* たいよう暦*
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ずーっと扁桃腺は私にはひとつしかないんだ、って思っていた小学校の頃。 私はノドが弱くて、よく風邪をひいた。 「私は扁桃腺がひとつしかないから、仕方ないんだ」 なんて、ずーっと思っていた。 そのノドの弱かった頃、よくもらった薬は「咳止めシロップ」。 あまーくて、ほろにがーくて、チョコレートみたいな味がした茶色のシロップは、そのへんのおやつよりおいしく感じて「もっと」と言って叱られたこともある。
「扁桃腺左」じゃなくて、ほんとは「扁桃腺肥大」が正しい(!)と知った時ぐらいには、ずいぶんノドも強くなり、寝込むほどの風邪をひく数は随分へった。むろん、薬を飲む機会もがくんと減った。
今日は、ごほごほ咳き込みながら、何年ぶりかで咳止めシロップを飲みました。 咳止めシロップ。 やっぱり・・・いくつになっても、おいしいな。 あまい。
かんでも、かんでも、かんでも出てくる鼻水ってものは、どこで製造されんのやろ? どこから、やってくるんやろ? こんだけ鼻かんどったら、脳みそまで出てしまわへんかなぁ・・・?
なんてばかなことを考えながら、一日中鼻をかんでいました。
赤鼻の、たいよう。
夏の暑い一日を、外で過ごしたのにやられたのか、 初めての体験の興奮か、 日頃やり慣れない体を動かす、ということにまいったのか、
今日は、風邪気味。 おもいきり、よれよれ。
あ〜今日は一日、体力回復につとめます。 ごほごほ。
2004年07月18日(日) |
天神祭奉納 ドラゴンボートレース |
ドラゴンボートレースとは、20名の漕ぎ手と1名の舵取り、それに1人の太鼓手(ドラマー)の合計22名が乗り組み、競争するレースのこと。 細長い船で、20人が太鼓の音にあわせて一斉に漕ぎ、スピードを競う。 時々、海のお祭りのテレビニュースなどに、ちらっと映ることもあり、どんなものかは知っていている人も多いだろう。
海のスポーツ。 体力勝負の世界。
自分とは縁遠い世界だと思っていたけれど、なんと、縁あって「天神祭奉納ドラゴンボートレースに出ない?」と友人に誘ってもらって、この日の大会に参加することになりました。
これが。想像以上にオモシロイ。
一口に「ボートを20人で漕いでスピードを競う」といっても、パワーだけではイケナイ。 漕ぎ手全員の息があわないと、スピードが全然のらない。ただやみくもに体力を奪われて、疲れるだけだ。 ところが、集中してタイミングを合わせると、ボートはぐんぐん水をすべり、スピードが出て生き物のようになる。 ポイントは、20人の息がそろっているかどうかと、太鼓の音に集中できるかどうか。
なんだか、思っていたのと全然違うゾ。 心がけひとつで、思ってた以上に反応したり、思うようにならなかったり。 ただ、ボートを漕ぐっていうのとは、全然違う。 20人で漕ぎきらねばならないのだ。
練習一時間と、本番の2レース。 たった3回だけのドラゴンボート体験だったけれど、ただひとつのことに集中して、太鼓の音にあわせてオールを漕ぐ・・・というのは、想像以上に太古の血を騒がせられるものがあったし、初めてのことがおもしろかった。 集中力。 息をあわせる。 くやしい。
ひさびさに、この3つを体験した。
楽しかった、な。 くやしかった、けれど。 また、このくやしさを、はらしたいぞーっ。
誘ってくれて、どうも、ありがと。 おもしろかった一日でした。
明日に備えて、休養日。 よく寝て、よく食べて、体力つけておかなくっちゃ。
久しぶりに「女子登山部」のあつまり。 といっても、まだ一回しか活動していない「女子登山部」。 いつか全員で、活動をしたいものだ。 各自、上期の反省と、下期の予定を発表?をしました。
4人でテーブルを囲んで、わいわいごはんを食べて、わいわいしゃべって。
なんだか、この4人で集まるのは久しぶり。 そして、この4人で「わいわい」やるのが、楽しい。
わいわい。 わいわい。 あっという間に夜が更けていきました。 今度は、もっと夜更けまで、わいわいしたいな。 アルコール片手に・・・?!
今日は、中国楽器コンサートの第二夜。 今日のプログラムは、洋と中の出会いでした。 でも、どちらかというと洋よりで、そして、一般の人向けにわかりやすすぎる内容。
ま、これはこれでいいのだけれど。 きのうの「らしい音楽」をたっぷり聞いた後では、少々物足りなかった。 でも、ジャスピアノとチェロと二胡の協奏なんてのは、こういう機会でしか聞けないものだろうから、これはこれで、「あり」なのだろうなあ。
パーカッション奏者が、とっても楽しそうに演奏していたのが印象的。 リズム感に少々問題のある私としては、あの全てをリズムに変えるパーカッションというものが神業に見える。 生きるということは、全てリズムに置き換えられるものなのだなあとその人を見ていると思いました。 自分では、ムリだけれど・・・。
胡弓という楽器を意識したのは、高校2年生の夏だ。 真夏の京都に遊びに行った時、京極通りを歩いていると古い楽器やさんの前に「胡弓教えます」と看板が出ていた。 「わたし、胡弓ってひいてみたいなって思っててん」 友人はそういって、楽器やさんをのぞきこんだ。 その時に店先に飾られているのを見たのが、最初。 「いい音すんねんでぇ」 そう言っていた最近会うこともほとんどない彼女だけれど、あれから、胡弓はやっているのかな。
その胡弓のコンサートを聞きにいかない?と誘われて今日は、中国楽器のコンサートに行ってきた。 中国楽器・・・というと、少し前にはやった女子十二楽坊。 津軽三味線で、ロックを弾いたりする昨今だから、中国楽器で西洋音楽をやってもおかしくはないんだけれど、あの独特の響きと西洋音楽の融合が、とても新鮮だった。 でも、今日は、違う。 もっと、もっと、より「らしさ」の出たコンサート。
二胡というたった二弦だけの楽器。 その胡弓がメインで、小さな小さなホールで、10曲ほど「らしい」音楽を聞かせてくれるコンサートでした。 一番前の席に座ると、奏者の指使いや、顔の表情、息づかいまでがわかってしまうほどのホールで、最初はなんだかこちらが緊張してしまった。 でも、奏者が出てきて、弦をかまえて、一音目が響いた瞬間、あっという間に緊張はほどけた。 というか、忘れてしまった。 今まで聞いたどんな弦楽器よりも、素直な音が、ホール中を包み込む。 演奏とともに、奏者の背後に、大河が見えた。 悠々とした流れや、草のにおいや、風の音が聞こえてくるような気がした。
一瞬の間のあと、演奏を終えた奏者。 一瞬の間のあと、拍手が響いた。
みんな、一緒に同じところを、旅していたに違いない。 たった二本の弦に、ずいぶん遠くまで連れていってもらえるものだ。
その小さな楽器ひとつで、聴衆を惹き付けた奏者は、それから何度もいろんな場所へさらっていってくれた。 たった二時間。 でも、とってもいい時間でした。
家事疲れがどっと噴きだしたのか、一気に夏風邪モードです。
はなは詰まるし、のどは痛いし。
だるーい。 そして、しんどーい。 そして、この暑さに、なぁーんにもやる気がおこらなーい。
夏って、こんなに暑かったっけなあ?
いでででで。
いつもと、まったく違う筋肉を使ったきのう。 今日は、筋肉痛で、全身いたい! 特に背中!
でも、明日でなくて、よかった。 まだ、若い証拠だ?!
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