日々の泡

2010年09月10日(金) 減点おやじ

駅で行きつけのラーメン屋のおじさんに出くわす。
久しぶりのおじさんが言うのには、もう歳も歳なので息子に店を譲ったのだと。
で、おじさん、歳はいくつなのさ?
と尋ねると
「こないだ○月で72歳になった」
「○月の何日?」とわたし。
「」△日」と、おじさん。
「えー!! おじさん、あたしも寅年の○月△日生まれだよ!」
と驚いているわたしに次のおじさんの言葉がその30倍くらいのメガトンパンチを繰り出した。
「えーっ!!! あんたも72歳なの?」

ええ ええ あたしゃ、若い頃から老けて見えましたともさ。
ラーメン屋のおっさん マイナス200ポイント…



2010年09月07日(火) 風と紙風船

風がゴーゴー吹いてます。
台風が近づいている… そんな緊張感溢れる暗闇に妙な懐かしさを覚えるほど、もう猛暑日に飽き飽きしていたのです。
台風は秋を連れて来てくれるでしょうか?
 紙風船を掌でぽんぽんしながら
いえね、これは頂いたものなんですけど…
封筒にこっそりしのばせてあったのですけれど
そういえば、遠い遠い日、我が家は小さな旅館を営んでいて、年に数度、富山の薬売りのおじさんがやって来たものでした。
おじさんはいつもちょっとした子ども向けの贈り物を背負った荷物にしのばせていて、
わたしもおじさんから紙風船をよく貰ったものでした。
きっと薬の広告が印刷されていたのでしょうか、薄いパシャパシャした紙に一帯何が印刷されていたのか、緑や赤の線画だったようなおぼろな記憶しかありません。
封筒にこっそり入っていた紙風船、
こどもの頃のようにふくらませて
ゴーゴー吹いている夜の風に
乗せるように飛ばしてみたら
もしかして盛岡の友だちんちまで飛んでいけたりして…
そんなことをつらつら書いていたら
ぜーんぜん関係ないけど
「ムーミンパパ 海へ行く」が読みたくなりました。
灯台のある島へ向けて
夜の海へ小さな船で漕ぎ出すムーミン一家
台風を待っている今夜の緊張感が
なんだかあの物語を思い出させたのでした。
今晩のデザートはミルクかんてんでした。



2010年08月15日(日) 星の運行は「意外な出来事」を連れてくるらしい

月曜日からの星占いを読んでみると
どうやら思いがけないこととか物とか人と接触があるらしい。
楽しみに待とう。
あしたも仕事。
いろいろ考えないように努力しよう。
コメディ映画を観るように
軽い気持ちで読んでいた小説
思いがけず登場人物たちのキャラクター、それぞれのコンプレックスのありようの描き方が細やかで興味深く読んだ。
「何だかわからないけど読んでみるか…」
と読み始めたものの中に時々こ、これはっ!と感動するものがあったりする。
とってもたまにだけど。


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茉莉夏 [MAIL]