日々の泡

2011年02月07日(月) 読んだり食べたり

唐沢家の四本の百合(徳間文庫) 著者 小池 真理子著
石垣りん 私の目にはじめてあふれる獣の涙。(永遠の詩) 著者 石垣 りん著 井川 博年選・鑑賞解説
米原万里を語る 著者 井上 ユリ, 小森 陽一編著 井上 ひさし, 吉岡 忍, 金平 茂紀執筆
原稿零枚日記 著者 小川 洋子著
女装する女(新潮新書 291) 著者 湯山 玲子著
どんぐり姉妹 著者 よしもと ばなな著
この数週間で読んだ本たち。
感想をそれぞれ書きたいけれど
文章としてまとめる根気と時間が足りないできないと焦る間に何がなんだか忘れてしまう。
とりあえずリストとして残して置こう。

苺狩りへ出かけた同僚のお土産 フリーズドライの苺をホワイトチョコレートで包んだもの。北海道の某有名店のものよりこくがあっておいしい。こういうのを隠れた名品というんだろうか。それとも有名なんだろうか。
栄養士の資格を持つ他の同僚がパッケージのカロリー表示を見て驚いている。
その仰天ぶりだけで随分と恐ろしい…
ほのかな苺の香りと濃厚なミルクのチョコ…わたしは今はただスイートな気分でいたいのだよ…
日中は暖かだったけれど日没後は風が冷たい。
あすはもっと寒くなる様子。



2011年02月06日(日) 乾燥注意報が途絶えた教の曇り空

恩師から電話を貰った。
毎年七夕のように一年に一度食事を詩酒を飲んだ。
それがこの数年お互いのどたばたで機会を逃して会えずにいた。
わたしの身に降りかかったどたばたの一端について先生は言った。
「大変だったね…わかりますよ」
人に受け容れてもらったり理解してもらえることがいかに慰めになるかということは頭の中ではわかっていたけれど、先生の「わかりますよ」の一言でわたしは本当に救われた思いがした。
「頑張れ」も「何か手伝うよ」の言葉もとても在りがたいけれど、しみじみと「わかりますよ」と言ってくれた先生の一言はいつもは頑ななわたしの胸に浸みていった。
そして先生の背景にある様々などたばたもわたしはわかるような気がした。




2011年02月04日(金)

始まりに
正月辺りはいつもついてない星巡りらしい
だからわたしの正月は冬至の翌日
少々早すぎるかと思ったが
太陽が一巡りして新しくなった日にしてしまおう
そう無理矢理決めたのは一昨年のことだったか

けれどもわたしは早速にその取り決めをくつがえし
今年の始まりは立春とした

日常という道の途中にこっそり潜んでいる穴
鼻歌混じりで歩きながらどさりと落ちる
どさりと落ちても何食わぬ顔で這い上がり
粛々と歩く
でも這い上がるには足場が必要

だからわたしはここに置くことにした
丁寧に磨かれたブラックオニキス
びかびかすべすべのマイルストーン
この磨きはマイスターの仕事だ
わたしはここを足場に這い上がろう


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茉莉夏 [MAIL]