「とりあえず、
 試食してみて」




と言って、素朴な感じで、
りんごを持ってきてくれた。
ほら、こんな。








りんごをむいて食べたら、
とてもおいしくて、
「おいしいね〜」
と言いつつ、分け合って食べていた。



すると、そこに突然、
りんご園の方が駆けてきて、





「今、虹が見えるよ〜
 見に行った方がいいよ〜」





と、私たちに言うのだった。
すると、茨城県在住のけいちゃんが、
いきなり立ち上がり、




「虹、だって!
 いこ、いこっ」





と、私たちをせき立てた。
一瞬、何のことと思ったけど、とりあえず、
けいちゃんの後について「姫が滝りんご園」の
脇道を通って、裏の方に出ているらしい、
虹を見に行った。




いったい、
どんな虹があるのか?
それは、どんな虹?





不思議な気持ちをもちつつ、
大急ぎで5分もかからないくらいの道を
(足場は悪かったけど)
とっとと急いで駆けて行くと…




そこには、
小さな滝があり、
確かに、確かに、
小さな虹がかかっていた。
ほら。












わかりますか?
真ん中のあたり。



「わぁ〜ホントだ、
 虹だ、虹だ〜!」




と、喜んだ。
虹は、かなりくっきりと見え、
アーチもはっきりしていて美しかった。
虹は、しばらくするとすっと消えた。
落ち着いてから聞くと、ここは、




裏からも滝がみえる
裏見の滝で、
「月待ち滝」
という滝であることが
わかった。









この「月待ち滝」は、
高さ15m、幅10mで、滝の裏の岩盤が
大きくけずられているため、
滝の裏側に入りこむことが出来、
裏から滝を見ることが出来るということだった。

そして、「姫が滝りんご園」の裏側にある
不思議な滝ではなくて、ちゃんとした、
有名な滝であることも分かったのだった。

そこで、私たちも、
裏から見てみることにした。
これが滝の裏側。








すると、ラッキーなことに、
またまた虹が出来て、
裏側から虹を見ることができた。




「わぁ〜、また虹が出たよ、
 嬉しいね〜
 虹の内側に入った気分だね、
 なんかお願いしよっと」





と、大急ぎでとりあえずのお願いをした。
そうこうしている間に、虹は消えて、
写真はうまく撮れなかったので残念だった。

でも、滝の裏側でも虹を見て、
マイナスイオンをたっぷりあびて、
すっきりした気分を味わったのでした。



あとで、調べてみると、
この裏見の滝こと「月待ち滝」は、
地元の女性たちが二十三夜の月の出を
待って安産を祈願したところから、
命名された、とか。




安産のお願いがよかったんだね、
って、もうとっくに必要ないけど…
ともかく、私たちは、
虹と裏見の滝を楽しんだ。

もし、よかっぺりんご園がやっていたら、
虹が見れなかったかもしれないから、
こっちの方に来て、
「よかっぺ、だったね」
などと、心でひそかに思った。


そして、この場所には、
さらなるよかっぺのお楽しみがあったのでした。
この続きは、また明日書きますね。





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2010年12月02日(木) ■紅葉の旅…美しいお寺は今が盛りでした。

今日も、紅葉の旅のつづきです。


私たちは、
袋田の滝のトンネルを出て吊橋に向った。
ほら、こんな吊橋だった。

(左上にみえるのが3段目がみえる「観瀑台」)








この吊橋は、ぐらぐらして不安定で、
平気でどんどん渡っている方もいたけど、
私はこの揺れには弱いので、てすりにつかまり
脇目もふらずにとっとと渡った。
だって、本当に揺れて怖かったもん。

この吊橋を渡り、今度はこんな細い山道を通り、
森林の空気フィトンチッドをいっぱいに吸いながら、
先のお土産屋通りに戻ったのだった。








再び、お土産屋通りを歩いていると、
いーちゃんが、



「奥久慈しゃもつくね串が、
 どうしても食べてみたかったの。
 どんなのかしら、
 買ってみるわ」




と言い、そのつくね(250円)を
ついに買って、あつあつをパクンと食べた。
それがこれ。
ちくわみたいだけど、つくね、
食べかけ。








「あ、おいしいわ〜」
「どれどれ、あ、ホントだ。
 歯ごたえあるね」




このつくねは、奥久慈大子町の大自然の中、
穀物や青菜などを与えられ、充分な運動をしつつ
悠々と育った鶏で肉がしまっているらしかった。
けいちゃんも味見していた。

私は…まだ、お腹がいっぱいで、
(朝、パンを6つも食べてしまい…)
とても食べる気にならなかったけど、
後で、ちょっと気になった。

そして、つくねも食べ終え、
少しばかりお土産なども買い、
私たちは、袋田の滝を後にし、
今度は、大子町(だいご)に向った。
私は、タレントのダイゴ君がお気に入りなので、



「ふふ、ダイゴだって〜
 いいよね、自然体でかわいくて」
「あ、そのダイゴでないよ〜
 大子ね」




などと言われつつ、
今度は、大子町の紅葉で有名な、
お寺に向うことにした。




すると、そこには、
あっと驚くような、
紅葉風景があったのでした。
まるで、京都のお寺のような。





参道を登ると、
キレイに色づいた紅葉が
いっぱいに広がっていた。








参道の紅葉は、本当に本当に、
幻想的に美しかったです。









「真っ赤だね〜
 ちょうど今が盛りで、
 散り初めてきたね〜」




足元をみると、
真っ赤なのだった。








この赤い道を歩きつつ、
本堂に向うと、お寺の門があった。








このお寺は、紅葉寺としても有名な、
曹洞宗「永源寺」で、本尊は釈迦如来。
七福神で紅一点の弁財天がまつられて
いるというお寺であった。




庭も整備され、明るくて、
きれいなお寺だった。








それに、紅葉だけでなくて、
こんな石仏もあちこちに置いてあった。












「このお寺は、仲良しさん、
 なんだね〜」





と思ったのだけど、どうやら、
ご縁(男女、親子、友人など)を
大切にしているお寺らしかった。





それと、足元に、がんばっている、
小さなお賽銭地蔵様なども置かれていて、
もちろん、「ご苦労さまです」
と挨拶し、お賽銭してきた。








この「永源寺」から、
大子町が一望できた。
美しい眺めだった。









「永源寺」の紅葉をうっとり楽しみ、
自然体のダイゴ町を楽しみ、満足して、
今度は、不思議な所に向ったのでした。

この続きは、お休みをはさんで書きますね。
どぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>





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2010年12月01日(水) ■■紅葉の旅…袋田の滝、迫力ありました。

今日も、紅葉の旅のつづきです。


私たちは、お土産通りを通り過ぎて、
坂道を上がり、「袋田の滝」の入り口に向った。
(黄色の○のあたり)








この「袋田の滝」は、



「日本三名瀑のひとつに数えられる、
 高さ120m・幅73mの滝。
 滝川が岩肌を四段に流れることから、
 別名「四度の滝」とも呼ばれ、
 その昔、西行法師が訪れた際、
 「四季に一度ずつ来てみなければ
  本当の良さはわからない」と
 絶賛したことからとも言われます。
 大子町の代名詞ともいえる、
 メインスポット」

(※西行のことばが絶賛なのか?
  と疑問に思うのは私だけかな)



だというものだそうだ。
(パンフレットから一部抜粋)
ワクワクしながら入り口に着くと、
入場料300円が必要だとわかった。

「滝を見るのに、入場料がいるの?」
と思ったら、この滝を見るのに、
こんなトンネルの中(5分ほど)を通り、
滝がよく見える「観瀑台」に
いかねばならないのだった。
(すいません、ぼけぼけで…)









そして、
最初の「観瀑台」に着くと…
こんなふうに滝が一面に見えた。













「うわぁ〜すごいね〜
 すごい迫力だね〜」





と、本当に驚いた。
堂々たる滝がすぐ目の前に見えて、
それが、美しくもあった。
仮に西行が絶賛しなくても、
間違いなく迫力ある美しい滝だった。

写真を撮り、てすりにつかまり、
うっとりと滝を見つめていると、
けいちゃんがこう教えてくれた。



「冬になると、滝が凍って、
 ロッククライミングもできるのよ。
 あとね、最近、
 大沢たかお主演の「桜田門外ノ変」の
 映画撮影にも使われたのよ」
 




滝の下で撮影が行われたらしい。
ちなみに、滝を下の方から見るとこんな感じ。
(左上に見えるのが「観瀑台」)
このどこかで、撮影が行われたらしい。








滝の下の方を見ていると、
けいちゃんが今度はこう言った。



「滝の最上段が見えるように、
 もっと上に「観瀑台」が
 ちょっと前にできたのよ、いこ」




この「観瀑台」からは、3段目の滝が
見えるけど、最上段の滝は見えない、
そこで、その上に最上段の滝が見える、
「観瀑台」を最近つくったということだった。

そこで、再びトンネルを歩いていくと、
なにやら、人の列が長く出来ていた。



「なあに?」
「あのね、エレベーターで行くのよ。
 私も初めてなの」
「楽しみだね〜」




そこで、私たちも列の後ろに並び、
エレベーターに乗って、最上段がみえる、
「観瀑台」にいってみることにした。
(休日は、ものすごく混むとのこと)



また、さっきみたいに、
目の前に最上段が見えるのかと思い、
うんと期待しつつ。




15分くらい待ち、エレベーターに乗ると、
ぐんぐん、上にあがり(40メートルほど)
最上段が見える「観瀑台」に着いた。



どれどれ、
どんな〜




と、期待いっぱいで
エレベーターを降りると…



「えっ…
 滝見えないけど…、
 どこどこ」




とあわてた。
もちろん、よく見たら滝はあったのだけど、
さっきのすぐ近くの迫力と違って、
滝との距離がかなりあり、滝は、
小さくしか見えないのだった。

期待いっぱいなだけに、ややがっくり。
周りの人も、
「あれ、滝、小さいね、
 さっきの方が迫力あるね」
と、いっていたもん。




とはいえ、
滝の最上段は見えたし、
その周りの景色は
とても美しかった。
これが滝の最上段。

(この写真は、望遠で撮ったもの)








しばらくこの景色を眺めて、
また、エレベーターに乗り下に降りた。
(階段はなく、エレベーターのみ)
途中で、また、最初の「観瀑台」に寄り、




「やっぱり、すごいね〜、
 迫力あるわ〜」





と、感嘆した。
そして、けいちゃんが、



「今度は、あの吊橋を渡るわよ」



という吊橋を見た。
滝の下の方に、吊橋が見えた。
次は、この吊橋を渡るらしい。








私たちは、またトンネルを歩き、
吊橋に向った。



この吊橋…
怖かったですよ〜




この続きはまた明日書きますね。

袋田の滝については、こちらのサイトで、
動く映像が見られますので見てみてください。
きれいですよ〜(下の方です)
「袋田の滝」

また、最上段が見られる
エレベーター付き「新観瀑台」は、
2008年に出来て、建設費は
約5億2000万円。
でも、竜神峡のように補助金ではなく、
すべて利用料収入から建設したということです。





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2010年11月30日(火) ■紅葉の旅…袋田のお土産通りはこんなでした〜

今日も、紅葉の旅のつづきです。


私たちは、朝の散歩を終えて、
ホテルに戻った。そして、



「朝は外から丸見えになるけど、
 でも…やっぱりすだれは邪魔」




と話しつつ、まったりと、
朝の渓流露天風呂に入った。

お風呂から上がると、ちょうどいいくらいに
お腹もすいて、いよいよ楽しみな朝食を
とることにした。
これが私の朝食。








パンは、焼きたて。
和洋のバイキング。

焼きたてパンは、ホテル名物で、
人気があるということだった。
スタッフが、常時せっせと焼いていて、
小ぶりなクロワッサンとアップルパイなど、
本当においしかった。
で、ほぼ完食。




私は、パンを6つも食べてしまって、
朝からお腹いっぱい。
さらに、余ったパンを持ち帰りしてしまった。
本当に、おいしかったです〜



さて、いよいよホテルを後にして、
この旅の本命である「袋田の滝」に
向うことにした。




といっても、袋田の滝は、
このホテルから、車でゆっくり10分ほど、
歩いても20分くらいで行ける距離。

そこで、私は、袋田の滝まで、
ぶらぶらと歩いて行ってみることにした。
後の2人は車で。
こんな気持ちいい道の先に袋田がある。








まわりの風景を楽しみながら歩いていると、
興味深いものがあったりして、
そのたびにいちいち立ち止まった。
こういう立ち止まりが楽しいんだな。



ほら、こんな大きな
元祖そばの看板。









おじさんとおばさんの大きな写真があり、
この前で写真を撮っていると、
この写真のおばさんかどうかはわからないおばさんが、
手を振って手招きし、大きな声で、



「うちのそば、食べてって〜
 うんめよ〜」

(確か、こんないい方でした)



と声をかけてくれた。
私は、ホテルのパンを6つも食べて
お腹いっぱいだったので、



「パン食べて来たばかりなの〜」
「んじゃ、袋田からの帰り、
 食べてって、うんめがら〜」




と誘いを受けたりした。
私は、一応うんと首を縦にふり、
「はーい」などと返事をした。

その間中、このおばさんをじっと見たけど、
この写真のおばさんかどうかは、
どうしても、わからなかった。



それから、
こんな駐車場も見つけた。
この「手造りさしみこんにゃく」の
製造販の売駐車場は…









ほら、こんなに広い庭なのだった。
まだ、車は止まっていなかったけど、
広い庭を開放しているんだね。
羨ましいね。









その他、いろいろなことが気になったけど、
「あまり、もたもたしないでね」
と釘を刺されていたので、
先をいそぐことにした。




そして、
ついに袋田の滝の入り口にある、
お土産屋通りに到着。
こんな感じに、にぎやかだった。









そこで、友人2人と合流。
袋田の滝に向う前に、
この楽しげなお土産屋通りを
一通り見てみることにした。
いろんなものありましたよ〜



例えば、
これは、この辺りの名物の
さしみこんにゃく。
5色の色があって、
何の色だと思いますか?
結構意外なものでしたよ〜









緑色は、クレソン
黄色は、ゆず
白色は、山ふぐ
赤色は、唐がらし
黒色は、ひじき




この5色セットで500円
ばら売りしてくれるかどうかは未確認。
山ふぐは、普通のこんにゃくで、
歯ごたえがふぐのようだから、山ふぐって、
いうらしいです。



また、お腹いっぱいでなければ、
相当食べたくなる、
こんな焼き物たちも…









ちなみに、お値段は、
天然あゆの塩焼き     400円
串だんご(鶏のつくね)  250円
ソバだんご   300円
里芋こんにゃく串  250円





その他にも、
天狗やお面やなんだかあやしいものを
並べているお店もあった。
意外に人気だった。









こんなお土産屋通りを通り過ぎて、
この先にある袋田の滝に
いよいよ向うことにした。



どんな滝なのか…
ワクワクしながら進むと、
本当にすごい迫力ある滝が
あったのでした。




この続きは明日書きますね〜





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2010年11月29日(月) ■紅葉の旅…大子町で見つけたものたち

今日も、ホテル中心の紅葉の旅の話です。


次の日、朝の散歩をしたんですね〜
早起きのけいちゃんが、
まだ布団の中でグズグズしている私に、



「ねえ、起きて、
 散歩行こうよ〜
 いい天気だよ〜」




と、言うので(私は朝が弱い)、
もそもそ起きて、身繕いをして、
ホテルの近辺を散歩してみることにした。
6時15分頃だった。



するとね、
いろんなもの見つけましたよ〜
やっぱり、歩いてみるものですね。




まず、ホテルを出て、
外側からホテルを見てみると、
大きなホテルであることと、
昨日入った美人になる渓流露天風呂が、
黄色の○のところであることがわかった。








「あっ、やっぱりあそこだと、
 朝だと見えるかもね〜
 だからすだれが必要なんだね。
 朝だとまずいね〜
 いくら私たちが美人だといってもね」




などと言い合った。
やっぱりすだれがないと、
朝だと、丸見えだった。

ホテルの横の道をぶらぶら歩いてみると、
私たち以外に人も車もいなかった。
でも、山並みが朝日に映えて美しかった。








すがすがしい、
その町の中を歩いていくと、
こんなものを見つけた。








「あ、ねえ、けいちゃん、
 パンダがひっくり返って、
 サッカーボール持ってる…
 大子町って、パンダとサッカーに
 何か関係あるの?」
「うーん、
 わからないわぁ」




茨城に住んでいるけいちゃんも、
わからなかった。
帰ってきてから、調べてみると、



「大子町には、個人所有の
 ジャイアントパンダの剥製
 (美美…成年前メス)がある。
 日本には剥製は8体しかない」




なぜかはともかく、パンダの剥製を
持っている方がいるのだった。
サッカーとの関連はわからなかったけど。

そんなやや忘れかけられたような、
寂しげなパンダサッカーを過ぎて、
今度は、山の方の道に入っていき、
振り返ってみると、こんな、
風景がみえた。








なんだか…いいね。
原風景って感じで、
懐かしい気がするね。
いいね、いいね。




と、じ〜んときて、
しばらく立ち止まった。
すると、けいちゃんが、



「大子町は、古い小学校とかあって、
 昭和時代の映画などの撮影に
 使われてるのよ。
 古い家なんか多くあるのよ」




と、教えてくれた。
後で調べてみたら、この大子町は、



「日本一の田舎暮らしのまちを目指していて、
 300坪タダで貸してくれる、
 山田ふるさと農園事業をやっていて、
 田舎暮らしを応援する町」




という町であることもわかった。
ともかく、風景は美しかった。
(詳細は→「大子町ホームページ」

この道を上がっていくと、
今度は、お宅の門のところに、
立派なカエルを見つけた。
いつもの癖で、どうしても、
こんなモノが気にかかるのだった。











「でかでかお帰りカエルだね、
 こうして、毎日、家の人が帰って
 来るのを待っているんだね」




と、思い、いつものように、
カエルをポンポンして
「毎日、ご苦労さま」
と、声をかけたのだった。

さらに歩いていくと、水が澄んで
きれいな川があり清らかだった。








「本当に、水がきれいだね、
 透明だね〜」




と、感心したのだった。
その川の横の道をどんどん歩いていくと、
今度は、こんな小屋を見つけた。








近づいてみると、
「分別収集ステーション」
だとわかった。









私には、どうみても、
「ステーション」でなく、
小屋にしか見えなかったけど。

さらにその道を歩いていくと、
大きな通りに通じていて、
私たちはホテルに戻ることができた。



やっぱり、早起きして、
散歩してよかったぁ〜
と、思ったのでした。




明日も、この続きになります。
どぞ、よろしくです。





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2010年11月28日(日) ■紅葉の旅…ホテル「思い出浪漫館」へ

今日は、宿泊したホテルの話です。

私たちは、33億円の竜神大吊橋を後にして、
一路、久慈郡大子(だいご)町袋田に向った。
距離にして20キロほど。
この日は、袋田の「思い出浪漫館」という
ホテルに宿泊することになっていた。



夕方近くになっていたけれど、
道々の山並みの風景が美しかった。









着いたのは、すでに夕方。
こんなホテル。








中に入ってみると、こんな感じ
「思い出浪漫館」という名前の通り、
大正ロマンを感じさせるようなつくりで、
あたたかい感じのするホテルだった。








しばらく前に、このような雰囲気のホテルに、
改装したということだった。
(詳細は→「思い出浪漫館」



チェックインしてお部屋に入ってみると、
こんな風景がいっぱいにひろがっていた。









「うわぁ〜絵のようだね」
「本当だぁ、1枚の絵のようだね〜」
「窓いっぱいに絵だね〜」




と、感動し、しばしこの景色をながめつつ、
一休みして、いよいよお楽しみの露天風呂に
行ってみることにした。



このホテルの露天風呂は、
茨城県では珍しい自噴温泉の源泉。
そして、
「アルカリ性単純泉の泉質は湯上りに
 肌がスベスベになり、別名「美人の湯」
 体がぽかぽかと温まる」




という温泉ということだったので、
部屋から、少し距離があったけれど、
ホテルの雰囲気を楽しみつつ、ワクワクと向う。
すると、こんな脱衣所があった。








いよいよ入ってみると、
こんな感じの露天風呂だった。









少しわかりづらいけれど、
すだれの手前が露天風呂でその先に渓流があり、
渓流より少し高いところにお風呂があった。

すだれは、目隠し用にかかっているので、
渓流は、すだれの下の方30センチくらいからしか
見えなくて、やや残念だった。
そのすだれの下から3人で渓流をながめながら、



「見られてもいいから、
 すだれがないといいね〜」




などと、話しあった。
だって、せっかくの渓流がよく見えないもん。
秋の渓流の眺めの方が大事。

この露天風呂には、こんなふうに、
この辺り特産のリンゴが浮かんでいて、
源泉の温度は40〜41度くらいで、
ちょうどいい温度だった。








この露天でゆったりして、
すっかり美人になったところで、
次のお楽しみの夕食。
席に着くと、このようなセットがあった。









あ、もちろん、
これだけではないですよぉ〜
このほか、

 ○奥久慈しゃもなべやお刺身
 ○食べ放題の揚げたて天ぷらと、
  同じく食べ放題のホテルの名物
 「地元産野菜たっぷり入った水団入りの
  「奥久慈しゃもの法度汁」
 ○デザート


などもありましたよ〜
私たちは、食事を楽しみつつ、
解禁になったばかりのボジョレーヌーボーや
ビールを飲み食事を楽しんだ。

そして、寝る前に、今度は、
24時間入れるという露天でない方の、
大きなお風呂に入り、まったりゆっくりしたのでした。


明日も、またこの続きです。
どぞ、よろしくです。





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2010年11月25日(木) ■紅葉の旅…約33億円の「竜神大吊橋」を渡る

《お知らせ》
29日のUP少〜し遅れます。
どぞ、よろしくです。 <(_ _)>




今日も、紅葉の旅のお話です。


さて、私たちは、橋渡料金の300円も払い、
いよいよこの「竜神大吊橋」を渡ってみることにした。




「さ、渡るよ〜」
「おっーー」





と、元気に渡り始める。
吊橋は、とても気持ちよく、
すばらしく美しい形の吊橋だった。
多くの人が渡っていて、みな楽しそうだった。








ちなみに、この吊橋は、
一度に3500人が渡っても大丈夫なよう、
多くの工夫がされているそうです。

(そんなにいなかったけどね)



渡っているときに、けいちゃんが
こんなことを教えてくれた。



「橋の途中に、何カ所か、
 下が見える窓があるのよ。
 ほら、これよ、見てみて」
「どれどれ〜」




と、橋の途中にあるガラス張りの窓を
指さしたので、見てみたけど、
その窓は、傷がついていて、やや汚れもあり、
よく下が見えないのだった。
残念だね〜

その代り、橋の欄干から、
下の風景を撮ってみた。
それが、これ。
これは、竜神峡の流れ。








実は、この「竜神大吊橋」は、
竜神ダムに上にかかっていて、
竜神ダムが見えたのだけど、写真なし。
ちゃんと写真を撮ったつもりが、なぜか、
手ぶれでよれよれの動画で撮れていたんですもん。
(デジカメのスイッチを間違えたらしい…(泣))

そんな失敗はさておき、写真を撮りつつ、
吊橋をどんどん渡っていくと吊橋の終りがみえた。





(サイドに見える吊橋の主柱は、
 竜をかたちどっているそうです)



その終点の正面には、
大きな竜のイラストと
カリヨン(鐘つき堂)があった。





帰ってきてから調べてみたら、
このカリヨンには、こんな効用があり、
人気らしかった。



「「木精の鐘」(もりのかね)という
 カリヨン施設があり、愛・希望・幸福の
 3種類の澄んだ音色が竜神峡にこだまします。
 (そういえば、時々鐘の音が響いていました)
 愛の鐘は2人でボタンを押さないと
 鳴らないため、カップルに人気があります。
 ここの愛の鐘を鳴らすと幸福になるとか・・
 恋人同士に限りません、ご夫婦や親子、
 お友達同士でぜひ愛の鐘をならして
 みてください」




しまった、知っていたら、
鳴らしてくるんだった、と、
後悔したのだけど、後の祭り。



また、なぜ、竜のイラストかというと、
この辺りには、昔、竜が住んでいたという
伝説があるからなのだとか。
確かに竜がいてもいいような、
雰囲気があった。




さて、吊橋の終点には、展望台などもあり、
多くの人が周りの風景を眺めていた。
こんな風景で、山並みが美しかった。









この展望台から、
ハイキングコースがあるようだった。








このハイキングコースは、
こんな感じでダムの下まで降り、
ダムの周りを回れるコースで、
今は、紅葉に囲まれて美しかった。








「わぁ〜キレイね〜
 下まで行ってみたいわ〜」
と、私が言ったら、
「ホテルに行く時間もあるし、
 あまり、下まで降りちゃダメよ。
 すぐに戻ってきてね」




と、ダメだしされたので、
少しだけ降りてみることにした。
ああ、ハイキングしたいなぁ…と思いつつ。

ハイキングから戻ってきたご夫婦に声をかけて、
下の方はどうだったか聞いてみたら、



「とてもキレイでしたよ〜
 ただ、昨日雨だったから、
 足場が悪いから、ちょっと注意ですね」




と教えてくれた。
やっぱりキレイなのか、行きたいな、
と思ったけど、諦めた。
そして、再び吊橋を渡り元の広場へ戻った。


さて、この「竜神大吊橋」、
私は、大いに気に入ったのだけど、
帰ってきてから調べてみたら、



約33億円かけて建造されたけど、
(ふるさと創生事業の一つとして)
交通用の通路としての機能がなく
観光での用途だけで、しかも、
年間を通じての利用者数が想定に
及ばなかったこともあり、
地元民から税金の浪費であるとの批判があり、
しばしばメディアなどによる糾弾の対象と、
なることもある吊橋であるらしかった。




というところであることも
わかったのでした。
いろいろとあるんだね〜

竜神峡についての詳細は↓
美しい姿が見れますよ〜「竜神峡」

おやすみをはさんで、
竜神峡の先について書きますね〜




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《旅に行きたいですね〜》