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2009年02月17日(火)

主にロルフィング一回目の感想

想像を一万メートルくらい超えてくれた。
衝撃!というかすげぇ!この映像。中川なんたらの会見。
もう笑うしかないというか。いっそ怪しいというか。
だって普通周りが止めるというか隠すでしょう。
はめられたのか?!盛られたのか?!

しかし、今までの言動からして、完全な天然バカの可能性が捨てきれないところがイタイねぇ。

別に好きな人というほどの人ではないが、村上春樹の演説はしっかりしてて良かったね。
これもまた好きな人ではないが、クリントン(妻)も凛としてかっこよかったし、体力的にもタフだと感心。
頭はさておき身体くらい丈夫な奴は日本におらんのか。
最近の若手のスポーツ選手はみな年齢不相応に言動しっかりしているのに、
オヤジ層はなぜに身体も品格もぐだぐだなのだ?!
やっぱり成長期に栄養が足りなかったのかしら?

さて、ロルフィング感想の続き。
ロルファーはロルフィング協会のホームページから探した。
物理的に通える範囲でいくつか選び、そこからは手帳カバーをオーダーした時と同じく、個々のホームページを見て決めた。文章とデザインと構成と。
自分とどこか波長が合っている人であったほうが、意思も伝えやすいと思った。

しかし、一番好きだと思ったホームページは男性ロルファーのところ。
うーむ・・・。セパレート型の水着で男性と一室で二人きり。しかも歩いたり跳ねたり身体触られたり。
抵抗はなきにしもあらず。っつーかあるでしょう。

再考してみたのだけれども、やっぱり他女性ロルファーのページはイヤということじゃなく、何かが違う感じ。
やっぱここしかない。意を決して予約を入れる。


まずは始めましてのご挨拶。
最初は身体の気になるところとか既往歴とかのインタヴュー。
それから着替え。そしてセッション。

全然マッサージっぽくなく、痛いなんてもんではなく、手かざしかよ!と思うくらいの薄い圧。
最高に面白かったのは、セッションも1時間を越えたあたりだと思うんだけど、気が通ったという感じがしたこと。

幅5センチくらいのリボンが、身体の中心線にそって、前側を上から下に、足の裏から身体の後ろ側を流れて再び前に。縦に身体を包むリボンの輪のようなものが回っているのを感じた。
「バイパスが開通した」と思った。

そして、そこに小人くんが現れた。(笑)
自分、幻覚を見ることもないし幽霊もオーラも見えない。
小人くんももちろん可視的存在としてそこにいるっていう意味じゃなくて、多分一種の感覚の擬人化、
もしくは音に色を見るような共感覚に近いと思うのだけれど、気がめぐってるらしい時にたまに、およそ1年に3,4回の頻度で現れる。そう頻繁ではない。
通称小人くん。別名いのちくん。

小人くんの芸は3つある。
その1つが旗を持って走ること

さて、その小人くん(身長5センチから10センチって大きさ)ですが。
気のバイパスを旗を掲げて全力疾走していました。しかも「繋がりました〜!」と叫びながら。
足先まで来ると裏側をとことこと走り抜け、額まで上がってくると来ると、また旗を掲げて「繋がりました〜!」と叫びながら足先まで全力疾走で駆け抜ける。
小人のあんまりにはしゃぎっぷりに不憫になってしまい、せめて気のパイパスの道幅を広げてやろうと思った。
広がるか?と不安であったが、予想外にたやすく広がりおよそ肩幅くらいのリボン幅になる。

それが結構楽しかった。

当日も翌日も身体の何が変わったという実感は大きくはない。
ただ、息を吐くのが楽になった。私は吸うのより吐くのが苦手でふぅーぅと力を入れて長く吐き出していたのだけれども、セッション後から、ふぅっと力を入れなくても空気が抜けるようになった。
数日経ってもそれは変わらない。

あと、翌々日にすっげー胃腸が痛くなって途中駅で行き倒れそうになったけれど、
これはセッションに関係があるのかないのかわからない。

でも、小人が喜んでいたので、まぁ悪いもんでもなく、ロルファーも悪い人ではなく相性も悪くなさそうではある。
脳の判断より、小人の反応のが信頼できる。

なので、とりあえず2回目の予約を入れました。

ちなみに、小人くんの残り2つの芸は。
・染之助染太郎のように「いつもより多く回っております!!」と騒ぎながら傘を回すこと。
(身体をらせん状に気が回っている時にやる)
・身体を波上に気が流れる時に、ヘイヘ〜イとのりのりで気の波でサーフィンをすること。
指先とか足先にくると「take off!」とか「Landing off!」とか言いながらかなたに飛びだしていく。
でもいつの間にかスタート地点に戻ってきて飽きずにまた波乗りを始める。延々繰り返す。


2009年02月16日(月)

ロルフィングの第一回を受ける。

最初にロルフィングというものが世の中にあることを知ったのは5年くらい前だろうか?
衝動を行動にするまでに時間がかかる。毎度のことだが。

まず、基本的に10回(場合によりそれ以上)で一回12000〜。
別に一括支払いではないけれども、続けることを前提に懐に用意はしたい。
大金だなー。逡巡その1。

セパレート型の水着みたいなもので、歩いたり動いたりするらしいと聞く。
なんかださくね?自分直視するのきっついなぁ。逡巡その2。

受けるとしたらどこで?
探してみて、ここかなぁ・・・と思いつつ、今一つ思い切れない。逡巡その3。


この度、それらの逡巡を全て振り切りまずは一回目に踏み出した。
しっかし、身体には金かけてるよなー。
今までのもん、ハーモニーベルとか下着屋とかが効果ないというもんじゃないんですよ。
(効果のないものが無かったとは言わんが。特に某会員制サロンの某セッションとか)

ハーモニーベルからは波が身体を揺らす感覚を貰って、今でも結構楽しんでるし
(どんな音にも波はあるからね)、下着屋(rue de ryu)は店員の水っぽさについていけず、
また、オリジナルのブラジャーがイマイチ値段のわりにしょぼい、
時期をはずすとまじ商品がない、駅から遠いなどの理由から通うのは止めた。
が、肩甲骨を開けというアドバイスやSALEで半額で買えたイタリアブラのフィット感は貴重なものだったと思ってる。

正直自分で言っちゃいますが、ここ数年ですっごく体型が変わった。
O脚もなおったし、虫が溺れかけて暴れてるとまで言われた歩きかっこ(どんなや〜)も、
かなりしゅっしゅっとしたものになってきた。
大胸筋も発達し、もうVネックも怖くねーぞ。
腹筋が6つに割れたのは想定外だったけどなー。(割る気もないのになぜ割れる?!)

今回は何がしたかったかと言うと、『何がどーなってこうなってるのか教えてほしかった』の。
ストレッチをしていてもバランスを取っていても、いつも同じところで違和感がある。
その原因と解決の方向性が知りたかった。
自分でも色々やったさー。本も読んださー。でも、もう自分の力では無理だって思った。

症状で言うと。
・なぜ左足軸足でバランスが取れないのか?スキーにしてもヨガにしても。
・開脚する時は右足のももから膝の裏側の伸びが悪い。前屈しても同様。
・股関節の開きは左足が悪い。というか開くために使う筋肉がどこにあるかすらわからない。
・右手肩甲骨の開きが悪い。
・股関節を開いての前屈が極端に出来ない。無理して伸ばすと右背中ウェスト周辺が痛い。

これらは何がどーして起こっているのか?
何か全部関連している気がする。原因は根っこは一つなような気がする。
でもそれがなんだかわからない。
万策尽きたと思った。

そして、ロルフィングを受けた。
1回目。原因は解決せず。
ただ、ちょっと面白いこともあったのでとりあえず2回目の予約は入れた。

長くなったので続きはまた。


話は飛ぶが、次の月9はうーむ・・・。
絶対見ない。ま、大体見れる時間に帰ってるかどうかわからんしね。


2009年02月13日(金)

色んなものがリンクする

シンクロニシティというほど大げさなものではないけれども、
本とか人のブログを読んでいて、自分が好きな本とかリンク先に繋がることがある。
やっぱどっか同類なんだなって思う。

先日『納棺夫日記』を読んだ。
まず宮沢賢治のみぞれの詩("あめゆじゆとてちけんじや"〜)が出てきて『ROOKIES』とリンク。
さらに読み進めると、ジョー・オダネル氏の話が出てきた。
これは前にたまたまつけたテレビでドキュメンタリーをやっていて、まず選んでは見ないジャンルの番組なのに、いつしか引き込まれて最後まで見てしまった。しかも妙に忘れがたい。その彼の話だ。

その上さらにケビン・カーター氏についても書かれていた。
正直ここまで続くと驚く。
彼の自殺が当時から妙に気にかかっており、雑誌記事を切り抜き、しかも未だに捨てずに取ってある。
大体が雑誌の切り抜きはほとんどしない。
薄いスクラップブックが一冊あるだけでしかもその半分が埋まっているくらいだ。

遠心分離器のような回転する容器を想像する。
近しいものって同じところに集まる。そういうのと似ている。




2009年02月11日(水)

ニュースの見出しで。

"あおいの夫"って。
まぁ、山本さんも見出しでは、さんざん"車椅子のあの"とか"イケメン俳優"やら"実力派俳優"って書かれて、
最近だもんな、ちゃんと名前が出るようになったのは。

食いつきのためにはわかりやすく描写するのは止むを得ないのかも知れない。
けど、"あおいの夫"はいくらなんでも感じ悪い。

"あおいの夫"としての属性しかないのであれば、全うな描写であるけれども、
『ROOKIES』で彼の繊細な表現力と兄貴な統率力見てしまったからな。

彼は"俳優"でちゃんと名前もあるぞっ!


そして別の話。
先日銀座のキル・フェ・ボンでケーキを買おうと思っていったら、野戦病院のような混雑。
ケーキ3つ買うのに20分!
どうやら、バレンタイン用の焼き菓子需要が盛り上がっていたようだ。

知り合いが韓国に行こうとしたら、チケットが取れなかったとか。

本当に不況なのかなぁ・・・?

でも、そこいらの服屋には家賃払えるのかー?と心配になるほど客がいなかった。
車もかなり真剣に売れないみたいだし。
要するに、不況というより、無駄なものを買わないってことでは?
車が足りなくて物流が止まるという話も、服がなくて自分で作るという話も聞かないもの。

さらに別の話。
『落日燃ゆ』発表になったねー。
配役はまだ発表になっていないけれど、クレ順からして三男の正雄さん役と推測しているが、さて。

江口洋介って出てくると大体医者か警官だよねという話を聞いたが
山本さんも妙に裁判の傍聴席にいないか?マチベンとかそれぼくとか華麗とか佐々木とか。
で、まず間違いなく今回も。傍聴席俳優と言えましょう。

10日から磐音さまの撮影も始まったというし、梅の花も咲き出したし(梅を見ると歳の句を思い出すよ)
季節も蠢動し始めました!


2009年02月09日(月)

『ROOKIES』から『山月記』へ

先日青山に髪を切りに行き、
(ちなみにこれといって希望も無く、前と同じくおかっぱ頭に)
読む本が無かったため、帰りにLIBROに立ち寄る。

おくりびとの原作(原案?インスパイア?)な文庫本があるって聞いたけどー、
と思いつつ題名を全く覚えておらず、探す手がかりがない。(後日調べた)

後読みたかった本ってなんだっけ?

で、思いついたのが、中島敦の『山月記』。
『ROOKIES』で『山椒魚』(井伏鱒二)のシーンがあり、
(あのシーンは原作への尊敬が感じられていい映像だった)
『山椒魚』って身につまされて辛いっつー思い出があり、そういえば『山月記』も
いたたたたって、気持ちの一番やばい所に容赦ない作品だったな、ひさしぶりに読み返してみるか、と。

やっぱり、きっついのう。
自分何一つ進歩してないことを、改めて目の当たりにし、居たたまれない心境になる。
無駄に時間を食いつぶしてきただけで、何一つ進みも向上もしていない。
今まで何してきたんだか。
自分でも自分のチャイルディッシュなところが気に障るのだから、他の人はそりゃうんざりするわなー。
と、深く落ち込む。
もう、2012年に地球滅亡なら喜んで!という心境。
消滅するなら、早く終わらせたほうが無駄が無いし、魂は生まれ変わって再生せざるをえないならば、
早いところ今回の展開は諦めて、次に賭けたほうが、これまた合理的だよな。
とか思いつつ、じゃぁ今からともならない覇気の無さに、ったく何がしたいんだかと、
思いながら、ぐだぐだを許容する怠惰な自己愛にも辟易。

で、うつループはここまで。色々思うところはあるけれども、先に書いたことはホントの気持ちだけれども、
それはそれとして、うつはうつとして心に堆積はしているのだけれども、心の上空は意外な青空だったりする。

妙にすっきり。
ここまで生きてきたんだから。決めた。
生き延びることにする。
ぐだぐだでもだめだめでも生きていくことにする。
だから、身の回りを快適にする。その一つは感じの良い人で生きること。
もう、ポリシーとか印象とか人の気持ち読みとかはいいや。
とにかくシンプルに。
その場にその言葉に快く反応しよう。

追記:
中島敦の文章の美しさは素晴らしいね!


alain

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