日々の泡

2008年09月13日(土) review ほぼ日 吉本隆明さんの講演

 「ほぼ日刊イトイ新聞」で吉本隆明さんの講演・「癒としての聖書」を期間限定で聞くことができる。
今日から今月24日まで。
 糸井重里さんという人はなんと太っ腹でしょう。
楽しいことをどんどんシェアしてくださる。
けちくさくない。
茂木健一郎さんと糸井さんは達人だ。
なんの達人とカテゴライズできないくらいの達人だ。
わたしの中の両巨頭である。

 ものが見えない暮らしというのは
たとえば、
空がどんなに蒼くても
花がどんなに綺麗だろうと
視覚によって癒されることはない。
当たり前だけれど…
けれど
一瞬 動いた風に
押し寄せる波に
そして、パッション溢れる言葉に
心洗われるのだ。
吉本さんのとつとつと話し出された言葉が
やがて力漲り
次々と押し寄せる波のように
心に届いた。



2008年09月11日(木) 月が膨らんできた…

仏滅だ
満月だ
わたしは理由をつけてはセルフコントロールできないことにいいわけしてるんだ。
ああ そうともさ…
代わりに見ておくれでないかい?
もう月は結構膨らんでるんだろうね…
十五夜にはさ
照らされなくていいものまで
すっかり照らされて
露わになっちゃって
そう わたしの顔の銀色の産毛…とか
そんなものがね…



2008年09月09日(火) 仏滅

仏滅にはそっと暮らしたい
静かに閉じこもって
だれにも会わずに
茶などすすりながら
本でも読んでいたい
だのに
柵がそうはさせてくれず
小さな流れに
気の進まない足を
そっとつま先から浸していった。
とたんに
足 すくわれた…
仏滅には
苦い顔で
流されて行くのが
決まりらしい。


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茉莉夏 [MAIL]