2006年11月11日(土)
|
レスリー・キーはホモか?
|
具合が悪いだとか何だとか言いながら、 水曜日のヨガと、土曜日の太極拳にはいそいそ(でもないけど)と行くのが自分でも不思議。
体を動かしたい欲求はあるらしい。
勢いついでに髪を切りに青山に。 PeopleTreeでカットソーも買いたかったし。 フェアトレードの思想に共鳴するか否か、もしくはこの団体の活動に賛同するか否かは好き好きだけれども、 オーガニックコットンの肌触りは一度試してみてほしい。
これに慣れてしまうと、他のものが着れません。 それほど皮膚に当たる感触が心地よく、さらに暖かく、とても神経がリラックスする。 保護されている感覚。
前に行った時には、2つ買ったのだけど、今回もついつい。 タンクトップも含めて3枚も買ってしまった。(←買いすぎ。でもヒスのカットソー一枚より安いよ。) 次に欲しいのは、パジャマかなー。
人と待ち合わせてブラジル料理でランチ。 その待ちの間に、表参道ヒルズに行き、写真家、レスリー・キーによる写真展 「Super Stars」@表参道ヒルズを見に行く。
まぁ時間もあるし、PeopleTree以外に特に目的地もないし、雨だからうろうろもしにくいし、 食事の前にカフェに入るのもなんだし。 1,500円は高いけどな・・・。 とか何とか思いつつ。行った。
不愉快だったのはヨン様FAN。 レスリー・キー本人も居たのだけれど、彼に対してヨン様の話しかしない。 この間チェジュに行っただの、ヨン様と握手した手だの何だのと追いすがってわめきたてる。
焼き殺してやりたい。
ヨン様が写っていれば、チンパンジーが撮った写メでもいいような輩に、いちいち相手になっている レスリー・キーが気の毒になる。まぁそういう商売なんだろうが。
まぁこちらにしても、別にレスリー・キーの写真技術や精神に引かれて来場したわけではないし、 そもそもチャリティイベントなんだから、ミーハー集めてなんぼではあるのだろうが。 それにしても、みっともない。 ヨン様に恨みはないが、その関心を1割でも自分の見た目と振る舞いに向けて欲しい。
ふぅ・・・・。それはそうと。
レスリー・キーはホモか? 彼の写真では、男性は非常に肉なのに、女性の質感はほとんどプラスチック。 ウェンツ瑛士の写真なんて、別にヌードでもヘアもろだしでもないけれど、この上なく隠微。 児童ポルノの商品カタログかと思った。
ないしはマゾ? 男女の絡み(展示されていたのは辛うじて布つき)の写真があったのだが、 『家畜人ヤプー』に連想一直線。
女性に対しては、生き物としてではなく、仮想現実か、剥製か、女神像として、フレームに収めていること、 その一方、男性の写真は、大体、体臭が立ち上りそうに肉感的だったこと、 この対比が予想外に面白かった。 行ってみるもんだな。
山本さんの写真は展示の扱い的にもかなり優遇されている。 だって、写真集にはオダギリジョーとか入っているのに展示されていないし、 山口智子とかは展示はされているけれど、キャプションなしだし、下段の展示だし。
宣伝で、「中田英寿、ペ・ヨンジュン、松任谷由実、山本耕史、チャン・ツィ・イー他」 と山本さんの名前が上がっていた時点で、 『なんか世界レベルの人の中で、一人だけちょっと違わない・・・?』という感想は上がっていたが。 ステージ宣伝というスポンサー筋の圧力にしては、あまり効果的とも思えないし、事務所が押せるはずもないし。 なんで?なんでだ?と、ずっと考えていた。
でも、写真を見た後だと、もしかして、とっても!もしかして、もちろん勝手な憶測だが、 わかるような気がする。
展示してある写真をばーっと見た時に、確かに異色ではあるのだ。山本さんの写真は。 レスリー・キーがその写真を気に入っているというのとは同義か否かは別問題として、 何か彼の中でひっかかりになったとしても、不思議ではない。
制約が強い広告写真は抜きにすると(例えば、TVドラマの宣材写真はポートレートの域を出ていない。) 先に言った様に、男性の場合は肉的に撮られている。
山本さんのHEDWIGは、役の扮装だというのもあるのかもしれないし、 また両性具有の役ということなのかもしれないが。
ギャランドゥちょい見せにもかかわらず、どっか彫像という作り物の雰囲気を併せ持っている。 HEDWIGも男性であり、女性性を持っている役だが、 レスリー・キーの写真分類の中でも、男性(=有機物)とも女性(=無機物)ともつかないものになっている。
これは、扮装の有無だけの問題ではない。 他にも何らかのコンセプトをまとった男性の写真はある。 でも、写されているのは、オブジェではなく、体熱が立ち上る体だ。
不思議だけど、展示作品と、おいてあった写真集をばーっとチェックした限りでは、 体をさらしているのに、妙に作り物っぽい男性は山本さんだけだ。
山本さんを撮った自分の写真を見て、レスリー・キーは自分が男性を撮る際の、 新しい可能性の光を垣間見たのではないか。
とか、思った。 思っただけだが。
2006年11月10日(金)
|
『tick,tick・・・BOOM!』の爆風の衝撃から、ようやくリカバリ。
|
2日連続で、一日寝倒してしまった。 本当にもう何なんでしょうね。
ようやく元気になった。 48時間のうち、40時間くらい寝ていたからな。 VersionUPした気はしないが、再生は完了した気分。
『tick,tick・・・BOOM!』の爆風の衝撃から、ようやくリカバリ。 長々しい感想はこちら。
『山本耕史とたどるモーツァルトへの旅』が総合TVで放映予定だとか。 と聞いた時に、あれ?と思った。
思い返した。 何日か前に、夢で見たんだった。 たまに見る夢で、視点が自分の目で活字を読んでいると言う夢、 つまり夢のスクリーンに活字しか映っていない夢がある。
夢の中で新聞のTV欄を見た。 『山本耕史とたどるモーツァルトへの旅』がTV欄で、NHK総合の欄に載っていた。
高城剛が本の中で、人間の情報のキャパは決まっている。 だから、何か、例えば公メディア、新聞とかTVとかを制限することで、第六感とかカンとかの、 比重を高くすることが出来ると書いていたが、それと同じかもしれない。
カンだったとして、だが。 単なる願望じゃんと、一般には言う。
2006年11月07日(火)
|
『tick,tick・・・BOOM!』@世田谷パブリックシアター 11/06
|
『tick,tick・・・BOOM!』@世田谷パブリックシアター。 見てきました。11/06日ソワレ。自分の中の楽。
感想は今まとめ中。 詳しくは後日。
いずれにしても溶けました。 31日よりもさらに3人のハーモニーは美しく、若干気になった山本さんの声の腰のひ弱さも、 11月6日には全く気にならなかった。 すごく力強い歌を聞かせてもらえました。 本当にありえないくらい、素敵な舞台でした。
その後、7日はぐだぐだに体調不良。 出なければいけない打ち合わせが終わったら、もう、席にいるのも辛くなってしまい、 結局16:00で力尽きて早退・・・・・。
多分、今週はもう壊滅だと思う。 風邪とか腹痛だとか、そういう何かの症状はもちろんあるのだけど、いわゆる感染症的な病気という感じではない。 背中におんぶおばけが乗っているような疲労感がある。 31日に見に行った時は、翌日午後出社だった。(それも仕方なく体を引きずっていったに過ぎない。)
とにかく、いくらでも寝られる。 寝ても寝ても足りない。 手足がぬいぐるみ。 OKが出たら、糸の切れたマリオネットのように何時でも崩れ落ちることが出来る状態。 エネルギーレベルゼロ。
舞台を見ると元気を貰うとか言うじゃない? 真逆だ。
思い返すと、大体今までの傾向でもそうだ。 映画では元気になることが多い。もちろん作品にもよるけれど。
舞台は半々。 何も変化がないか、衰弱するか。のいずれかであることが多い。 今回は今までで一番ひどい。(先日の『ペテン師と詐欺師』の時は、全然変化なかったけど。) バイタルが仮死状態。 かといって、吸い取られている気もしないし、あげていると思うほど僭越ではない。
原因として。 多分、感じすぎるんだろうと思う。 自分は、ハーモニーベルのヒッポウさんの話を聞く限りは、すごく波動、特に音の作る波には敏感であるらしい。 あと皮膚感覚とか。 だから、ナマの舞台を見てしまうと、全身が感受体となって、舞台に熱があればあるほど、響くものがあればあるほど、オーバーフローしてしまうようだ。
それに加えて今回は、集中しすぎたというのもある。 山本耕史さんが"命がけ"でやっている舞台には、自分でそう言うだけの熱量があって、ながら見とか、味わうとかそういう半端では対峙出来ない。 「受け取るにはそれにタメはる気合は必要でしょう。」とか、無意識にせよ思っているようだ。 そして自分のリミットを越える。 座ってみているだけなのにな。笑える。
もう一つは、作品『tick,tick・・・BOOM!』の持つ熱さ。 描かれている葛藤とか煩悶とか、それでも消えないというか、消すことさえ許されない、運命的に背負わされた希望とか、そういうものが台詞から、歌詞から、メロディからほとばしり出て、宇宙まで突き抜ける。
例えは悪いかもしれないが、 この舞台の観客席にいるっていうことは、ある意味爆心地にいるようなものかもしれない。 放射能を浴びて、体の細胞がずたずたになった気分。
細胞再生のために、眠いのだろうと思う。 単なるリカバリではなく、何か新しいもの、VersionUPしたものになっていたいと思う。 これだけ素敵なものを見たのだから。
しかし、やばい。 再来週は『RENT』じゃん。 2月3月にはヘドウィグもある・・・・。いちいち倒れてたら暮らせないのだが。
2006年11月05日(日)
|
『いやな事に対処する方法論』を検討する。
|
もちろん思い込みではあるのだけれど。 情報求むー!の看板を気持ちの中で頭上高く掲げると、引っかかってくるものがある。
今、掲げているのは、『どうすれば傷つかないでいられるか?』ということ。
人との関わりを一律OMITしているというのは、ハーモニーベルでもフラワーエッセンスでも指摘されて、 自覚もある。 何かのトラウマだと指摘されたが、心当たりも、 ある。2つある。
本人の記憶にはなく(=再生出来ず)、ぽつぽつと周りの人に聞いただけだが、 私には、3歳前後で親戚たらい回しのような状況になり、すっかり邪魔者扱いされ、 微妙に心を病んだ過去があるらしい。
2つ目。 そんなかんなで、物心ついた時には素直に大人に甘えることが出来ない子供であったが、 一応親しげに人に接しようと努力はしていた7歳の時。 義理の父親に「媚売ってるみたいでいやらしい。」と言われたことがある。 このシーンは今でもすごくクリアに覚えている。
多分、大きなトピックとしてはこの2つ。
で、人にはデフォルト関わりを持たないでやってきた。 最近、特に不自由もないが、飽きたので、ちょっと関わりを増やしてみようかと思った。 と、なって、考えなければならない問題が出てきた。 世間にドアを開くと、入ってくるのはいいことばかりじゃない。 いやな事に対して自分はどう対処すれば良いのだろうか?と。
まぁ、こうやっていちいち方法論考えることもそれはそれで悪癖ではあるのだけれど、 一度に全てを改善するのは無理だから、これはとりあえずほっておく。
『いやな事に対処する方法論として、自分はどれを採用して、これから人生渡っていくべきか?』
まず、一般的に流布されている対処法。"忘れる"ないしは"解消する" これは納得いかない。 記憶として一旦取り込んだものが消えるか?ということにまず疑問がある。 忘れたというのは再生出来ないだけで、全てのことは残っているんじゃないかという懸念がある。 それは押入れにしまったまま忘れてしまった思い出の品と同じものであり、あり続けるっていうことは、 今後何かのきっかけで開けないとも限らないし、また、そこにあるっていうだけでも、なんか黒いオーラとか発散して気分はよくない。
"解消する"については、さらに違和感がある。 どうやって?というのが全く想像つかない。 雲散霧消というのは、先の理由から出来るのか?という懸念がまずあり、 他に目線をそらせたところで存在は消えないだろうし、何かペンキのようなものを上て糊塗しても、あるという事実が消えるわけじゃない。
だったら、HOW?と。 まぁ、こういうことを人に聞けるようになるといいんだろうけどね。まだハードル高すぎ。
最近、2つばかり、情報を得た。 世田谷パブリックシアターの下の本屋で立ち読みしたYOKO ONOのインタビュー。 煎じ詰めるとこんな感じ。 ・その人にはそれを表現しなければならない理由があったのだと思おう。 ・人に傷つけられるのはしょうがないこと。 ・少なくとも、自分で自分を傷つけることだけはしないようにする。 ・生き残るすべを身に着ける。
世界中からバッシングされた人の言うことだけに重くて深い。
そしてTVで仮屋崎省吾が言っていたこと。 ・いやなことは全部取り込んで。ぎゅーっと発酵させて「今に見てろー!」という勢いに変換する。
両名ともに、別に好きというわけではない。 が、語る言葉に経験と葛藤に裏打ちされた強さがあるのは感じ取れる。
やってみますか。
2006年11月03日(金)
|
おまえはエドガー・ケイシーか?!と自分つっこみをする。
|
溶けついでなのか、興奮しすぎたのか、急速に体調悪化。 過去の日記を見ると大体この時期は具合が悪いので、それもあると思う。
身体を引きずって週末まではたどり着いたが、着いたところで力尽きた。 今日は寝倒す。背中がばぎばぎで、吐き気がした。
「気持ち悪いよー・・・・」とどろどろしながら寝ていて、妙な夢を見た。 MY塩として持ち歩いているキパワーソルトという塩がある。 それを水にしゃかしゃか溶かして塩水作って飲んで、すっきり元気!という夢だった。
起きてから、あたりを見回してしまった。 塩水飲んだのは夢?それともリアル?
コップも塩もサイドテーブルには無かったので、夢であったことがわかる。 まぁ、夢で見たことだし、と夢の通りにマグカップに水を入れて、キパワーソルトを入れて溶かす。 そもそもキパワーソルトって毎朝、それで塩水作って飲むと、ミネラル補給と酸化還元するんで良いと言われている塩だ。
飲んだら、ごくごく飲める。 立て続けに3杯。
暗示に掛かりやすい性格なんでしょうが。 ・・・・治った。
おまえはエドガー・ケイシーか?!と自分つっこみをする。
まぁ何でもいいや。治れば。 ブルーチーズと赤ワインが待っている。ふふふ。
alain
|