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2009年10月28日(水)

ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/18)

TVKの『偉人たちの来る部屋』今回のゲストは新選組ということで見てみた。
大手民放に比べ、低予算で作りつつも、何か志を感じるじんわり感動する番組だった。
こういうのが見たかったのよー。

作り手の思い入れがないと、面白おかしくが単に貶めるになりがちだけど、
根本に愛と尊敬があると、いじくり倒しを見ても心が温まる。

片桐仁のさくさくしたテンポも良いけど、アシの荒井萌ちゃんがかわいいー。
きれも良いし。
次回ゲストは紫式部とな。絶対見る。

さて旅行の備忘録。
あと残るは後3日。兎に角ここまで来たら覚えていることを全部書く!

====旅行の備忘録==============================================
10/18(日)Prahaで起床。Praha2泊目

時折雨。例のごとく寒い。
後日ホテルの人に聞いたら、いつもはこんなに寒くないと。
そうだろう、そうだろう。いくらなんでも10月でジャンパーONジャンパーはおかしい。

予定通りPraha城の観光に行く。
徒歩。

人の流れについて坂を上るとPraha城に着いた。Praha城は丘の上にある。
シーズンはずれだと思うんだけど、佃煮にしたいほどの観光客。
つか、観光客消したら誰が残るのか?というPortoと同じ感想を覚える。

途中、見たような中国人カップルが。
あぁ昨日Karlovy Varyからの帰りのバスで前の席に座っていたあの2人だ。
揉めてる。
女の子の方がむくれてて、やや暴れてる。男の子の方が何とか宥めてる様子。
面倒なら別行動にすれば良いのに、と思う。
その後、Praha城で二人を見かけた。何とか一緒に動く程度には修復したらしい。
お疲れ様でした。

Praha城に着いたのは11時少し前。
衛兵の交代までそう間が無かったので、見ていくことに。

雨だけど、それなりに観客は居る。
来たーーーーーーーっ。おー軍隊のエリートだけあって、かっこいいー!
やっぱりきりっとしたスラブ・ゲルマン系の顔に軍服とマントは萌えるわぁ。
歩いているだけといっちゃあそうだが、綺麗はそれだけで見る価値がある。

入場券購入コーナーは鬼混み。軽くおしくら饅頭状態。
(後から気づいたことだが、別にここじゃなくても購入可能だった)

音声ガイドを持っていると聖ヴィート大聖堂に並ばずに入れるとセールスを掛けられるも、
英語の音声ガイドを元が取れるほど理解できるとも思えず、かつ、手持ちのCzk(3万両替済)の残りが寂しくなっていたので、やり過ごして去る。ShortCourseのTicketで250CZKなり。

とにかく寒い。

旧王宮。
広かった。あと、Musiam Shopの品物のセンスが良かった。
ボヘミアン・ガーネットのアクセサリのデザインは翌日見て回った他のどこよりキレが良かった。
また3Dのガラスの置物も綺麗。
ここでShoppingを済ませてしまっても良かった。と後日思った。

聖ヴィート大聖堂。
テレビで見て、その荘厳さに打たれた。ここは是非訪れたかったところ。
目玉だけあって長蛇の列。入場制限をしている。
日曜日は12時OPENのため余計混んでいるのかもしれない。
ねーちゃんのセールストークにもまけず、寒さの中ならぶ奴がこれだけ居るとは。
寒い。ただし幸運にも並んでいる間は雨は止んでいた。(その代わりPraha城からの帰り道はだだ濡れ。)
空腹のため、ウエハースをかじる。

(書き出してみて気づいたが、毎日お昼食べ損ねて飢えてるね。
つか、一日も禄に食べてない!貧乏って辛いわねW
という以前に、日も短いし、何だか時間勿体無くなってしまうんだよなー。
でも日中飢えてた記憶しかないというのもどうかと。
今度はもう少し、露店を有効活用しよう。もしくは朝食でちゃんとお弁当作っておくとか)

ステンドグラスが圧巻。
特にミュシャのステンドグラスの美しさにはやられた。



黄金の小道。
可愛い。

その後山を下る。帰りとは別の階段になっている道を下る。
来た道もこの帰り道もテレビで見たぞ。
その道を歩けていることがうれしい。(雨だけどな。寒いけどな。)

カレル橋に向かうつもりが1つ北側の橋へ出てしまう。
が、何はともあれ、旧市街に向かう。
お腹が空いた。雨は時折シャワーのようにさーっと降る。
日本に比べて雨粒は細かい。
がやはりそれなりには濡れる。

とにかくカロリーを摂取して身体を暖めよう。
旧市街のカフェに入る。Grand Cafe Praha。
落ち着いた雰囲気とガイドブックに書いてあるのに、何か人の出入りも多く、ドトール以上にわさわさしていて落ち着かない。

ガイドブックを良く読むと、落ち着いているのは2階席だった様子。
結構良い値段取られたんだから、もう一声だしても2階席に座れば良かった。
天文時計を窓から見られる場所だったのにー。

カプチーノと巨大なケーキ(しかも甘い)をお腹が空いていることもあり、常ならぬ食いっぷりでほぼ平らげ、再び寒さの中へ。


毎正時に動くという、天文時計のからくりを見る。
見るとあまりのばかばかしさに気が抜けると聞いていたが、確かに。
周囲の観光客(ほぼロシア人。もしくはチェコかその変の中欧東欧系、時々ドイツ人。かなりの中国人)からも拍手と失笑が起こっていたから、どこの国のガイドブックにも"ばかばかしさに身体の力が抜ける"とでも書いてあるのだろう。

翌日はお買い物の予定。
お店の場所を確認し、目星をつけておいたポスポダ(居酒屋)ウ・メドヴィードクーへ!

到着するも開いてない。
確か16:00OPENのはずが・・・。日曜日は18:00OPENだそうだ。

泣く。
既に空腹は限界値。くどいようだが寒さに凍えている。
18:00までこのすきっ腹抱えて待つのは無理。
芸がないけど、ホテルのレストランにまた行くかーとホテルに帰る。

[◆後悔]
旧市街からヴァーツラフ広場に抜けるところにお土産&お野菜の市場があった。
そこで売ってた各種ベリーの詰め合わせ&くるみのパックが旨そうだったなー。
それから居酒屋行くしーと思って買わなかったが、居酒屋NGになった時に戻れば良かった。
あーあれをつまみに部屋で飲んだら旨かっただろうなぁ・・・・・。
[◆後悔]

朝方の雨が上がり綺麗な夕焼け。
ホテルの屋上にあるサマーテラスに出る。
夏はここで食事も出来るそうだ。プラハ城が見えるビヤガーデンだ!

夕日が綺麗で誰もいないのをいいことに、色々ポーズを決めて写真を取る。
翌日フロントのモニターを見て、当たり前のことだが、しっかりサマーテラスにも防犯ビデオが設置されていることを知る。フロントの人の良い気分転換になっただろう。

こちらは、椅子に座るブロンズ像。勝手にGeorgeと命名。



今日のオーダー。
・プラハハム
・Hotel Julian Salad
・牛肉のグラーシュ。クネドリーキ(いもの粉を練って蒸したと聞いたような気がする)付き チェコの名物料理なのだ。
これをまた一人前を2つに分けてもらう。

これまた、激うま。
このレストラン旨いよ!うちの近くに支店出さないかね。

つか、機内食といい、朝食といい、ヨーロッパの飯ってどーしてこんなに旨いのか。
考えるに多分、自分は"グルタミン酸こぶの味"に軽くアレルギーでもあるんじゃないかと思う。

天然のおだしは好きだが、ちょっとでも濃いと気持ち悪くなる。
そして味の素に代表されるグルタミン酸系調味料はほぼ受け付けない。
日本で食べるものってうすしお味ポテチに至るまで、グルタミン酸を避けることはほぼ不可能。

っつーことだろうと一旦結論を置いている。

さて、明日はPrahaほぼ最終日。
就寝。


2009年10月27日(火)

ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/17)

いくら使ったのかが気になり、VISAカードの明細をWEBでチェックして、「何これ!」

Central Reservation(WebのHotel予約サイト。通常はBooking.Comでやるんだけど、Hotel Julianのホテルサイトの予約がここのシステムを使用していたのでいたしかたなかったのだ)のDepositが2回請求されているっ!
確かに一度Cancelして、もう一回入れなおした。
(4連泊割引パックにしたため)
けど、Cancelした分のDepositは次の予約で使えるって書いてあるじゃんかー。

BookingTermを読む。
Mailで連絡しろだとー!(怒)
取るほうは自動で戻すほうは手動かよ!!
っつーか連絡しないと取りっぱなし?
ったく日本の年金みたいなことしやがって。

一気に燃え上がる。

数千円の話とは言え、取り返さなければ気がすまない。
何とかして取り返しちゃる。

出来もしない英語で書けもしないMailをしたため、しかも、いやみを添える。
で送信。

さて、どうでるか。
火がついちゃいましたから!とことん戦うぜ。

とか、書きつつ、結局、もしかして暇ですね?
はい。暇です。アサインの谷間なもんで。一応次のJOBの面談もしたけど、すぐには始まりそうもないし。
だったらさーだったらさー(×100回)後一週間くらいPrahaに居たかったです。。。。。。


====旅行の備忘録==============================================
10/17(土)Prahaで起床。Praha1泊目

雨。
Karlovy varyに行く予定であったが、雨なのでどーしようか・・・と朝食を食べながら逡巡。
食後ShardPCがフロントに合ったので、サービスの良いバスと評判のStudentEgencyのホームページを見る。
8時台にも関わらず11時台のバスでも残り席は飛び飛びで6席しか空いてない。

うーむ。予想以上に混んでいる。
週末だからな。
混むのわかってんなら前日までにapいれておけとも思うが、でも当日にならないと何したくなるかわからんもん。

12時台のバスだと現地到着は2時過ぎになる。
日も短いこの季節、如何にも慌しい。

電車で行くか?
時間はバスもお金もバスよりかかるが・・・(所要時間3時間超え&料金はバスの約2倍)
でも、道中の景色は良いらしい。(Wiki-Travel英語版情報)
にしてもそう本数は多くないだろう。どーする?と迷いつつ、

「ま、取り合えずBusTerminalまで行って見ましょう。
他の会社のBusは空席あるやも知れぬ。なかったら電車を考えてもいいし、手が無ければ今日は市内観光としよう」
相変わらず出たとこ勝負で宿を飛び出す。

最寄の地下鉄駅まで歩いて、Florenzで下車。
Florenz駅で迷いつつもBusTerminalに到着。
Infomationで聞くと、10:00発のがあるよ。窓口15番で買えるよと。
窓口15番に行くと、運転手から買ってとの話。
あと15分で出発というタイミング。丁度良かった。

バスの乗り口には行列が出来ているので並ぶ。
なぜかとてもロシア人が多い。(ロシア人というのはあくまで推定)

ホントにKarlovy Vary行き?と不安になり、
手近なねーちゃんに聞く。
「Karlovy Vary?」With 笑顔
「Karlovy Vary!」With 笑顔
大丈夫らしい。とりあえず笑っとけ。

チェコはとてもロシア人(推定)が多かった。
団体旅行ツアー客・グループ客いずれも多かった。共産圏の名残だろうか?
あんなにロシア人見たの初めて。

ロシア人っつーと新体操の選手かバレリーナしか思い浮かばないため、中年期はともかく、10代は妖精のように綺麗なのだろうと勝手に思い込んでいたが、あれはやはりロシア人の中でも特殊な人種らしい。

ロシア人案外スタイル悪し。新しい発見だ。

バスはほぼ満席。
一人140czk。およそ700円。
これで2時間と15分。さすが食費・交通費は安い国と言われるだけある。

こっちのBusは直前でも買えると言うことはStudentEgencyはやっぱり人気なんだな。
帰りは是非そっちに乗りたいな、と思う。

バスの中はスラブ人大はしゃぎ。
うるせー。ラテンとスラブはしゃべりだすと声デカイし、止まらないからうるさいんだよ。
何言ってるかわからないから良いけどさ。

雨は降ったり止んだり。
そのうち雪景色まで見えてきてまた雪かよ・・・と思っていたら、雪区間は通り抜け、Karlovy Vary到着。
街は時折の小雨模様。

止まった。到着は出発が少し遅れたこともありおよそ12時半。
大体海外の運転手は運転が粗い&スピード出しまくり揺れまくりが常かと思っていたが、意外やちんたらちんたらと走っていた。
Hotel JulianにあったSheffler Service MenuにはKarlovy Varyもあり、所要時間は1時間半と書いてあったから、
2時間15分はかなりのゆったり運転と行って良かろう。

ちなみにSheffer Serviceは待ち時間3時間こみ、往復でたしか15,000円ほど。(4名までOK)
バスよりはかなり高いがお年寄り4人組とかなら、かなり嬉しいサービスだ。

最初のSTOPにて。降りる人と降りない人がいる。
バスはまず街中のバス停に止まり、次に駅に止まるとガイドブックには書いてあった。
旧市街に行くには駅の方が近い。とりあえず降りてみる。

運転手に「Center OF The City?」と聞くとそうだというので、ここで降りること決定。

駅まで行って帰りの切符を調達しようかとも思ったが、どの程度街を歩くかわからないから、なんか買いにくい。
旧市街の中心のInformationで買えるかもしれないし・・・と思ったが、これは失敗。

切符は駅でしか買えなかった。しかも乗る直前だと混んでて乗れないかも・・・と思い、
一度わざわざ駅まで戻り、切符を買って、再び旧市街へとかなりのロスをすることになった。

駅⇒新市街⇒旧市街(の中心の温泉が飲めるところ)は急ぎ足で20分くらいはかかる。
往復40分のロス。

結局帰りは16:00のバスにしたが、往復がなければ15:00のバスで良かったのに。
しかも天気が悪かったこともあり、直前でもバスの切符は買えた様子。
ただ、これはいつもじゃないだろうから危険な賭けをすることは出来なかった。

さて、旧市街へ。
適当に歩き、適当に写真を取り、折角だから温泉を飲むカップ(持ち手が吸い口になっている)を購入。
そんなにごぶごぶ飲む気もないため、一番小さいの。
9czk。およそ450円。

くだらない安物のお土産って言えばそうなのだけれども、案外と可愛い。

温泉街はどこの国でもジジババ多し。
大きなコップで大量に飲み、さらにお部屋に帰って飲む用なのかペットボトルにも入れている。

途中、Moserに入る。
気に入ったショットグラスがあり、2、3軒分でわけるか?と6個セットを購入しようとする。
(だってばら売りなしっていうんだもの)

支払の段になって、「今日はカードが使えないの。ごめんなさい。」と。
現金で3万くらいだったか?
そんなに持ってねぇよ。
ATMまで案内してくれたのでVisaカードを入れてみるかとも思うが、
日本でもクレジットカードをATMに入れたこと無いので使い方に自信がない。
それに確か偉い金利が掛かるんだよねぇ。

「今日はご縁がなかったということで・・・」
と言えるほど英語はないので、AnotherDayとか何とか行って立ち去る。

結果的にはこれは幸運だった。

Prahaのモーゼルではばら売り有、しかも、Karlovy Varyではグリーン一色しかなかったが、
赤・青・ラベンダー・グリーン・イエロー・オレンジ・もちろん無色と7色もそろっていたのだ。

Moserの工場はKarlovy Varyにあるらしいが、品揃えはPrahaの方が良かった。
そんなもんかもしれん。

お腹が空いたので露天で売っているスパ・ワッフルを食べる。7CZK。35円。
後、食べたのはこれも屋台でホットドック20CZK。100円。
(パンはコッペパンなんだけど、縦に切れ目を入れるのではなく、一本を半分にして、真ん中にソーセージを差し込めるように穴を開けている。内側も軽くあっためて、ケチャップとマスタードをリクエストで追加。
ソーセージを突っ込んで出来上がり。

ケチャップが垂れてこなくて、良いアイデアかと。相変わらず美味しい。
ヨーロッパのソーセージとパンってどうしてこんなに美味しいのかしら?)

飲み物は温泉水飲んどけってなもんで、あー貧乏って辛いわねw。

お土産用のスパワッフルBOXを2つ買い、1つ45CZK。
何種類かメーカーがある。
一番良く見・な・いやつを買った。
よく見るメーカーのヤツはPrahaでも売っていた。値段は80〜90Czkと約倍。

温泉を飲むカップは珍しいものだし、チェコ独特なんだろうから、絶対Prahaにもあるだろうと思っていたが、一度も見なかった。空港にもなし。

商売っ気がないっつーか。
Karlovy Varyにしてもワッフルとヘベロフカ以外にも何か売ればいいのに。
あんなに寒いんだから、温泉水で入れたコーヒーとかKarlovy饅頭とか、スパワッフルにクリーム載せるとかアイス載せるとか。
どの店も同じ商品並べているだけ。
全くもう。資本主義っちゅーもんを君達はいま1つわかっていないね。

青森なんて、
"生まれて墨ませんべい"
"走れメロンパン"  
"斜ようかん"だ。

この勘違いも省みない創意工夫は確かに高度成長期を成し遂げただけのことはある。
ま、自分はこういう商品は買わないけどな。
あとやる気ありすぎると見てて疲れる。

が、Karlovy Varyは商機あるのにいくらなんでもやる気無さ杉。
私に店出させて欲しいなー。売上上げられると思うのよ。と商売っ気が皆無の私ですら思う。

全般的にチェコの店員のやる気の無さ、無愛想さは結構新鮮だった。
外国人店員は基本的に笑顔で「こんにちは」だと思っていたので。

ニコリともしない売店のおっさん。
だるそうなスーパーのレジ係。に日本と同じやーと妙な落ち着きを覚える。
(が、さすがにMoserなどのそれなりの店&普通の洋品店では付かず離れず、の快い応対だった)

日本と違うのは店内の暗さ。
FIJIもポルトガルも暗かった。が、それは周囲がいやになるほど明るいからだと思っていた。

チェコは周囲と関係なく店内が真っ暗。
驚いたのは駅。

帰りのBusの予約をしに、駅構内に入ろうとしたのだが、構内は真っ暗。
ガラス戸は薄汚れている。
日本の感覚で言うと、刑事ドラマで人質が監禁されている廃墟ビルにしか見えない。

しかもドアが開かない。
「ホントにここかよ!駅かよ!大体生きてんのかよ!この駅!」とドアと格闘していると、地元のおっさんがこっちのドアから入るのだと、開けてくれた。

やっぱ生きてたんだ。この駅。
それはそれで驚き。駅の外観はこんな感じ。
中欧の工業国だけあって、デザインが工業的でSharp。




帰りのBusはきっちりStudent Agencyで席を確保。
値段は140czkと行きと同じ。ガイドブックには他社より安い120と書いてあったんだけどな。値上がりしたらしい。
とあるBlogにはお菓子もくれると書いてあったのでお腹空かせて楽しみにしてたんだけどな。
くれなかった。

でも、飲み物サービスはあった。
あとビデオ上映もあった。
『チャーリーとチョコレート工場』もちろんチェコ語。英語の字幕付き。

見ていないので興味はあったんだが、あんまり真剣に英語字幕を追うと酔いそうだったので断念。
イヤホンも貰わず、ちらみに留めることに。
(途中寝てしまったこともあり、ストーリーがおぼろげだったので、帰ってから借りて見た。)

チェコ語限定だが、新聞や雑誌の配布もある。人気なわけだ。

到着はきっちり2時間15分後の6時15分。
小雨交じりの曇天ということもあり、街は既に暗く沈んでいる。暗く沈んでいる。暗ーく・・・。
の理由は、街灯が点かない為。

時間の決まりでもあるのだろうか?点灯は7時からとか。
エコなのだろうか?
みんな夜目が利くのだろうか?

東京が明るすぎっていえばそうなのだろうが、それにしても驚きの暗さ。

地下鉄に乗ってHotel近くまで帰り、近くの中華屋に入る。
ニイハオに笑顔で返事を返したのがまずかったらしく、中国語で接客される。

「ごめん。ニイハオ以外はむりやねん。」何とか英語に持ち込む。

あーだこーだと漢字と英語を重ね合わせて料理を推測し、オーダー完了。
・春巻き
・Fried Vegetable
・たけのことしいたけと鶏肉の炒め物 With 白飯。
もちろんビール。

Fried Vegetableは私は野菜炒めを連想していたのだが、登場したのは紛うことなく、"野菜の掻き揚げ"。
入っているのはにんじん・たまねぎ、あと何か。

非常に美味しい。
これまた二人分で1500円程度と懐に優しい値段。
ここは旅行者天国だ。(ユーロになったら変わるかもね)

良い気分で部屋に帰り、さらに前日買ったビールとポテチをあける。
そして就寝。

(このポテチは大袋だったため、日本にも食べかけで日本にもって帰ってきた。
ポテチまですごく美味しい。
チェコ語だから推測だけど、原材料がじゃがいも・塩・油だけとシンプルだからかと。
日本のは薄塩味でもアミノ酸系の調味料が入っているからなー。
そうじゃないのは妙に高級で値段もあれだが、最早スナック菓子としての美味しさがない。)


2009年10月26日(月)

ほぼスイスとチェコ旅行の備忘メモ(10/16)

久しぶりにSMA*SMAを見た。
だって最近、露骨な番宣(SMA*SMAに限ったことじゃないけど、SMA*SMAとも有ろうものがとも思う)及び、
何を狙っているのかわからないゲストの人選(騒動にもなってる石原真理(子?絵?今は何にもなし?)とか、嫁ダルヴィッシュとか、あと誰だか忘れたけど、女ウケしなさそうなゲスト並べて、どうも番組作りの方向性が見えない。

何かあと痛々しさに居たたまれなくなってしまい、
今年の初夏くらいからか、見ることが出来なくなっていた。

今日はKinkiがゲストなので、久しぶりに。

楽しかったのだけれども、勝利の翌日のスポーツ紙のような、30年代を舞台にした映画のような、
大っぴらに発散できない密かな喜びの匂いもする。
懐メロっつーかさ。

東京DOGSも見てしまった。
ヒロくんは爬虫類系苦手なのでさて置き、やっぱり旬君のスーツ姿はいい!

2番組を並べて書いたのは、
くだくだは書かないが、つまりどうしても並んでいると比較してしまうよね。
と、そう言う事だ。

====旅行の備忘録==============================================
10/16(金)Zurichで起床。曇天。
12:50分発の飛行機でPrahaに向かう。

ShuttleBusもあるとの情報を聞きつけ、HotelFrontに聞くも、時間とお金が掛かる(おそらく巡回バスっつーことなんだろう)から、国鉄を使ったほうが早くて安いとのお返事。
「ShuttleBusなら45分。電車なら16分よ。」

最初はそーしようと思ってたんだけどさー、荷物の上げ下ろしがだるくって。
いや、不精せずにがんばりましょう。

小心者なので買いたい時に窓口が込んでいて切符が買えないと困ると、朝食前に切符を購入。
(自販機もあるんだけど、英語表示にならず、かつ色々聞いてくるからいま1つ自信がないのよっ!)

朝食は別料金と聞いていたので、昨日のTibitsで食べようと思ったが、朝食ROOMがある。
入り口に値段も書いてない。
確認しなかったのはうかつだったけどさー、「あれ朝食付きだったっけ?」とおずおずと入ってしまったことを誰が責められよう。(私が責める)

2500円を超す請求にうなだれる。もちろんPerPerson。
対して魅力ある朝食ルームでもないしさ。

第一、入り口に料金書かないのはFairじゃないよ!
Zurichに今後行くことがあっても、二度と泊まらなねぇ。

気を取り直して、Check-0ut。
国鉄に乗り込むも改札はなし。
ArosaやGuarda、もしくはZurich⇔Bad Ragaz間なんかは検札もあったけど、ZurichHBから空港、BadRagazからLandquartやChur間は検札には合わず。ただ乗り出来そうだけどなぁ。何で入り口でチェックしないのかなぁ?
検札に回って罰金取り立てるより、入り口で自動チェックすれば済むことでは?

ホームの高さといい、まぁきっと色々事情とか経緯とかがあるんだろう。

空港に着く。
案の定Terminalがわからず右往左往。が係員に聞き無事到着。早速次の難関。
Check-inはデフォルト 機械を使って自動Check-in。
飛行機なんてめったに乗らないから使い方わからん。おまけにドイツ語だし。
隣のおっさんともども使い方がわからず、係員を呼ぶも、圧倒的に人数が足りず、こっち来やしねぇ。
おっさんと「来ないねぇ」と慰めあいつつ、お互い自力で試行錯誤。
そのうち、無事英語表示への変更方法を見つけ、何とかかんとかBaggageシールも発券し、BaggegeのDropOutもし、あー搭乗まで辿り着いたー!

よくGameでRolePlayingGameってある。
主人公が色々な難関を乗り越えて宝探しとか。

んなもん画面でやるより、Realでやれば面白いのにさ。
空港へ向かうこと1つ、飛行機に乗ること1つ、ワイン買うこと1つ、日本じゃなんてこと無いことがいちいちハードルになる。あーだこーだと頭を悩ませてClear。
何たって、張ってるのが自分の命、が大げさとしても、自分の予定や荷物だからな。緊迫感が違うぜ。

多分このClearの快感"やったぜー!"があるから、色々Trouble(最悪なのはカンクンでホテルの部屋に医者を呼ぶ。その次が予約したアメリカの鉄道の日付を間違えている。等など)があっても、個人旅行が止められないんだろうな。

離陸後1時間とちょいでPraha着。
一応、軽食サービスと何と機内免税品販売まである。超忙しい。CAは2名。

機内放送で"現地の気温は2度"と不穏な放送。窓の外は。
みぞれではないかー!

AirportExpressBusで何たらいう駅まで出て、そこからTramでHotelに向かう気だったが、あっという間に怖気づく。
スーツケースを持ってバスのStepを滑る不吉な展開が頭を過ぎる。
かといって、地元民にも悪名高いというTaxiで初っ端からいやな思いもしたくない。

そこで、Cedaz社の乗り合いバスに乗ることに。
お金を替えたり、逡巡したりともたもたしていたのが功を奏し、乗車後間をおかず発車。

480チェココルナ。一人あたりかと思ったら、1名から4名までなら何人でもその料金らしい。
約5倍で日本円。チップこみで500渡したが、2500円でホテルの前まで送ってくれて荷物の出し入れもしてくれて、
しかも2名分。AirportExpressを使ったルートより高かったが文句は言えまい。
何といっても気温は摂氏2度&みぞれだ。

Hotel JulianにCheck-In。4連泊。



PrahaのHotelは探したよー。
治安良さげで、夜歩き出来て、静かで、清潔で、広くて、でもって高くないところ(Swissがとにかく高くて予算が逼迫している)
Praha本駅周辺は夜は裏通り危ないというし、旧市街は高いし賑やかそうだし、しかもDoubleはいや。

色々迷いに迷って選んだHotel Julian。

4泊した感想としては最高でした。再訪した暁には是非またここに泊まる!

カレル橋まで15分程度とちと距離はある(中心街の1区ではなく5区にある)が、
荷物がなければ散歩にはいいし、夜道は危なくなく、近所にスーパーもあり、
15分ほどあるくとでっかい(超巨大!)なShoppingMallもある。

観光客がぞろぞろ歩いておらず比較的静か。
近辺に浮浪者の姿も無く、夜道でも不安なく歩ける。

建物も歴史があり雰囲気○。でもきっちり改装されていてシャワーのお湯の出も悪くないし、4階まではエレベーターもある。
われらの部屋は5階であったため、スーツケースを抱えて上る羽目になったが、天窓付きのFamilyRoomだったので文句は言えない。

広くて最高だった。
5階にはデッキもあり、夏であれば、ビールで夕涼みが出来そう。
が、とにかく2時3時で2度ですから。夜は氷点下です。無理でした。

それに何と言っても名前がいいw。
Julian。John Lennonが息子につけた名前。
しかも現地語の発音ではユリアン。

メールアドレスのY-WenliはYan Wenli。銀英伝のヤン提督から取った身としてはユリアンを放置しておくわけにも行くまい。というあほくさ〜〜な理由込みの意思決定であったが、今回は結果◎であった。

さて、Hotelに荷物を運び込んだ後。
小雨で風はなし。とりあえず土地鑑をと思い、とっことっこと橋(チェコ軍団橋)を渡り、市民会館までお散歩。
しかしとにかくとにかく!寒い。
凍えて歩いて戻るのもしんどくなったので、地下鉄でホテル近くのShoppingMallまで行くことにする。

ガイドブックに書いてあった通り、地下鉄のエスカレーターはめちゃくちゃ高速。
スーパーのとかはそんなこと無いのに不思議。

"Andel"駅で地下鉄を降りる。
ShoppingMallのスーパーは予想以上に巨大。
水売り場だけで軽く小型コンビニ。
スーパーで水とビールとポテチを調達して、早々に部屋に引き上げる。


寒いので夕食はHotelの地下のRestaurantにする。
・プラハハム(With 西洋わさび) チェコと言えばこれと聞いていたので。
・ポークのなんたら言う料理  チェコと言えば豚が旨いと聞いていたので。
もちろんビール。



ポークなんたらは1人前を2人で分けてくれと頼む。
取り皿をくれればそれで良かったんだけど、綺麗に2皿に盛り分けてくれた。

これが見事に日本で言う普通の一人前並み。
チェコは盛りがきついとバルセロナ在住の日本人のBlogでも読んでいたので、
「スペイン暮らしに盛りがきついと言われるって、それハンパねぇ」と構えていての勝利!

やるじゃんと自画自賛。小さい満足積むことが小市民の生き方だ。

ポークも旨けりゃ、付け合せのマッシュポテトが激うま。
今だかつてこんなに旨いマッシュポテトを食べたことが無い。

ビールも美味しい。さすが。

それでいて、お勘定が。
二人でおよそ2500円行かないってどーよ!
Zurichの朝飯一人前より安いぞ!

部屋に戻って、奮発してミニバーの赤ワイン(ミニボトル)を開ける。5czk。約250円。
チェコって素敵。
と、とろとろに溶けて就寝。


2009年10月25日(日)

ほぼスイス旅行の備忘メモ(10/15)

"わが家の歴史"ではロンゲでトックリだそうな。山本さん。
今年のお仕事ほとんどズラなような気がw?

トックリっつーとベルボトム?それは時代が違うのか?
細腰に似合いそうで楽しみ。

そーいやプルシェンコ。(そーいやの理由は何となく顔が似ているから)
優勝か。すげーな。
4年ぶりに戻ってきてさくっと優勝持ってくとは。
その間周りの競技レベルに進歩がないのか?!

ジャンプの安定感は変わらずも、靴を履いていないかのようなステップの滑らかさはまだ戻っていない印象。
下半身の肉の重さも気になる。
がシーズン初めだからね。
これからに期待しよう。

====旅行の備忘録==============================================
10/15(水)
Bad Ragaz3泊目
朝起きて雨 じゃない!

今日はZurichに移動。明日の飛行機でPrahaに行くのだ。

「今日は国鉄はストです」「今日は強風のため運休です」の展開が怖く、
搭乗前日には、何かあっても他交通手段で空港に行けるところに辿り着いていたい。
あー小心者。

Zurich湖で遊覧船に乗ったり、色々買い物したりしたかったが、折角の天気。
しかも、今までの荒天の所為でBad Ragazの街中及び隣村のMaienfeld(Heidiの村として有名)に全く行っていない。
Zurich歩きより、こっちで時間を使うことに方針転換。

Zurichまでの直行列車は1時間に1本。
(乗り換えする気なら何本もある。しかも急行もある。が荷物持っての乗り換えがだるいので1時間に1本の直行列車に乗って行きたい。)
12:25分に狙いを定め、HotelをCheck Out後、荷物を預けて徒歩でMaienfeldを目指す。

ブドウ畑は収穫の季節。




しかも本日はお日柄も良く。
あちこちのブドウ畑で収穫中。村中がざわざわしていた。

おそらく臨時で調達したらしい作業員に本日の作業を説明するぶどう畑オーナー。
およそ40人くらいで構成された収穫隊がバケツを持ってブドウ畑に向かう光景。
「君は今日は学校はどうしたのか」という年齢の子供もまざってにこにこしている。
年に一度の収穫日はお家のお手伝いが優先なのかもしれない。お祭りみたいなもんだしね。
農業用トラックを運転している子供もいた。(一応後ろではお父ちゃんが見守っている)

珍しい光景であった。

[◆後悔]
珍しさに浮かれて楽しく歩いていたため、写真を撮るのを忘れた。
何回この地を訪ねたとしても、こんな日に当たることはないだろうな・・・。
勿体無いことをした。
[◆後悔]

折角来たし、日差しも気持ちが良いので、予定を変更してHeidihof Hotelあたりまで上ってみる事に。
時間にそう余裕がなく、かつハイキングは昨日したので赤の道(ハイキング用の道)でなく、車道を一直線に登る。

素晴らしい景色。なのだろうが、既に前日より見慣れてしまっておりさしたる感慨がない。
あー山ですねぇという程度。
人の目ってなれるの早いな。

昨日のハイキング道中の景色はこんな感じ。



上り始めて3,40分でHeidihof到着。
屋外カフェでCoffeBreak。

ウェイトレスは一名。カトラリーのセッティングでてんてこ舞いの様子。
きっとお昼になると観光バスがぞくぞくと乗りつけるのだろう。

近くにあるらしいが入場料が掛かる上に気持ち悪いと評判のHeidiの蝋人形は捨て置き、ちっちゃなエンガディナー・ヌストルテ(5.5CF)を購入して下山。

[◆後悔]
なぜ一つしか買わなかったかなー。
家に帰って食べたら素朴な味が美味しかった。
空港にも売っていたけど、大きなホールで30CF。
チョコレートもあったけど、日本未入荷のシュプリュングリだけど。
でもEngadin地方の伝統的焼き菓子の方が面白いよな。

Maienfeldの街中のお菓子屋にでも寄っていくつか買っていくべきだった。
考えたんだけどさー、他でも売ってるかなとかあと、持ち歩いているうちにぼろぼろになっちゃうかなとか思ったんだ。
全然原型留めたままチェコを経由して日本に到着。
頑丈なお菓子だった。後悔。後悔。
[◆後悔]

帰り道の目標はワイナリーでワインを買うこと。
事前に立ち読みしたガイドブックによるとMaienfeldにはワイナリーが1つ2つ・・・という印象だったが、
現地のたて看板を見るに20数個はありそうな様子。

ワイナリーのイメージ。
併設レストランがある。
試飲コーナーがあり綺麗なお姉さんが色々薦めてくれる。
もちろんワインも買える。窓の外には陽光を浴びてワイン畑が広がる・・・と、かような絵。

まず1軒目。
Welcomeと英語での看板も出ている。期待に胸を高鳴らせつつ、農道を入る。
牛がいる。かぐわしい糞の香りがする。
猫がいる。家がある。どう見ても民家である。電気もついていないし。
ドアを押してみる。開かない。人がいる気配すらしない。

インターホンのボタンがあるので意を決して押してみるも、応答はなし。

あのWelcomeは何だったんだー
きっと今日は収穫のため一家総出で出払っているのだろう。と推測。
結局ココでは猫に懐かれただけに終わった。

これが懐く猫。



本道に戻る。
とにかく目に付いたワイナリーを端から当たろう、それでダメなら街中の酒屋さんで買って帰ろうと思う。
開いていたのは確認済。
が、用があればインターホンを押せ形式。
この街はそんなに人が来ないところなのか。観光地ではないのか。

ワイナリーの看板発見。
ドアがある。押す。開かない。インターホンを押す。応答なし。

3軒目のワイナリー発見。
観音開きの分厚い木のドア。
鉄製の錠前が閉めてある。

が、外に面したディスプレイコーナーにはボトルが飾ってあるのでワインを造っている場所ではあるようだ。
飾ってあるっつーことは売っているのでは?
文面はドイツ語なので全く読めず。

最早半分やけになっている。
力任せに鍵を開け、身体ごと扉を開く。気持ちは『突撃!隣の晩ごはん』。

中は薄暗い町工場。
機械が動く音がする。

中にはお兄さんが一名。こちらもびっくりしたが、あちらもびっくりした顔をしている。
お互い驚いた顔で見つめあっていてもしょうがない。

「ここでワイン買える?」
「も、もちろん」

あー英語も通じるー!素敵素敵。

無事赤ワインを一本購入。15CF。
ワイナリーのイメージはどこへ?薄暗い工場の中ボトルを手渡される。
何か思っていたのと違うなぁ。

でも、いいの。
3軒目にしてようやく買えたよ!
ワイナリーで初めてワイン買ったよ!
と喜びにくれる。

[◆後悔]
あんまり喜びすぎて、スキップでその場を離れてしまった。
なので、買った場所の写真なし。何て間抜けなんだろう。
[◆後悔]

Maienfeldの駅に着くも滅多にこない電車を待つのもだるいので、歩いてBad Ragazに戻ることに。
既にお昼は過ぎている。
ゴルフコースを横目に見ながら(柵もネットも無く、ひょいと入って勝手にプレー出来そう。
っつか通りすがりの人にボール当たる事故とかないのか?)、先日入ったものの風雨の中取れなかった温泉場(タミナ・テルメ)の写真などを撮りつつ、Bad Ragazの街中に。

あまりに飢えたのでスーパーMigroでチョコバーを買い、ついでにスーパーのPB商品のチョコレート6枚セット(10CFが8CFにdiscount済)をお土産用に購入。
日本で言えば7&iのPBっつー感じか?

でもスイスのお菓子メーカーのって日本でも買えるから面白くないじゃん。

帰国後食べたら、PBとは言えさすがチョコレートの本場Swiss。
激うま。

MigroのPBチョコレートブランド名は"Frey"。
実はそこのチョコレートは美味しく、低予算のお土産でお勧めとは、Wiki-Travelの英語版で得た情報。
Wiki-Travel英語版使えるぜ!(日本語版はまだ情報が少なく役立たず)

ほてほて歩きすぎて、結局予定より一時間遅れの13時台の電車に乗ることに。
Zurichで見たいのは先日見逃したシャガールのステンドグラスのみ。
17:00閉館なので間に合うだろう。

[◆後悔]
帰りにBad Ragazの駅中スーパーで買おうとしていた、ビュンドナー・フライシュをすっかり忘れる。
8CF未満だった。で小分けの2パック。
Heidiのパッケージでお土産に最適だったのに。(肉類は日本に持ち込み禁止は知らなかったことにして)
激うまだったから自宅用にも欲しかったのにな。

Zurichでも売っているよと自らを慰めるも、Zurichのスーパーでは大袋のみ。
空港なら・・・と思ったが、空港でも大袋しかも25CFもする!
干し肉に2500円も出せるかー!

ああ、まじ美味しかったのにな・・・。
[◆後悔]

ZurichHBに到着。およそ15:00。

目指すは湖畔のHotel Opera。
国鉄で一駅というが、ヨーロッパの鉄道のあのホームの低さどーにかなんないの?
スーツケース車両にひっぱり上げるの辛いんですけどー。

お年寄りにも優しくないし、ホームをちょいと高くすれば済む話じゃないのかね。
バリアフリーの精神はないのか?

よーわからん。

っつーことで国鉄は面倒なのでTramで移動。
着後Check-IN。

[◆後悔]
Hotel Opera。湖畔のHotelも良いかと思い奮発したが、高いわりに満足度低し。
何が悪いということもなく、周囲もハイソで宜しかったが、がんばってお金出すほどの価値は見出せず。
湖に面しているわけでもないし。
[◆後悔]

荷物を置いて早々にシャガール見に部屋を飛び出す。
見て満足。
綺麗だった。

スイスは日本人のジジババだらけどの評判だったが、Zurichでもたまに2人づれを見かける程度。
Engadin散策中は誰とも合わず。

東洋人の団体さんは中国系ばかり。
既に時代は中国ね!

ツェルマットとか行けば日本人一杯いたのかなー。
ツアーが居ると説明を便乗して聞けるから便利なんだけどな。

その後は何を買うっつー意思も無し。
朝からAlps山歩きした上でBallyで靴を買う元気はない。

寒い。
屋台で焼き栗を買って、手を温める。
ジルベールとセルジュだー。(左記が意味不明な人。健全です。安心してください)
何時か冬のパリで焼き栗っつーものを食べてみたいもんだ。と思っていたなぁと遠い目になる。
パリじゃないけどな。寒い季節のヨーロッパは初めてなので、焼き栗も初めて。嬉しいです。

ベンチで通りを歩く人を眺めながら栗を食べる。
Zurichの目抜き通りは、歩いている人が皆洗練されててかっこいい。
気温補正除いても、毛皮率高し。Gucci、Vuitton率高し。
見るからにお金持ちというマダムもそこかしこに。流石スイス!

こちらでは、あんまり柄ものって着ないのね。
ロゴ入り、前プリントだけでなく、ドット、ストライプですらほぼいない。
(Prahaでもそうだった。中欧は無地好きなのかな?)
「あ、このカットソー可愛いー」と単品として良い悪いを見るのではなく、キャンパスに色を載せていくように服をバランスよく組み合わせているという印象。
"自分の服を考える時は少し視界を広く取る。これ鉄則"と心に刻む。

方向性としては、「この服素敵ね」でなく「この組み合わせ素敵ね」
(最終的には服を越えて、「あの人素敵ね」 かくありたいが、さてさて。)

秋と言うこともあり、全体の色合いはChic。
マフラーと帽子と手袋とブーツがPurpleでグラデーションしている人は写真に取りたかった。
Prahaで見たひとだけど、スカートとタイツとブーツが微妙に違うグリーン系の女の子(デート中!)も可愛かった。
こんなに寒くなければもっと色々見られたような気もするんだけどな・・・。
Prahaでは南極越冬隊かね、な人までいた。


栗を食べ終えて、デパートでロクシタンのシアバターを買い、Hotelに帰る。
(9CFで日本とほぼ同じ値段)

夕食はHotel近くの量り売りSelfServiceのVegetarian Restaurant"Tibits"へ。
Hiltlの姉妹店という。
これもWiki-Travelの英語版で見つけた情報。

ヨーロッパって一品が多いから、飽きるんだよね。
何種類かをちょこちょこ食べたい。
それにはいいかと思い選んだ。

店に着いたのは19:30。激込みだったが、かろうじて席をKeep。
値段はワイン1杯つけて一人3000円くらい。外食代が高いZurichにしたらこんなもんかもしれない。

ちまちま色々食べられて満足。
お味も良し。

お部屋に戻って就寝。



2009年10月24日(土)

ほぼスイス旅行の備忘メモ(10/14)

TVnavi購入。

BOYSTIMEで兄貴的存在って、それ藤井隆も言ってた。
佐藤隆太に言われるのはわかるとして、年上にまで頼りにされるとは。
どんだけしっかりしてたんだ23歳。でも童顔。

さらりと"たかが35年くらいで"と出てくるところがなー、
やっぱり常に脳内には35歳で亡くなった彼らが居るということか。


====旅行の備忘録==============================================
10/14(火)
Bad Ragaz2泊目
朝起きて雨だった。

が、もう慣れたもの。
Churを越えれば晴れているだろうとの推測の元(TVの天気予報の衛星で見た雲の動きは確認済)、Guardaを目指してHOTELを出立。

Guardaはおよそ標高1600。
昨日と同じく着込む。

landquartで乗り換え。
街中に出るつもりはあったが、ホームで見える限りは工場ないしは倉庫ばかり。
出歩いて面白そうでもないので、さくさくと乗り換える。

1時間ちょいだったか?
Klosterなど山小屋っぽくデザインされた可愛らしい駅をカメラに収めつつ、通り過ぎる。
19.9キロ(多分)に渡る長いトンネル(これが出来たおかげでEngadin地方とZurich間のアクセスが飛躍的に良くなったそうだ。
立ち読みなんで正確には覚えていないが、構想100年、工事10年くらいだったような。
いずれにしても悲願のトンネルであるらしい)

Stop On Requestのこじんまりした駅が続く。
終点はScual-Traspだが、現在工事中とかでArdezからはバスで代替輸送中とのこと。(これは日本で情報収集済)
そこまで行ってみるのも面白そうだったが、天気も良かったのでGuardaで降り、Ardezまでハイキングにしようと、
予定通りGuardaで"降ります"ボタンを押す。

無事電車も停車。
が、降りたのは我々だけ。あれ?観光地と聞いていたのだが・・・

駅は当然のように無人駅。
Post Busで街(街は山頂、駅は山麓)に行こうと思っていたが、時刻表を見ると次のバスまでは後50分。
一日に10数本しかないバス。電車と接続しているものと思い込んでいたが、甘かったか。
標識には"街まで歩いて40分"と書いてあるので歩くことに。

途中分岐路が。
一つが山道。一つが車道。
山道を指して⇒Guardaとの標識が。

じゃあと山道に踏み込み、これが大きな誤りだった。
(車道もちゃんとGuardaに続いていた。じゃあちゃんと書いとけよ!)

一応雪かきはされていた。
が、道はけものみち。しかもぬかるみ。急勾配。山登りというより崖のぼりであった。
引き返したいのはやまやまであったが、このぬかるみを下ったら滑落すること間違いなく、怖くて降りられない。
進むしかない。

崖を上ること30分。
靴は歩きやすいウォーキングタイプとはいえ、5センチヒールである。
(だって山道歩く気なかったもん!)
最後は雪の階段。這うように上ってGuardaの街(っつーか村)にたどり着く。

[◆後悔]
帰国後に本屋でガイドブックを立ち読みした。
近道で30分。車道で40分。と書いてあった。
お金ケチらずにガイドブックは買っていったほうが無難。もしくは図書館でコピーしていくとか。
やっぱ、情報はちゃんと集めていかないと怪我しかねない。
無事だったから、笑い話だけどさー。
マジ怖かった。

しかもその場の写真は一枚も無い。
立ってるだけでこけつまろびつしそうで、止まることすら出来ず必死だったため。

路面が乾いてたら急勾配でもなんとかなったとは思うけどな。
[◆後悔]

Guardaは雪の後。
黄葉がキラキラと雪の反射に輝いてとても綺麗。
が、石畳の坂道は滑って怖い。

観光客はそれなりにいる。
10分程度で一回り出来る小さな集落。




この地方特有の壁を引っかいて模様を書く、スグラフィット技法の家が並んでいる。
保護区になっているという話。
白川郷みたいなもんかなぁ。

周囲は、雪を被った岩山。
なぜこんな高台に村を作ったか。
そりゃこんな山間じゃぁ他の集落と交流もままならず、独自の言語(ロマンシュ語。スイス人の0.5%しか話さない絶滅言語にして方言が5つあるという。)が育つわけだ。
きっと50年くらい前までは、生まれてから一度も集落を出ないで過ごした人も当たり前にいたんじゃなかろうか。

日本人とスイス人は本音と建前の使い分けとか、似たところがあるとモノの本で読んだが、密閉された空間で周囲と折り合いをつけざるを得ない環境に適応した故かもしれん。
気に入らなきゃ一発殴ってとんずらっつーわけにはいかないもんな。

など、つらつら考える。

お土産屋さんで、地元の手作業っぽいラベンダー匂い袋を購入。

[◆後悔]
山を降りる帰り道で重いから&パッキングとかも緩くて不安、と思い買わなかった蜂蜜。
美味しかっただろうなー。
買ってくれば良かった。
[◆後悔]

CafeもRestaurantにも入らず、天気が持っているうちにArdezに移動することにする。
Ardezとの標識に沿って進む。
人が4人並んで余裕で歩ける程度の道幅。

結論から言うと、Ardezまでこの一本道。迷いようなし。
乳母車を押しているお散歩組みも散見。あーこんなことなら蜂蜜・・・・。

ここに限らず、電車から見えた範囲で言うと、お散歩道路は非常に整備されており、かつ結構人が歩いている。
お散歩天国のような国。

Bos-Cha村を抜け(店も休憩どころもなし。牛の糞の臭いがきつく、足早に過ぎる)、そのうち高台からArdezの村を望む。
Ardezの村もスグラフィット技法の家はあるが、Guardaに比べて綺麗に修復(もしくは整備?作成?)しすぎていて、
綺麗ではあるが、情緒に欠ける感じ。テーマパークっぽいっつーか。
Guardaの方が好き。

もうちょっとArdezも散策するつもりだったが、丁度1時間に1本の電車が出るところだったので飛び乗る。
この列車が古かったー!

今時、トイレが下に穴が開いているだけなんだよ!
そんなんありか?!
(スイスの某所にマーキングしてきたことになる)

お腹が空いた・・・
日本から持ってきたSoyJoy食べてしのぐ
(非常食として6本持参。機内で2本支給され(そんなもん配るなとも思うが)、帰国時に2本残り。
つうーことは滞在中1人3本食べた。結構お昼食べ損ねたりしたから、飢えしのぎには重宝した)

Landquartで乗り換え。御食事どころも無さそうなので、空腹のままBad Ragazに帰る。
駅中スーパーでパンと干し肉(ビュンドナー・フレイシュ)や水やサラダ、もちろん隣村産のワインを買い込み、朝食でガメてきたチーズとともにお部屋で夕食。

(しかし、碌なもん食ってないなー。
栄養は朝食で取れ!という節約精神と、あと、疲れて部屋帰った後、着替えて外食ってそれはそれでだるいんだよね・・・)

サラダのドレッシングがどーしてこんなに旨いんだろう?日本のはまず食べられないのに。

干し肉も激うま。ビュンドナーフレイシュはEngadin地方の名産なのだ。
2つパックのうち1つはお土産と思っていたが、つい全部食べてしまう。

そして就寝


alain

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