2009年11月02日(月)
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ほぼスイスとチェコ旅行の備忘メモ(追記その1)
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いきなり、寒くなる。 10月で25度はいい加減暑いとは思っていたが、今日は唐突に北風。
でも、既に寒波は経験済。大丈夫です。 むしろどんどん寒くなっていただきたい。
とは? はい。要するに雪が降ってくれないと。 北海道のスキーの予約を入れてしまったので。
夏のバカンスでぼけぼけしているのに、次は冬ですか。 遊ぶことしか考えてないなぁと、我ながら思うが、楽しんで日々を過ごすほうが良いだろう。
サホロにした。 トマムも空いていて好きなんだけど、何といっても食事がまずい。 あの食事さえ何とかなればなぁ。トマムにするんだけど。ゲレンデ俺のもの状態だし。 贅沢は言わない。ガストか和民、大戸屋、いや日高屋でもいい。 そのレベルの店があれば文句は言わない。が、それがない。 直近で行った時には、朝食と昼食で持ってきたパンとスナック菓子で数日を過ごし、飢え死にしそうになりましたよ。
ゲレンデは良いんだけどね・・・。
ということでサホロ。 去年、ちょっとしか食べられなかったおそば(美味しさに気付いたのが最終日だったもんで)を、 がっつり食べるぞーと一年間思い続けてきたのだ。
あとねー。札幌でSOZOにまた行きたい。 去年美味しかったから!
食事は万全。 ということで、後は雪。景気良くどさっと。そしてぐっと冷え込んで頂きたい!
====旅行の備忘録============================================== [◆後悔ではなく、追記の後日談] 買ってきたMoserのショットグラス。2個セットで、 1組はロイヤルブルーとラベンダー。 もう1組は黄色とオレンジ。
帰国早々無事確認のため開けてみる。時刻は昼間。およそ午後1:00。 やっぱ綺麗だよねー。いいよねーとひとしきり見て大切にしまう。 その日の晩、再び箱を開けてみる。
なんじゃこりゃー!!!
ラベンダー色がPale Blueに変わっている。 Grayがかってさえいる。少なくとも紫の持つ赤みはない。
何が起こったのかわからない。 日中開けていなければ、あのMoserのねーちゃん、おぼこい顔してすり替えやがっ たなと冤罪をかけるところだった。
ひょっとしてライトの所為かもと仮説が出る。 電球色とはいえ、リビングは節約&暑さ対策のため蛍光灯なのだ。
蛍光灯以外の場所に持っていく。 ラベンダー色になった。
おお。そういうものであったか。まるでアレキサンドライトだ。 (後日Moserを売ってる店に行ったところ、色には全て名前がついていることがわかった。 このラベンダー色の名前はアレキサンドライト。 色が変わるということがわかって付けている名前だ)
他の色もそこまであからさまではないが、蛍光灯とそれ以外では色は変わる。 そういうものか。 冬だけでもリビングを白熱灯にしようかね。LEDだとどうなんだろう? [◆後悔ではなく、追記の後日談]
2009年11月01日(日)
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『アルビン号の深海探検』『This is it』
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旅行の備忘録は一旦お休み。書いた文はあるけどUPは明日以降で。
本日は『アルビン号の深海探検』『This is it』の感想を。 『This is it』は2週間限定のため、『アルビン号の深海探検』は早く見に行かないと終わってしまいそうだから(爆)とっとと行ってきた。(『This is it』は結局延長されるみたいね)
まず、『アルビン号の深海探検』から。 行こうか行くまいか迷ったのだが、3D映画は子供時代以来。 現在の3Dに興味もあったので行ってみる。 もちろんトリガーはナレーターなわけだが。
見終わった後の率直な感想としては、"失敗するプロジェクトの好例"もしくは"ソファーベッドだね。これは" 二兎を追うものっつーか、誰を相手に何を作るかを明確にせず、何となく進めた結果、どっちにしても中途半端と言うものが出来ているかと。
音楽とナレーション(山本耕史さん)声質は癒し系。 じゃあ環境ビデオののりかとも思いきや、台本は教育テレビ。 情報量が無駄に多い。子供達向けなのかしら?なら、音楽とナレの人選誤ってる。
しかも、教育テレビのりと考えると、未来に希望を持たせる情緒的なENDDINGに、 道徳臭までついてきて、いやらしくも感じる。
個々のパーツは悪くない。 見たことのない、先々もリアルで見ることはおそらくないであろう深海の映像。 3Dはめがね掛けて最初見た時(遅れて入ったので始まっていた)、 「うわーっ」と声を上げそうになったほど立体感があって、ど迫力だった。 マリンスノーは自分に降り注いでいるかのよう。
音楽もサントラ欲しいくらい。 山本さんの声は好き。(っつーかそれ目的で言ってる)
けど、素材が良くても、何を作りたいかをわかっていないシェフの手にかかってはどんな料理にもならない。 そういうことだ。
============================= 逆に、何をどうしたいかが完璧にわかっていたのが、マイケル・ジャクソン。
ステージの全て、曲構成だけでなく、 ブレスの位置からあらゆる楽器の音の大きさ、ダンサーの振りまで、全てがマイケルの脳内では既に完成形があるようだった。
大勢のスタッフはあくまでそれを実現させるためのツールでしかない。 そこまで完璧に彼一人でショーを作っているとは思っていなかったのでびっくりした。
身体もきっちり作ってあった。 50代の彼がおそらく彼の年齢の半分ほどのダンサーと踊り、しかも彼らよりキレキレってすごい。 ショーで使う映像も豪華。(いくら掛かったんだか)
あーコンサート見たかった。完成形が見たかった。 (現地で見られる由もない。もちろんDVD鑑賞のことです。)
彼はOff The Wallの頃が一番好き。 凄く楽しそうだから。 その溢れる才能を携えてずっと歩いていけたら、こんなふうにはならなかったように思う。
こんなふうとはスーパースター・尋常ならざる浪費・話題の私生活・繰り返す整形・突然の死 全てだ。
彼はある時から、高速の歩く歩道に乗せられて、歩くのの何倍もの速さで進みすぎた。 インディアンは移動の時、早く進みすぎると、何日かに一度休むという。 身体の移動に魂が追いつかないから、だという。
彼も多分、流れの速さに魂がどこかで追いつかなくなってしまったんだよ。 その流れを時代って言うんだろうけれども。
リハーサル中にThe Jacksonsに感謝の言葉を述べるシーンがあった。 けれど、子供については、母親の次には血縁でないダイアナ・ロスを頼った。
ステージメンバーには黒人も多かった。 特に音周りでは。でも、子供達の遺伝子にはマイケルはおろか黒人の要素が見えない。 彼は自分のその才能を残したい、もしくは、残す価値のあるものとは思わなかったのだろうか? 彼は自分の身体を愛していなかったのだろうか?
彼のコンサートに限らずステージは生もの。 録画して見ることは出来ても、ステージそのものはその場限り。
文章は残る。 絵も残る。
歌もダンスも残る・・・と言いたいが、文章や絵とは再現性が異なる。 基本的には身体あってのもの。
朝読んだ新聞の書評の一節を思い出した。 世界には快適な排泄環境に恵まれていない人が29億ほどいるのだと。
排泄し、どんなにメンテナンスしても劣化する、この身体という不自由な入れ物。 でも、それがないと歌も歌えない。ダンスも踊れない。
彼にとって身体は不自由な枷だったのか、愛すべき乗り物だったのか。 マイケル・ジャクソンの身体が消滅した現在、映画を見ながらそんなことを考えていた。
今日11月1日は健さんの一周忌だね。 身体はないけど、思いを継ぐものがいれば、魂は残る。残っているのを感じるもの。
2009年10月31日(土)
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ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/20)
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CentralReservationのDepositの返金。 お返事が来た。 I have refunded 50.49 for the above reservation. Please allow 4-5 business days for this to appear on your account.
やったー!取り戻した。 ふっふっふっふっ。
そういうことはもっと早く言え、といういやみ返しもあったが、そんなもんより、金だよ金。 戻ってくるならいうことなし。
むふ。 笑いがこみ上げてまいりますがな。
さて、10/31と言えばHappy Halloweenと山本さんHappy Birthday! 彼の何がつぼかっつーと、傷つくことを承知で更に前のめりになることかな。 あと、どんなに揺れても心にあるのが一つというところとか。
====旅行の備忘録============================================== 10/20(火)Prahaで起床。Praha4泊目 いよいよ帰国。
もうちょとゆっくり居たかった。 4泊でこれだもんな。ツアーのゆとりの2連泊ってどんなよ。と思う。
飛行機は9:50分発。 2時間前にCheck-Inとして、7:50分に空港に着けばよい。 が、もろもろ不安(道が込んでるとか、途中事故るとか、迎えの車がこないとか)な小心者のため、 7:30に空港到着で車を手配した。
そのためお迎えは7:00。
小心者はHotelのCHECK-OUTに時間がかかるかもと思い、6:30に部屋を出る。 4日間お世話になりました。とても良い部屋でした。ありがとう。
Frontには誰も並んでおらず、直ぐにCheck-Out出来た。 昨日の食事代が含まれておらず、やはりちょっと時間を食う。そんなもんだ。
が、ちょちょっと終わり、隣の図書室でコーヒーを飲みながら迎えを待つ。 6:50分ごろ迎えが到着。
英国紳士っぽい雰囲気ある紳士。 スーツケースをさくさくとトランクに入れてくれる。
車は滑るように発進。 車種は興味ないのでわからなかったが、広い普通車(セダンっていうの?)
まろやかで落ち着いた運転が気持ちよい。 街は霧が深くまだ暗い。が、学校や職場に向かうであろう人が歩いている。 彼らの一日が始まる。我らはこの街は今日限りだ。
7時15分には空港到着。550CZK。 あれ、600じゃなかったっけ?もしかして600は空港までのお迎え料金だったのかもしれない。 600渡してお釣りは取っておいてもらう。 非常に快適だった。
今度来る時はお迎えサービスとか使っちゃおうかしら。 空港に着いたら、運転手がお出迎えだなんて、何てお嬢なのかしら。セレブだわ。約3000円だけど。 楽へ楽へと流れやがって。だんだん堕落していくな。そんなことではいかんいかんと気を引き締める。
空港は閑散としている。 7時50分までやることなく待つ。 開いている売店に日経新聞が売っていた。450CSK。当然買わない。 一面の見出しを立ち読み。東京が地震で大崩壊とかは無い様子。ならいい。
無事CHECK-INを済ませ、荷物を預ける。 出国へ。
[◆後悔] Moserで買い物した分の税金還付手続きをしようとしたら、「それはとなりのカウンターであり、まだ開かない。」という。結局Check-In後も誰もおらず、Swissでも出来るだろう!と出国してしまう。
今から考えれば、開いていなかったのは税金還付窓口であったように思う。 税金なんて、カードにでも還付してもらえばいいので、開いてなくても別に問題なかった。
必要なのは税関のスタンプ。 ここは出国カウンタが開いていた以上、開いてないわけはなかった。 税関スタンプはチェコで押してもらう必要があった。
還付手続きとかしたことないからさーわかんなかったのよ。 そんな高級品買ったことなかったから。
この失敗で3000円ほど損したことになる。 チェコの国家財政に3000円寄付したと思おう。 お世話になったのだし。 [◆後悔]
ボードを見ると、ブカレストとかソフィアとか共産圏へのフライトが多い。 ブルガリアかぁ・・・。どんなとこなんだろう。
Prahaはガイドブックによると"息を呑むほど美しい町"とあった。 確かに当目には統一感があり綺麗だが、よくある中欧系の町並みだとも思う。 美しさでいったらPortoのが・・・とも思う。(ま、あっちは世界遺産だしな)
近くで見ると、率直な感想は古いというか、ぼろい・小汚い。 崩れかけてる。落書きがある。構内は暗い。ガラスはほぼすすけてる。 よく見て歩かないと犬の糞を踏む危険あり。
皆褒め言葉ではないが、だから嫌いというものでもない。 多少ぼろい方が落ち着くというもの。 座ったら汚れそうな白い革のソファーより、なじんだMy寝床の方が好き、みたいな。
首都Prahaでそれだ。 Karlovy Varyに行く道中の町々も、端的に表現するとぼろかった。 廃屋か?と見ると奥に電気がついていたりして、あー生きてるのかと。
日本はどこもかしこもぴかぴかしていて清潔で綺麗と聞くが、確かにそうだろうとは思う。 だから素晴らしいとも思わないけれども。
東欧の工業国と言われたチェコでこれだ。 ブルガリアはどんなとこなんだろう?っつか素人がぬぼーっと行って大丈夫か? 難易度高いかなぁ。
何だかんだ行ってChallengingな旅してないからな。 人は楽に流れるってホントにね。
さて、Praha−Zurich間の飛行機は9割ほどの乗車率。 5時起きで疲れていたようだ。 離陸がほぼ記憶に無い。座った瞬間に落ちたらしい。すでに緊張感が切れている。
あれ今回は飲み物も食べ物もくれないのか?と思ったら30分ほど過ぎて、クロワッサンをひとつくれた。 朝ごはんを食べていないため空腹である。勢い良く食べる。
後ろのチェコ人らしき男女二人組みが巻き舌の大声でずっと話している。 内容わからないから良いようなものの、それなりにうるさい。 女性側が「ノーノー」ばっかり言ってるように聞こえる。もめてる?と思ったが、語調からそうも聞こえない。 アノ、アノ(チェコ語でYES)かあと気づく。
うるさいのでヘッドホン(iShuffle)で音楽を聴く。
Zurich着。 建物まではバスで移動。
[◆後悔] 空港のど真ん中に降り立つことなんてそうないんだから、写真をとればよかった。 [◆後悔]
空港内お買い物エリアに到着。 ボードで成田行きの状況と出発ターミナルを確認する。 成田行きはターミナルEから。予定通りに出発とある。 乗継ぎ時間は2時間ない。置いていかれないようにちゃっちゃと買い物をする。 Zurich-Prahaの行きの時に、おおよそ買うものは見繕ってあるから大丈夫だい。
シュプリュングリのチョコレートを試食させながら売っていたので購入。 ガイドブックにも乗っていた看板商品のリュクセンブルゲルリ(小さいマカロン)を購入。 (帰国後に知ったのだが、これは日本未入荷のメーカーだったのね。お土産としては良かったのでは)
余ったスイスフランを使い切る。 正確には0.05フランだけ残った。 チェココルネは0.1CZKだけ残った。
小銭はUnicefに寄付でもすれば良いものを・・・。 計算しながらお菓子を買いあさってしまった。けちねぇ。
乗り継ぎの飛行機が霧のためおくれたとかで、20分ほど出発が遅れる。 なるほど、乗継ぎ便の遅れは多少考慮してくれるのね。と1つ利口になる。
帰国便も行きと同じくほぼ満席。 席に座って一安堵。 これでもう黙っていても日本に着くぞ。(100%ではないけれども) 何かを間違えてどっかだか判らないところに行ってしまうという不安が解消されて愉快になる。 全ての分岐は間違えずにクリアしたということだ。あとはゴールに向かって一直線。分岐なし!
機長がおそらく自分で言ってて意味不明であろう日本語のアナウンスをしていて、けなげさを覚える。 この機長は、ドイツ語・英語・フランス語のアナウンスを非常に流暢にこなす、凄い奴であった。 (Praha−Zurich間の機長の英語は、チェコもしくはスラブ系のなまりがきつくて、最初は英語に聞こえなかった)
昼食と朝食、間に軽食(アイスを一回とサンドウィッチを一回)が出た。
昼食にはチキンを選ぶ。(もう1つの選択肢は忘れた) お腹が空いているので、がしがし食べる。
(っつか、ほとんどお腹空いてないか? でも飛行機に乗ったら食べ物くれるのに空港でお金出して、何か食べたり飲んだりすることが考えられないのだが、でも結構混んでるよねぇ。けちねぇRepeat)
満腹で気持ち良くなり、がーっと寝る。
起きて、映画プログラムにあった"ハゲタカ 映画版"を見る。 テレビドラマは見てた。好きだった。 映画版には興味はあったが映画館に見に行く種類のもんじゃないような気がして見送っていた。 この機会に見る。
スリリングな展開。 マネーゲームのどんでんがえしは相当練りこんだのだろう。密度が濃くて見ごたえがある。
ただ、玉鉄(が演じる中国人)が刺されるオチはどんなもんだろう? テレビ版で西ノ谷の旅館の主(松田兄)が同じことされてなかったけ? 刺されるオチ2連発は安直では?
玉鉄の顔は綺麗だなぁと再認識。これでもう少し顔が小さければ言うことないんだが。(一言多い) それ以外の興味をそそる映画は無かったので、何となく音楽を聴いて過ごす。
斜め前にスイス人(?)のがたいのよいねーちゃんがいた。 上げ底編み上げブーツといい、服装といい、どうみてもゴスロリ系(系というのはそれそのものというにはキメが甘いため。ハンドバックには缶バッチ一杯。 中のひとつは、KAT-T○Nの赤○では?ねーちゃんそいつは何処で買ったんだい?
YOKOSO NIPPONのバッチもついており、日本のガイドブックも読み込んだ形跡もあったので、 どうやら初来日ではない様子。 お台場でゴスロリ・フェスでもあったかな。どこに向かうのか後をつけてみたもんだ。(やらないけど)
順調に成田に到着。朝の7:50分 堕落とか敗北という単語が頭をよぎるが、易きに流れ新宿まで成田EXで移動する。 車中、眠いのになぜか眠れない。
地元に到着。うどん屋で昼食。 日本暑っちー。推定気温25度。 時差も7時間あるが気温差が20度以上ある。 眠い。あっさり寝たいところだが、時差ぼけ解消のため夜まで寝ないでがんばる。
録画予約の稼動結果を確認。 本屋で雑誌を立ち読みし、最新情報をチェック。
あと何だかんだと。 何とか夜9時までがんばる。が、相棒を見始めて犯人を見ずして落ちる。 一旦目が覚める。 TVはつきっぱ。
KINKIの剛くんが画面に出ている。 「あれーなんで剛くんがチェコのテレビに出ているのだろう。不思議だ。Jの海外進出かなー」 と、完全にぼけぼけ。 「可笑しいな。チェコ語なのに言ってることわかるぞー。」 とさらにぼけぼけ。
しばらく画面を見つめた後、あーそうか日本の番組だな。 思うに"正直しんどい"だなきっと。 とわかったところでそのまま寝入ってしまう。
その後起きた時は、何故かチャンネルが変わっていてNHK。政見放送をやっている。 ようやくTVを消し、改めて起きたのは昼の12時。ほぼ15時間ぶっとおしで寝たことになる。
やっぱり東の移動はきつい。 その後夜きっちり寝られるようになるまでほぼ一週間掛かった。
が何はともあれ。息災であればそれで良し。 短い(やっぱ短いよねぇ)休暇が終わった。
が、後日談及び追記があるので、まだ続きます。 疲れたけど、一気に行かないと止まったら終わりだから、この際行ける所までいく
2009年10月30日(金)
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ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/19の続き)
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先日、朝の電車内で唐招提寺ドラマの吊り広告を見る。朝からテンションUP。 今日は丸の内線の動画広告(っていうの?)で唐招提寺の宣伝を見るも、眼鏡なしだったので、 馬に乗せられて引かれてく刷雄くんの泣き顔は拝めず。がっくし。
来週からは新しいお仕事が始まりそうな、そうなじゃなくて、始まる。 最初の2週間が勝負かもなんで、がんばるか。 短期決戦ならなんとか根性も持つだろう。
あー、旅行の備忘録は疲れた。っつか飽きたが、ここまで来たらGOALまで走らないと気がすまない。
====旅行の備忘録============================================== 10/19(月)の続き。
道中のお土産屋を見ながらいこうと早めにホテルを出る。
しんしんと冷える。 この寒さに教会でコンサート。考えなしだったか? ネロとパトラッシュは教会で凍死したんだっけ。 「パトラッシュ。なんだかとても眠いんだ・・・」
とにかく不自然に眠くなったら危険だ、と心に刻む。
カレル橋で版画(エッチング?よくわからない)を一枚と、オレンジが鮮やかな写真(一部加工あり)を購入する。いくらだったか忘れてしまった。売っている人が凍えてる。 引き上げ準備に入っている人もいた。
途中チェコの可愛いお土産屋さん、"マニファクトゥーラ"でクリスマスのお飾りを買う。 その後、教会の前のトイレへ。
トイレは事前情報通りほぼ間違いなく有料。 が、綺麗でいい。人がいるから安全だし。雇用創出といえばそうだ。 ガイドブックには3〜5CSKと書いてあったが、5(最安値は地下鉄Florenz駅)〜8(Karlovy Vary駅)〜10(大体ここ)に値上がりしていた。また小銭用意とあったが、まず人がいるのでお釣りを出してくれる。 その点スイスで有料のところは、コイン特定のため、そのコインを持っていないと入れない。 無人駅でそれは時として非情な事態も引き起こしそうな・・・。
[◆まとめ後悔] 4泊もしたらプラハ遊び放題と思ったが、結局時間が足りなかった。 寒さと雨に早々にホテルに引っ込んでしまったのが敗因か・・?
やりたかったこと。 ・スーパーマーケットでクネドリーキの粉(レトルト)を買う(帰国後家で作る) ・スーパーに何が売っているのかを見て周り、例えば一人の人をストーカーの様につけて、どんなものをどんな組合せで買っているのかを観察。 ・セーターを買う。 ・古本屋でじっくり綺麗な葉書とか絵本とか選ぶ。 ・市場を見て回る。(あのベリー詰め合わせが頭から消えないよう) ・鯉を食べる。泥臭くないという鯉を食べてみたかった。 ・酢漬けのソーセージを食べてみたかった。見た目気持ち悪そうなんだけど、どんなもんなんだろう? ・酢漬けのキャベツを食べてみたかった。おおよそ味の想像はつくが、でも料理として供されるそれを食べてみたかった。 ・プラハ城に隣接する公園に行ってない。こんなに近いところにいたのにー。忙しくて行く時間がなかったのだ。 ・ユダヤ人地区にも行ってない。 ・可愛いといわれる文房具も見たかったな。デパートの文房具売り場とかで。 ・アイシングしたクッキーが欲しかったよう。写真ですごく可愛いかった。 お店の住所もメモったのにな。(=本屋で暗記) [◆まとめ後悔]
午前中の客引きはまだチケットを売っている。 きっと午前中より安くなってるに違いない。 始まる直前に来て、値切って買えばよかった。叩けば半額くらいになったような気もする。
客引きががんばった結果、前半分はほぼ満席。後ろも半分〜2/3くらいは入っている。 この寒さの中上々では?
こちらは開演を待つ観客。着膨れているのは我々だけではない。

構成は弦楽四重奏。 第一ヴァイオリン(っていうのかな。所謂バンマス)はでぶ(女性)。 中々の技巧派のようだった。
演奏自体は至極の芸術というものでもなかったが、 (ヴィヴァルディの四季は何ヶ月か前、千住真理子で聞いている) やはり反響が良い。 天井の壁面のびらびらした装飾に音がはねて、身体の前から後ろから音が細胞に染み込む。
心配していた寒さは思ったほどでもなかった。 (つまり寒かったけど、凍死レベルでは無かった。ということ)
行ってよかった。
外に出る。 更に冷えている。 予報では今日の気温はー2度とか。が、それ以上に冷えて感じる。
街灯がともるカレル橋や、ライトアップされたプラハ城を写真に取りつつ、巣穴に戻るようにホテルに戻る。
ケータイは夜景は苦手なようだ。が買った版画と同じアングルなので記念に一枚。
今晩は荷物詰めという大仕事もある。 とりあえず、とっととレストランで食べちゃってそれからやろうと思う。
今日はPike Perchを食べようと決めている。
最初Perchは鯉と思い込んでいたが、ある時はっと思った。 広島カープは鯉じゃん。鯉はCarpなんだよ! じゃあPerchは何だ。どっかでスズキと聞いた気がする。が、スズキってどんな魚何だかいま1つ思い描けない。 白身の川魚だったようなー。 と思いつつ、チェコで始めての魚料理に胸が躍る。
前2回で居たしゃきしゃきと働くお姐さんが今日は不在の様子。
いたのは新顔のメンズ3名。 ・マット・デイモンに似たブルネットの利口そうなお兄さん。彼がリーダー格と見た。(以下、マット・デイモン) ・アドニス風の金髪巻き毛。人の良さそうな間抜けで不器用そうな(マリリン・モンローも悩んだという金髪はパーの偏見かとも思ったが、その後この印象は正しかったことを知る)(以下、アドニス) ・カウンターににこにこと座る彼らの地元のお友達らしきBOY。小柄で俊敏で気はしが効きそう。(以下、俊敏くん)
本日の注文 ・赤ワイン(小瓶)2本 ・昨日と同じくHotel Julian Salad ・Pike Perch 秋の野菜の付け合せ添え
赤ワインは順当にやってきた。 がカウンターでにこにこ飲んでいた俊敏くんも厨房に入ってしまい、何やら厨房が慌しい。
俊敏くんが、覚えた文章をこぼさないようにと言った顔でやってくる。 「トラブルがありまして」 なんだなんだ 「今日はシェフがいないので、Perchは料理出来ないんです。」 呆然。今まで生きてきてシェフがいないレストランに入ったのは初めてですよ。 一気に続ける。 「変わりにサーモンはどうでしょう。お詫びといっちゃなんですが、デザートをサービスいたします」
「魚を頼んだから、替わりは魚じゃなきゃ。サーモンなら焼けばいいから何とかなるんじゃん?」 と考えたバイト3人組に敬意を評し、「良きにはからえ」と鷹揚に答えて下がってもらった。
後から思えばここで多少交渉すべきだった。 「何なら早くできるの?」 「簡単なのに変えてもいいのよ。スープとかビーフグーラッシュとか。(これなら出来てるのをよそるだけでないかと推測)」 とでも言えばよかったのかもしれない。
が、他のなら早く来たって保証もないからなー。 だってサーモンだってそんな時間掛かるとは思えないかった。 フライパンに切り身乗っけて付け合せの根菜並べて、バターソテーしてそれオーブンに突っ込めばDONE?(だよね?) サーモン出現までおよそ1時間半かかるとは。この時点では知る由もなかった。
厨房からは3名のバイトくんのただならぬ声が響く。 1名がシェフに電話指示を仰ぎ、他2名が作業員ではないかと。もちろん全くの想像。
以下、あんまり暇だったので考えた想像図。 マットデイモン「オーダー。Hotel Julian Salada。まず何からどーすれば良いのか指示願いますっ」 シェフ「まず ロメインレタスをちぎる」 マット「ロメ・・・?何?」 シェフ「ロメインレタス。ふりふりがある緑の葉っぱ!」
マットが電話片手に、アドニス&俊敏くんにわめく。 「冷蔵庫からロメインレタスを出す!」 アドニス「ロメ・・・何?」 マット「ふりふりがある緑の葉っぱだ。」 俊敏くん「ああ。これか。袋にアイスヴェール書いてある。」 マット「ありました。袋にアイスヴェールって書いてあるやつですね。」 シェフ「それはアイスヴェールという葉っぱだ。ロメインレタスはもっとしっかりしてて長い奴!」 マット「それ違うって!」
とか何とかが繰り広げられているのではないかと・・・。
3組の客がほぼ同時に入ってきたこともバイト3人組の今晩の不運であった。
厨房からは皿やなべがひっくりかえらんばかりのやり取りが盛れ聞こえてくる。 バイト3名が厨房から出てくるたびに、息遣いは荒く、顔の赤みは強く、ため息は深くなっていく。 コントとしては面白い。
が、別にコントを見に来たわけではない。 3組の客は我々以外は年かさの夫婦、夫婦&娘の組合せ。 娘は30分を経過したところで、けっ!という面持ちで退出。
年かさの夫婦。 おっさんはビール啜ってるから和やかな見物モードだが、おばちゃんの眉間は時間と共に険しさを増す。
45分くらいしてからかなぁ。我々にHotel Julian Saladが来た。 昨日のHotel Julian Saladと材料は同じではあるようだ。
同じ材料でも作り手が違うとこうなるというお手本のような見た目。 ピラミッドのようにうずたかく盛りあげられた葉っぱ。 大胆にも3口大に乱切りされたパプリカ。 全体にまぶされたカッテージチーズ。(昨日は別の小皿にありましたよ)
そしてもちろん昨日は持ってきたバルサミコ&オイルはない。 「持ってきて」と言うのは簡単だが、とにかく3名があまりに必死に駆けずり回っているため、可愛そうで頼めない。
盛りは何だが、要するに葉っぱ。 食べられないことはない。サーモンが何時来るかもわからないため、ちびちびと葉っぱをかじる。
繰り替えすが、サーモン焼くのにどうしてそう時間がかかるのか意味不明。 厨房貸してもらって自分で焼きたい気持ち。
1時間経過。
「もう帰る!」 と帰らんとする年かさ夫婦をマット・デイモン必死で押し留める。 「あと10分。あと10分。」
そば屋の出前みたいだ。 どこの国でも言い訳文句は同じなんだなぁ。 めったに見られないものを見た。とそれはそれで結構楽しい。
ワインは既に飲んでしまった。 アドニスくんに赤ワインをと頼む。
アドニスは白ワインを持ってくる。開ける。 「あのー頼んだの赤ワインなんだけどー。」 「あー・・・・」 疲労困憊のアドニスくん。キャパを超えているようだ。
「いい。いい。それでいい。白でいいから」と鷹揚に受け入れる。 チェコ語がわかれば、「落ち着け。まずは落ち着け。まずは深呼吸」と声をかけてやりたい。
3組に食事を出し終えた。 我々のサーモンも来た。
1時間半は経過していただろうか。2時間近かっただろうか。
サーモンソテーは美味であった。 (けど、サーモンソテーってサーモン自体が美味しけりゃまずく調理する方が難しいと思うのだが)
秋の野菜はメニューにはカリフラワーとか書いてあったような気もするのだが、ソテーした芋であった。 ま、秋ではあるか。
「サービスです。」 バナナパンケーキ With ホイップクリーム&アイスクリーム。 チョコレートラインでお皿に飾りつけもされている。
お昼に同じメニュー食べちゃったんだよね。 っつーかお腹一杯だし。 でも手をつけずに出てきたら、何か悪いような気が・・・。とがんばる。
3組の客にも皆デザートを出す。 途中怒って出て行ってしまった娘さん用にも、持ち運べるデザートを渡す。
バイトくん達。大変な一晩でしたね。
それにしても、マットデイモン。 "今日はシェフ急用のため、レストラン休業"もしくは "本日はプラハハムとスープとビーフグラーシュしか出せませんっ"とか事前に手は打てなかったのかね。 君の賢しげな顔は飾りもんか。
予想外に時間をくってしまい、慌しくパッキングをするも就寝は12時を回る。 明日は5時起きだから早く寝たかったのに。
お土産のチェコワインは近くのスーパーではフルボトルしかなく、フルボトル2本お持ち帰りはちときつい。 ポルトガルからの帰りは2本持ち帰ったが、今回は空港でヘベロフカ(酒)を買う予定があるのだ。
お部屋のミニバーにあるミニボトルが一本5CZK。250円。 スーパーで買うよりかなり高いとは思うが価格としては安い。 レストランで味も確認済みなので安心。赤白一本ずつスーツケースにつっこむ。
[◆後悔] ビールも一本突っ込めば良かった。 [◆後悔]
就寝。
2009年10月29日(木)
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ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/19)
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スイートJAM! 松岡充さん。一週間舞ってました。ではなく待ってました。(でもある意味正しい) フリートークなら、それで通してくれても良かったのにー。 あと、リンダリンダの映像も欲しかった。 でも、ぱちぱちはねるソーダ水のような躍動的な松岡さんを楽しめました。
多面的な山本さんってそれわかるー。 全くホントのところがどうなのかつかめない。 どんな人を演じても、それが素ではないかと思えるし、一方完璧に演じているようにも見える。 トーク番組でもぶっちゃけ話しているようで、肝心の自分の一番大切な部分は存在すら隠しているようにも見える。 見えそうで見えない。チラリズムがそそるのはグラビアには限らないということだ。
====旅行の備忘録============================================== 10/19(月)Prahaで起床。Praha3泊目
天気が良い。 天窓から朝日が見える。 そうか、今まで気づかなかったが、朝日の当たる部屋だったんだな。
今日は、 今まで行けなかったカレル橋に行き、 ⇒ミュシャの美術館に行き、 ⇒市民会館を見て、 ⇒旧市街でお買い物をして、 ⇒今日こそポスポダに行き、 ⇒荷物詰めもあるので早めにお部屋に入る。(明日は7時にはCheckOutだ) とかように動こう!と予定を立てる。
が、まずは明日の空港までの脚を確保せねば。 土産もあることだしShuttleBusにしようとは出発前からの構想。 来る時に乗ったBusの運転手から399CZKでとの割引券(正価は480)を貰っているので、TELする。 が、女性の声の自動応答。 おそらく、"運転中なので電話に出られません"か"電波の繋がらないところに・・・"と推測。
じゃあ、ご縁が無かったということで、 と、ちょいと高いがHotelのSheffle Serviceの予約を入れる。こちらは600CZK。 さて、朝飯も食った。明日の交通手段も確保した。出立!
川に沿った公園を通り、マラーストラナ地区を抜けカレル橋に。 Praha散策最終日にしてようやく一番の観光名所にたどり着く。
橋は工事中。(事前情報で知ってはいた。)
流石に人が一杯。でもおそらくまだピークではなし。露店もまだ店開き中。 ここで初めて日本人ツアー客を見る。 運良くヤン・ネポムツキーの像(「舌噛みそう」@世界ふれあい街歩きPraha編)は工事範囲からは外れていた。 触る。良いことあるかな。
橋塔の上に人が上っているのを見て、上りたくなり上る。 (高い所を見ると上りたくなりますが。それが何かw?) 一人7Csk。ちと高かったが、見晴らしは上々。
上から見たカレル橋はこちら。左側が工事中。

ここまではほぼ予定通り。
が、クレメンティヌムに抜けたところで、客引きに引っかった。 クレメンティヌム内の教会 St.Salvatorにて18:00から1時間のコンサートがあると。
Prahaでは1回はコンサートに行きたいとは出発前から思っていた。 が、コンサートはまず2時間はかかる。折角異国に来て建物の中で座っているのも時間が勿体無いような気がする。 とにかく歩いて空気感味わう方が好きだから。
しかし、このコンサート。所要時間は1時間だという。 観光客相手の何てことはない演奏会だろうが、大して音楽わかるわけでなし、それに私でも知っている有名どころの音楽(しかも短いやつ)をほどよく入れてある。化粧品のトライアルキットに近い。
雰囲気感じるには手ごろだよなー。 やっぱ教会というかこの手の空間で音楽聴きたいな。 だって、こういう場所で演奏するために作られた曲たち何だもの・・・。反響とかさー違うんだろうなー。
と迷っているがわかったらしく、追い討ち営業トーク。 "今なら学生価格にする" "今なら前の方の席取ってやる" (これは何だったんだろう?自由席だったんですけどー)
「考えさせてくれ」と一度通り過ぎるも。
天気もいいしミュシャの美術館は諦めることにし、居酒屋もホテルかホテル近くで手を打つことにし、予定変更!! コンサートチケット購入。 帰国前日の夜にコンサートに行くとは思わなかった。
さて、では市民会館へ。 『世界ふれあい街歩き チェコ』で、館長が「Prahaにお越しの際は是非お立ち寄り下さい」と言っていた。 行ってみるも、ガイドツアーでないとホールとかその他もろもろの中には入れない。 で、ツアーは何時からよ。17:00〜70分?! 一日一回なの?街中にこんなに観光客居るのに?
コンサートの時間にも被るし無理ぽ・・・。 「何がお立ち寄り下さいだ。入れてくれないくせに。」とむくれて、むくれついでに市民会館一階のカフェに入る。 アールヌーボー様式で天井も高く中々良い雰囲気。 カプチーノ2つとサンドウィッチ1つ、バナナパンケーキ1つを頼む。
雰囲気料場所代こみで少々お高く、およそ2500円くらいだったかと。 致し方なし。 静かな空間を堪能し・・・
あれ? うぉーんと蚊柱の音が館内に響く。 先ほどカレル橋で合った日本人ツアーが2階に続々と入ってくる。 あちゃー彼らのお昼の時間にあたってしまったようだ。
無数の個体が発する声が混ざり合い重なり合って生まれる、濁った様な、うねるような音が響く。 油蝉を思い出す。 添乗員はそれに負けじと声を張り上げる。 「いいですかー。よく聞いてくださいっ。ワインは赤・白ともに2.5ユーロっ!繰り返します(繰り返すなっ)」 1階の我等に聞かせてくれるな。
個々の人物にうらみは無いが、軽く殺意に似たものがわきおこる。 折角雰囲気代払ったのに(←結局金かよ)
サンドウィッチは美味。(海外のサンドウィッチってまずマスタードが入っていないから安心して頼める。 なんで日本のはどれにも入れるの?お寿司におけるわさび感覚?) バナナケーキも上々。
多少瑕疵はあったものの、まずは無事歴史あるカフェを堪能し、さてお買い物へ。 まずは、"エルペット"に行く。
日本人店員が居るから、安心して買い物が出来る。とガイドブックには書いてある。 が、正直。海外で日本人店員に良い思いをしたことがない。
大抵人を小ばかにした目線であしらわれる感じ。 何か散々いやな思いをしてきてやさぐれてるのか、日本でやっていけないから流れてきたのか、どっちにしても日本の細やかな接客どころか、人として不愉快。
ここの店員も同様。 "いらっしゃいませ"の一言は中国人かもしれないから良いけど、だったら、現地語とか英語とかあるだろうよ。 もしくは、会釈の後それとなく見守るとか。
店員が全くお仕事とは関係ない話をしゃべくり倒して、客を見もしないってどんなもんでしょう。 給料歩合にしたれ!
気持ちを切り替えて。 MoserのGlassを見に二階へ。
ここはチェコ人(推定)のねーちゃんが一人で店番。 何を声かけてくるというわけでもないが、何となく"御用があればどーぞ"という目線を送ってくる。 お店番の基本はこれだよ。これ。
Karlovy Varyで見たのと同じ大きさデザインで色も色々ある。 しかも1つから幾つでも買えるという。 いやぁ素敵素敵。
買いかけるも、確かMoser直営店もあったはず。 そっちも行ってからにしようと店を出る。
Moserも旧市街広場に面してある。 そう広くない。
が、さすがMoser直営店。 件の店とは値段は同じも、あっちにはない色もある。 やはり1つから買える。
こちらも、基本にこやかに見守る接客。 買うことに決め、1箱に2つづつで計4つのショットグラスをお買上げ。 1つおよそ5000円。
Moserと言えばMoserワインしか浮かばず、それってドイツの会社じゃないの?と 寝ぼけたことを考えていたが、日本でも買える高級グラスであったようだ。 帰国後値段を調べると、現地価格はおよそ6〜7割といったところか。お買い得ではある。
ついでと行ってはなんだが、ボヘミアンガーネットのピアスも買ってしまう。 スクエアなデザインがアンティーク調で良い感じ。1万円しないくらい。
帰国後、やっぱゴールドの方が華やかで良かったかとも思いつつ、基本的には満足。 グラスを置きにホテルに戻る。徒歩。カレル橋を渡る。 混雑ピーク。露店も出ていて、Prahaの写真とか絵とかが綺麗。 コンサートに入る前に買おうかとざっとあたりをつける。
ガイドブックにも良く載っているマリオネット使いのおじさんがいた。 音楽に合わせてマリオネットを動かす。 お金をカンからにいれると、カメラ目線でサービス & SPサービスなのかなんと"さくらさくら"を掛けてくれた。うーん。なんで中国人じゃないってわかるの?なんとなくかなぁ。 5CSKしか渡してないのに。もうちょっと出すべきだったか。
ホテルに戻った後、水と駄菓子(お土産用)の買出しにスーパーへ。 なぜか、チェコ人はウェハースが好きなようで、スーパーでも1コーナーウェハースが占めていた。
安いのは20円くらいからある。7,8個購入。 水は2リットルで10CSK(50円)程度。 スーパーブランドで4csk未満のもあったが、さすがに、「まさか水道水・・・?」と思ってしまい買えなかった。
Evianは輸入物なので40CSK(200円程度)と日本と同じくらいだった。
おっとその前に、近くの洋品店(というかバッグ&靴屋)に行ったのだった。 休日に地元で持つBagで手頃なものを探していた。 鍵と財布とケータイが入ればいい大きさで、5000円以下でちょっと可愛い奴。でも安っぽくはないやつ。
店頭に飾ってあったのが、約300csk(1500円)のデニムのリメイクっぽいバッグ。 日本であんまり見ない。 お花もついててCUTE。 着いた日に(土曜日)に通りすがりにディスプレイを見て「かわいー」と思っていたので、今日はお店に入ってまずは触ってみることに。
入るとセンサーでチャイムが鳴る。 奥からお姉さんが出てきて、「ドブリーデン」と声をかけ、固まった。 チェコ語で"こんにちは"。 そのくらいはわかる。「ドブリーデン」と返すと、おずおず笑顔で奥に戻ってしまった。
気持ちはわかる。
仕方が無いので、ディスプレイウィンドウから自分でバッグをむんずと取って、勝手に触る。 底はボール紙ですね。 縫い目もちょっとずれてたりして。 間口も狭くて物の出し入れしにくい、希望しているのよりストラップも長い・・・。
でも可愛い!から買っちゃお。
奥のお姉さんに、カードを見せながら、「VISAカード OK?」with笑顔。とりあえず笑っとけ。 お返事は「アノ」 チェコ語でYESですね。わかります。
無事お支払も済ませ、店を出る。 その間に2名ほどお客も来た。2名とも可愛い。 可愛い靴(イタリア製)とかもあったから、ちょっとしたセレクトショップなのかしら。 靴も見たかったが、荷物がこれ以上増えたら持って帰れない・・・。断念。
その後、通り道に"お茶屋"さんがあったので除く。 茶葉の量り売りをしているようだ。 店内には、日本語のカレンダーが。"朝日町名物バタバタ茶"と書いてある袋が見える。
「バタバタ茶ってなんやねん」「どこの国にも変わりもんはいるなー」と外から眺めていると、 「入れば。入んなよ。入ってってよ。」とドアを開けて招き入れられる。 店内には宇治茶の茶葉どころか、抹茶羊羹だの、抹茶クッキーだの、100円均一で売っているお茶っ葉入れる不織布パックだのが並ぶ。
オーナーのテンションが妙に高い。 ぼくねぇ日本に行ったことあるんだよー。 ねぇ日本のどこから来たの? ボクは煎茶が好きなんだ。あなたの好きなお茶は? (面白いので、私はコーヒーが好きといじめてみる) 東京ってどっこも忙しいよね。人が多いしさー。 ここ日本大使館が近いでしょう?だから結構買いに来るんだよ。 日本だけじゃあれなんで、東洋っつーことで中国茶葉も置いているんだよ。 (若干不本意そう。ま、お茶の種類が違うからね。でも知らない人には同じ極東アジアだから一緒だろう)
とのりのりで話しかけてくる。
とりあえず時間も無いので、TakeAwayのお茶を一杯約4CSKで買って帰る。 オーナーは「ねぇねぇ、そんなんより、こっち!これ飲んでよ!僕の好きな煎茶なんだ!」とお茶を入れてくれた。
流石に甘くて美味しかったです。
でも、日本人がPrahaでお茶っ葉を買って帰るのはうけねらいとしてもはずしてる。 期待もしていないだろうけど。 きっと味をわかる人に飲んで欲しかったのだろう。確かに美味しかった。 丁重に礼を言い、TakeAwayのお茶を持って店外へ。
歩きながら飲んでみた。チャイだった。 インド料理屋もしくはスタバで出るスパイシーなミルクティ。
不味くはない。むしろ好きだ。好きだけれども。。 これは日本茶でも中国茶でもないっ!! 店内の品揃えともディスプレイとも全然雰囲気違う!!
うーむ。 オーナーが煎茶を勢い込んで勧めてきた気持ちがわかる気がした。 TakeAwayのチャイは見たた限りでも2名に売れてたから人気があるみたい。 商売だから売れるもんださなきゃしょうがないよね。 Praha市民が煎茶の味を受け入れるまでがんばれーと思った。 (でも市内には既にカフェもあり、案外事業は軌道に乗っている様子)
ホテルに戻って一休み。 18:00からコンサート。20分前に開場との話だ。
======一旦ここで19日分終了。続きは明日分で。 一日の日記は原稿用紙20枚までとエラーが出てしまった。って、そんなに書いたかなぁ。
alain
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