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2007年09月19日(水)

L5Yのチケットを

今日でここ一ヶ月心に常にひっかかっていたお仕事案件について、
ヤマを超えたというのでもないけれど、
まずは、方向性と足がかりを抑えるには成功したか・・・も?という現状に、
ちょっとと言いたいが、正直ずいぶんほっとしている。つくづく小心者だ。

明日は有る程度早く引けるので、ひさしぶりにハーモニーベル ソシズノノレベル3の6回目の予定。
あー嬉しいな。
何か有る程度のスパン、理想を言えば3週間に一回くらいのペースでやると、
すっきりと身体の中の汚わいというか、水道管の内側のさびとかぬるぬるを溜めすぎずに、
流せるような気がする。
今回は2ヶ月弱空いちゃったんで、ホントだるだるっすよ。
楽しみだー。

と、いうすっきり感も後押しし。
かつ頭の中の音楽が止まらないので・・・。
『L5Yのチケット買っちゃいましたー!!!!』(← わけわかんない)
良いんだ。大人なんだから。好きなもん買うもん。(ってやってること大人じゃないから)

でも何か些細なことに思える。大事の前の小事だからか?
"大事"っつーのは、BSデジタルを撮れるHDDレコーダーを買わんとしていることだよな。

だってぇ。レギュラー番組BSでやるっていうんだもん・・・。
見たいんだもん・・・。

ヴィトンのバックでも買うかと思っていた金、ないしは、
やっぱりカルティエだったらサントスが欲しいかなーとか思っていた金が、
あっさり流れそうな予感。
というか、逡巡するっていうことは、もう決めているってことだから。

日記の効果の一つですが。
自分の思考回路の癖は明文化すると、あほみたいに明らかになります。
ダイエットの一番効果的な方法は口にしたものを全て書き出して、
自分で現実を把握することらしいけれど、それと同じことなんだろう。




2007年09月17日(月)

ラストファイヴイヤーズの東京楽

本日。
ラストファイヴイヤーズの東京楽を見てきました。
気持ち持っていかれて、魂が戻ってきません。

むやみに暑いのもあって、体調はぐだぐだ中。
加えて魂抜かれて、正直ただ今人間として機能している自信がない。

感想は散発的に。

・山本さんの声に厚みが出て、芯が揺るがなくなった。
・気持ちを音に載せる上手さは以前よりあったが、
今回は、それに加えて歌として聴かせる作品に仕上げてきた。

・演技に奥行きが出た。特に後半。
初演の時、山本さん演じるジェイミーの哀しさは痛いほどに伝わってきた。
が、今思えばその哀しさはお気に入りのおもちゃが壊れてしまった哀しさと思えないこともない。
今回は甘えたい・褒められたい・支えられたいという男の弱さ。
世間で評価されていて女にももてもてで、現状何の問題もなさそうな環境で心の片隅にずっと抱えている、
彼のキャラ的に誰にも言えない、言っても鼻持ちならない自慢話としか思われなさそうだけれども、
何をしても消えない漠然とした不安や恐怖といったもの。
それと戦っている切なさ。
愛が壊れたという哀しさだけでなく、ジェイミーの複層的な心の動きを、葛藤や怒りなどを感じた。

・前半の動きの軽やかさは、こう一言で言うのもなんだが、相変わらず絶品。
が、より洗練しているように思う。嘆声とともに見入るのみ。
・3曲目のシュムールの物語。
3種の声色を使い分け、小道具を駆使して物語をつむぎつつ、
一つのエンターテイメントとして完成させていた。
これはもう他に誰が出来るんだ?! 想像できない!

などなど。

そして井手さん。
・井手さんに有って、初演の彼女に無かったのはユーモアなんじゃないかと思う。
ユーモアって位相をずらすこと私は把握している。
辛い時、自分の心の中だけに引きこもらず、鏡見て泣き顔の滑稽さを自分で揶揄するみたいな。
視点を外に持つことが出来て初めてユーモアは生まれる。
井手さんのキャシーには、そして演じる井手さん自身にも、自分を外から覚めてみている目があったように思う。

PartOfThatの箒ダンスが、単なる振り付けではなく、
嗤いになっていたのは井手さんの俯瞰センスの故だろう。

・歌で気持ちを伝える力がある。
ただ、東京楽ではちょっと喉に荒れがあったように思う。
おそらく連続公演になれていないが故に、力配分をちょっとミスったのではないかしら。
(喉の暖め方のコツというものがあるのでしょう。山本さんは東京楽の方が声が伸びていたもの)
声が出ないことは無かったのだが、ときおり一拍気持ちを構えてから音を出していたがために、
曲によっては、音の出がそれぞれ微妙に押していたように思った。


とりあえず、今日はここまで。

来週は後半は多分持ち帰り仕事もそんなにないし、感想纏めたいなー。
ハーモニーベルも行けてないし。行きたいよー。

そしてL5Y。やっぱり回数増やしちゃおうか・・・・。
山本さんを見るにはいいけど、作品としてはそう好きでもないと思っていたが、
今回はキャシーの不器用さ可愛げ、ジェイミーの苛立ちと弱さ、それぞれがびしばし響いてきて、
もう、作品にたまらないほどの愛おしさを持ってしまった。
恋している感じ。
しかしなぁ。うーん・・・。
そんなに散財していいのか?!どーする。どーするよ自分!


2007年09月14日(金)

L5Yのレビュー。シアガのと朝日新聞の夕刊の。

眠い・・・ので寝ますが。
L5Yのレビューを見たので自分メモとしてリンク入れます。一つはシアガの。
あとは、朝日新聞の夕刊に出てた。

シアガのは簡潔にして要という感じだが、朝日のどーなんでしょう。
前に読売のHEDの劇評みても思ったが、各WEBに素人が書いた文の方が
語彙も豊富だし、的を射ているように思える。

道具使いの訓練期間が短くなり、かつ、情報入手ルートが広くなると、
どんどんプロの成立基準が真っ当になっていく気がする。
境界線が薄くなるとは思わない。
プロとしての要件がシンプル、かつ、鮮鋭になっていくのだと思う。

例えば写真家にしたって、
どんどんカメラの扱いは簡単になり、現地、例えば外国に取りに行くことも、
100年前に比べたら、ほぼ誰でも平等に可能な環境になっている。

プロは人より道具使いが上手いということではなく、
練習期間を長く取れるだけの経済的バックボーンがあったということでもなく、
特権的に情報を入手できる地位にいるということでもなく。

質の高いものをどれだけアウトプット出来るか。
加えて、対象にどれだけ愛と情熱を持って対峙できるか
ってことで評価されるものなんじゃなかろうか。

今回のL5Yについてだけでなく、新聞の劇評って、
一応評論家の署名入り記事のくせして、毎度とは言わないが、
パチもんくさい文章をしらっと載せていることが多く、正直自分で恥ずかしくならんかなと思う。


2007年09月12日(水)

安倍総理が辞任ですか

昨日9月11日は東京は断続的に豪雨で、
L5Yからの帰りにチゲやら冷麺やらキムチ餃子やら(ちなみにハレルヤです。)
を食い散らかしての帰り道には、まんまと前も見えない雨の中を歩く羽目になった。

台風は浄化というが、激しい雨っつーのもそういうものかもしれんな。
新月だし。
そもそも9月の前半は占星術的には、年内最大の潮目の変化の時だしな・・・。
とか思っていたのですが。

安倍総理が辞任するとは思いませんでした。
感想は、まず100人が100人思ったであろうこと。
「なぜこの時期に?」
そして次に、一部の人は思ったであろうこと。
「木曜日じゃなくて良かった・・・」と。

磐音様の放送が休止になったら、もう一生祟ってやるところだったぜ。
そもそも選挙で一週開始が遅れたこともこいつの所為なんだよな。(いい加減しつこい)

今日『ためしてガッテン』放送したくらいなんだから、明日はまさか大丈夫だよな?!
来週も大丈夫だよな?!


2007年09月11日(火)

本日『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』を見てきました。

頭をすぐに整理出来ず、かと言って、整理しないのも嫌なタイプなので、感想は後日改めて書きます。
(多分)
今日はメモ程度に。

今回のL5Y。『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』。
見に行って本当に良かった。

初演の時は、歌を曲をそれから山本さんの演技や動きを、それぞれに味わう。
言わば一つの物語というより、言葉は悪いが技巧展覧会のようなところもあった。

各々の技巧が素晴らしいので、それはそれで満足ではあった。

が、今回は全然違った。
一つ一つの曲が合わさって、全体として大きなメロディを作っている。
最初から終わりまで大きな大河の流れが、時に遊び、時に荒れ、
命を作り死体を運び・・・色々な顔を持ちつつ、でも一つの河であるような。

そんな大きな場があって、その世界に浸ることが出来た。

実はあと2枚。チケットがあり・・。
取りすぎたか・・・と思っていたが、いやいや、日参したい勢いだ。

相手役の力量が大きいかもしれない。
綺麗度から言ったら、初演のキャシーの方が綺麗だ。スタイルも良い。
歌だって決して音を外していたわけではない。
ただ、歌で自分の世界を伝える力は無かったように思う。今考えると。

音譜の通りに音を出す。強弱もつける。気持ちも込める。
でも、それ以上の何か。歌で空気を切り取って自分色の世界を作れる力。
それは天性なものなのか、努力で身につけられるものなのかはわからない。
何か軽すぎる気がして使わなかった言葉だけど、それが"表現力"ってものなのかもしれない。

井手麻理子さんにはそれがあった。
キャシーがこれほど愛おしいとは。
初演の時はけなげで可愛い女の子とは思ったが、今回は自分の気持ちの一部のように、
彼女を感じて、ぎゅっとしたくなった。

ジェイミーの場とキャシーの場が同じボリュームで舞台に並んだ時、
いうなれば明けてゆく東の空と、まだ夜が残る西の空が一つの時間を描くように、
一つの舞台が鮮やかに浮かび上がっていた。

二人の時間軸の逆行という構成の妙が、ようやくわかった!

本当に見に行って良かった。

もっと宣伝してて欲しかったなー。
役者のファンだけじゃなく、本当に普通の人に、もっと見て欲しい作品。
曲もいいし、描く世界はごく普通の恋物語だから馴染み易いと思うしー。
当日券もあるので、ランダムに迷い込んだ方などは是非!



alain

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