舌の色はピンク
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2021年06月16日(水) 感情のアピール

駅にて
Suicaが接触不良を起こしたらしく
改札でキンコーンひっかかってしまった。
そしたら真後ろにいた50代男性が
 ッんだよ… う ったく ぉう…
みたいなくぐもった声を発するので
 すみません
と僕は謝って一度その場をのいたが
彼はしっかり
 チッ
と舌打ちしてから改札を抜けていった。
ん~~面白くないですねー
こういうたまたまは誰にでもあるし
接触再チャレンジせずのいたから
ものの4秒ほどのロスなはずなんですねー
と思って彼が駅を離脱するまでの間
ノーミスでいられたならそれでいいけど
何か一つでも非社会的行動をしたならつついてやろうと
やや早歩きで後を追った。
4秒のロスで舌打ちした割にはとろとろ歩いている。
これはありか?
ありだ。
足の調子とか身体全体の調子とか優れないのかもしれないし
年齢も加味してやらないといけない。
しかしエスカレーターで荷物と肘を
隣の列の領域3割分ほど侵犯する格好でいるもんだから
はいアウト
一切避けることなくがっつりぶつかってやった。
改札でひっかかったことに対して
「おれは悪くない!」
といいたいんじゃなくて(悪くないけど)
「お前も人に迷惑をかけてるんだぞ」
と彼に知らしめたいがためにやりました。
意志あっての犯行です。
反省点はないです。


自分と絡みあるわけじゃないけど
職場の営業の一人が
ちょっと納得のいかないこと続いてたりすると
フキゲンさをあらわにして
独り言とか撒き散らすの
あれだっせえ。
「おれ、いま、キレてまっせ!」
みたいな
自分の感情アピール。
ガキくさいというか
オタクくさいというか。
「おれいまキレてるのだけど? そこんとこわかってる?」

うわああ
きもいきもい。

別にこれは彼だけに顕著ってわけじゃなく
そしてキレてる例だけじゃなく
「私、いま、落ち込んでいるのですが!」
もそうだし
とにかく感情アピールは痛々しい。
別にそれで誰もあなたを主人公扱いはしてやらないよっていう。

毒舌キャラってあるけど
フィクションでもなんでも
ほとんど罵倒のパターンが限られてて
あまり
相手の心理をまるっと読み切って
そこんとこをえぐるような真似は見ない。
ひどいからかな。
…ひろゆきはたまにやってるか。
ちょっと違うけど似たようなもんだ。
『どっちでもいいじゃん本人は気にしねーよ』(アエナフ)
当人の目に触れる可能性が十二分に考えられる場においてなら一考の余地があるが
これは部屋んなかで友達と話してたって生ずる問題なのだ。
発話者の感度の問題。


上の
 ひろゆき
って表記するか
 ひろゆき氏
って表記するか
スゲー悩んだ。
周知されているキャラクターとしては呼び捨ての方がしっくりくるし、
でも有名人呼び捨ては
その人が有人格である現実に無自覚な感じもにじみ出てしまうし、
常に迷うところだ。


 西村博之
でもありか。
こういうとき
フルネームが最適なことが多いのをいつも失念する。


弁当。
昨日の生春巻き。
茹でたニンジン。
きのう何食べた?で見た
ブロッコリーのナムル。
茹でてごま油塩コショウ。中華だしのかわりにニンニク。
あとちょっと醤油加えた。ニンジンと合う!
メインのおかずがないからご飯にはふりかけ。
僕の方はわかめ。妻の方は牛そぼろ。


夕飯は焼きそば。
市販のソース焼きそばの麺の袋をちょっと開けといて
電子レンジで1分温める。
麺が熱いうちにごま油で両面焼く。ほぐさない。
並行して野菜切ってもう一個のフライパンにサラダ油入れて炒めていく。
キャベツ、ニンジン、しめじ。
豚バラ肉。
タマネギは最近入れない。
麺が3玉分焼けたら野菜とともに炒める。
うちは中フライパンと大フライパンがあるので、
中の方に野菜1/3と麺1玉、
大の方に野菜2/3と麺2玉になるようにして炒める。
こうすると、粉末ソース3つ分をそのまま1:2で分けられる。
麺まで2:1はやりすぎなので
6:4くらいになるように調節。
妻が4。


妻がここ半年僕をおけつ呼ばわりする。
だんだんエスカレートしていっていて
今日はとうとう
 あなたはもう ケツ山ケツ飛んでいった太郎 だ
と言い出して俄然わけがわからない。


Twitterでフォローしてるあるアカウント、
日常に根ざしたグルメな情報くれるから
一方的にお世話になってるのだけど、
たびたびフェミっぽいツイートをしていて、
それは別にどうでもよいのだけど、
たびたび
そういったツイートをした後に
 〜〜ってツイートした途端フォロワーが◯人減った
みたいなこと言い出すのがいたいたしい。
別にそれが理由じゃないかもしれないし、
そのツイートを起因としていたとしても
発言した当人の意図とはまるで次元の違う
思いもよらないような個人的理念や美学や気まぐれから
フォロー解除したかもしれないのに
 自分のなにが受け入れられなかったかはバッチシ自覚できてまっす
みたいな姿勢がきっつい。
だからって僕自身がフォローを外そうとは思わない。
僕は僕の勝手な、個人的な、人と分かち合う必要のない価値観で判断している。
いたいたしくてきつくってうっざい人だってフォローする理由はあるし
当人に届かないところで悪態をつきもする。


原神。
螺旋が更新された。
風拡散の恩恵が強すぎるので
急遽スクロースを育てることにした。
天賦は育てる必要ないようで助かる。
熟知さえあげれば
聖遺物厳選不要ってのもでかい。
でも10層が星9とれなくなっちゃったな。
パーティ組み直して繰り返しやってればいけっかな。
11層はいけそう。12層はかろうじてクリアできるってくらいか。


魚介さんといってんちろくさんが
アリスソフトから去ったらしい。
ここは両名ともリスペクトの対象なのでさん付け。
だいぶショックだ…。
もうこれでランス04はない。
万一ワンチャンあるかもしれないが
どうあれメインスタッフは変わるのだから
あのランス03の至高のノリと雰囲気は望めない。
ブログの文字漫才も好きだったのに…
この業界の最後の希望の星とまで思ってたのに…


2021年06月15日(火) へやべや

電車の座席で隣り合ったあ20代後半男性が
イヤホンから音漏れガシャガシャ…
右隣だったんですけど
わずかでも抗議の意を示すために
長めの一瞥くれてから
これ見よがしに右腕を右側にせり出すようにして
右耳を抑え続けた。
陰湿ですかねー
でも直接伝えるとなるとどうしても剣呑だ。
音漏れするような音量で音楽聴いている相手に
言葉で注意できないジレンマには誰もが悩まされたことがあるとして、
次に浮かぶ一手は視覚的注意、つまり彼の視界に向けて
自分の耳を指差す動作を見せて
音漏れしてますよとサインを示す。
しかしこれは、相手は無視できてしまう。気づかないふりをして。
だから初っ端に注意喚起を要する。
つまり、肩をたたく…。
これがためらわれる。
チョンチョン
とはいえ見知らぬ他人に能動的な接触をしたくはないし
(これは最大限に広義の暴力だ)
なんか逆ギレされそう
というのが世の多くの人の見解だろう。
ただでさえ音漏れによるストレスを被るばかりの身が、
こういった判断のアレコレによるストレスを加えられて、
なお配慮しなければならないのか? アエナフよ。
だから陰湿であれ、
この敵には敵意を向けてやる。
後半はかなりあからさまだったから
さすがに彼の方でもこちらの意は伝わってるだろうけど
最後まで音下げなかったな。
次回にいかしてくれればいいのだけど。


弁当。
豚バラ肉と茄子をオリーブオイルで炒めて
バルサミコ酢と醤油。仕上げにブラックペッパー。
にんにく忘れちゃったけどまあいいかな。

妻がワクチン接種の予約を取れた。
基礎疾患もちだから一般より早く今日から申し込みができ、
そして接種自体も来週水曜だというからかなり早いスケジュールとなる。


原神の深境螺旋の更新、明日だった…ショックだ。
いまあるサマーイベントの残りをちまちまやっつける。


キッチンのシンク排水溝のつまりがかなりのもんだから
管理会社経由で水道管業者にきてもらった。
これまでも何度か来てもらい
仰々しい装置でつまりを解消してもらっていたが
今回はそれのさらにおおもとから工事してもらうことに。
さすがに本来なら自己負担も必要なレベルだったそうだが
賃貸し続けて8年目ということで
経年劣化みたいな扱いにしてもらい、
費用は向こうもちに。
しかし実費だったらいくらほどかかったんでしょうかと
参考がてら訊いてみるつもりがタイミングを逃してしまい残念。


水道の作業が終わるのを待ったので
夕飯は遅れて20時半を過ぎた。
生春巻き。
うちではエビの代わりに鶏胸肉のを蒸したものを入れる。
じゅうぶんうまいし、コストが大違いだ。
ニンジンと大根の千切りはかるく塩もみして硬さを抜いておく。
あとはキュウリの千切り。これをレタスで包みライスペーパーで巻く。
なんであれチリソースが美味くしてくれる。ほんと美味い。
あと揚げだし豆腐も用意した。
水抜きした豆腐を切って片栗粉まみれにして
フライパン上にちょっと油だらーっと流して熱して揚げ焼き。
豆腐は肉と違って熱を通しすぎたとかないから気楽。
めんつゆ醤油みりんをひと煮立ちさせたところへドボン。
万能ねぎを散らす。美味い…。


部屋。
部屋が好きだ。
もっといろいろ、たくさんの部屋を使えたらいいと思う。
好きに使える、いつでも帰れる部屋があちこちにあればいい。
それは、契約して家賃を支払っているマンションの部屋がいくつもある…
というのでなく、
自分の部屋ではないけれどもいつでも入れる部屋。
実は多くの人がこれを潜在的に欲してるんじゃないだろうか。
その代替が、カフェだったり、馴染みの店だったりするんじゃないか。
店は、おおよそにおいて”勝手に入っていい部屋”だ。
買い物を名目に、他人が支配する生息領域に出入りできる、そういう空間だ。
ここ10年くらいの間にコンセプトカフェやバーは随分増えたが
「友達の家」をテーマにしている店もちらほらある。
あーいうのは不純だと思うけれど。

そこいらのマンションに立ち入って、
てきとうにピンポンして
会話したり食事したりして
友達になる。
多くの人がいつも素敵で突発の出会いを欲してるのに
なぜこれが許されないのか。

客と歓待。
出入り。
出入りの自由。
プレイスネス。
プレイスネスレス。


2021年06月14日(月) やさしくねえ

雨。
駅のホームで
閉じた傘を垂直に保たず
40°ほど斜めに構えて闊歩している
二十代後半の男性の後ろについて危なかったので
彼の傘をこちらの傘で弾いてやった。

みたいな顔。
彼の周囲は…家族や友人や恋人や同僚は、
これまで彼に注意することなかったんだろうか。
やさしくねえ。やさしくねえ。


お弁当。
少量の油で牛バラ肉を焼いて
焼肉のタレとみりんと醤油と砂糖ちょっとを加えて
水分なくなるまで煮る。
さっと湯通しした豆つきもやしに塩コショウして
これらをご飯の上に乗っけてカルビ丼。
月曜日は味濃いめくらいがいい。
んまーい。

夕飯は昼と同じ。
味付けを改善して、油を少なめに。
んまーい。

カルビ丼は高校時代の昼飯によく食べていて
学食の弁当が250円だった。
あれを作りたくて試行錯誤してる。
今日のはけっこう近かったな。
でもバラ肉じゃない気がする…。
あんな激安だったのに、たどり着けないあの味に。


昨日何食べたの18巻読んだ。
17巻読んでないかもしれない。
しっかり作中がコロナ禍になっとる。
この漫画好きだし
お世話になってるレシピもあるんだけど
コマで描かれる調理の工程が全然あたまに入らない。
もう、全然。
何度読んでも入らないし、
実際コミックス片手に料理してみたときも混乱した。
文章だけのレシピ、
または映像だけの作業工程ならすんなり呑み込めるのに、
あのモノローグスタイルに
18巻まできても慣れない。


今の住まいの賃貸契約更新をした。
16万ちょっと。
この金についてはもう考えないことにしよう、
無駄金じゃない、無視金だ、
無視しよう…と妻と決めた。


原神。
昨晩妻に祈願させたらまた辛炎。
これが7重までいった。これが完凸というやつか…
炎で大剣という
うちのメインアタッカーであるディルックさんと丸かぶりな上、
ビジュアルもキャラも好めないのです。
ごめんね、使ってやらない。

明日更新される深境螺旋が楽しみで仕方ない。
探索やストーリーよりも、
僕はこのゲームにバトルを求めてるようだ。
行秋が脅威のダメージ率をたたきだすようになった。
攻撃力特化おそろし。
かなり贔屓目に育てたはずのコクセーより上なんじゃないのか。
こんどの深境螺旋の中身次第で
ディルックかジンさんの天賦が強化する。
モラが溜まったら聖遺物を強化する。
あとはイベント報酬次第。
バトルのための育成への道が整ってるってたのしいな。
このまま10月まで遊び続けたら1年か。いくかもな。

そういや昨日電車内で見かけた原神の映像広告で
キャラクターが二つ名で矢継ぎ早に紹介されていった最後に
 非常食も忘れずに
っつってパイモンが
 非常食じゃなーい
とツッコむオチで
やっぱパイモンを非常食扱いはぐろすぎると思う。
本編でもパイモンの非常食いじりは繰り返しあるわけですが
これが風来のシレンのイタチだったらよくわかる。
でも完全に人型の
というか幼女の見た目のパイモンをして
非常食
呼ばわりは冗談とはいえぐろすぎる。
ましてやそれを電車広告で…
この世界のモラルは終わった。


自信満々でいれば物事は上手く進む。
好循環の核にあたるところだと、20代はじめで体得した。
そのために張る見栄もある。
見栄はその時点で実を伴っていなかったとしても
好循環がうまく機能すれば後からついてきたりする。
虚栄はよろしくない。
見栄はオフェンスだが虚栄はディフェンスだ。
破られれば悪循環の方に陥りもする。

自身のある男はもてるし
自身のない男はもてない。
例外あり。
しかしこの構図は時代を貫いて永続している。


2021年06月13日(日) 年に一度の墓参り

墓参りへ。
父の命日が6月11日だから毎年この時期の日曜日に
家族そろって行っている。
揃ってとはいっても、長兄に子供が二人できてからは、
ほとんど現地集合に近い。
今回は長兄家族以外は電車。
僕は小竹向原まで自転車で向かった。
予定より早く着いたので駅の近隣を見て回る。
何もない。駐輪場しかない。
ここには住めないな。
有楽町線に乗り、和光市駅から母親と合流した。
祖母や叔母の話を聞く。
叔母はもう何十年も住んでいる家のあちらこちらにガタがきていたが、
火災だか風災の保険がきいて、
五十万かかる工事がほぼ自己負担ないレベルまでまかなえたらしい。
母は本来だったら、今回だいぶ出費してやるつもりだったようだ。
というのも、母が買った今の住まいである家は、
一時期返済が滞り、あわや手放さなければというところまで追い込まれた。
そこを、彼女の姉である叔母が、毎月十万出してくれていたらしい。
一年以上ずっと。
叔母は一本筋の通った格好いい人なので、
支援したからって恩着せがましくすることはないし、
実際忘れていたらしい。
でも母はずっと恩を返したがっていた、という。
なんと仲のいい姉妹だろう。
墓地の最寄り駅についてからは
母だけが迎えに来た長兄の車に乗って、
遅れて合流した次兄と僕は周遊バスに乗っていった。
次兄とは会話が全くない。
しかし、仲が悪いわけではない。
する必要がないからしないだけで、
それが許される家族像というのもあるだろう。

バスの中には僕等しかいなかった。
墓地についてから運転手が、どこまで行きますかと問うてきた。
墓地は広い。
目的地が途中にあれば降ろしてくれるということなのだろう。
しかし、僕も次兄も、いつも母か長兄任せだったから、
二人して答えられない。
上の方へ、
とりあえず上まで行ってください、
としか言えない、気まずい一幕があった。


墓参りそのものは手早く済んだ。
去年叔父が亡くなったのだが、
その墓はうちの墓の近くにある。
当の一家がうちの墓の分まで草むしりしてくれているらしい。
桶に水を汲み、雑巾とブラシで墓を洗い、線香を焚き、
ビールとコーヒーをお供えして、挨拶しておわり。
ものの10分ちょっとで済んでしまった。

すんなりと復路のバスに乗り込む。
やはり次兄と一緒だが、会話はない。
母は兄弟仲をいつも心配している。
でもこれでいいのだ。これがいい。
駅に着き、さて電車を同じかと思われきや、
次兄はボソッと何か一言いって歩みを止めた。
煙草を吸って帰るからここまでだ、
といった意味の声をかけたのだろう。
あぁ、じゃあまた
と言って別れた。

帰り道では三体を読んだ。
おもしろ。


小竹向原の駐輪場では
60代くらいのおばさんが支払いに苦戦していた。
ずっと独り言している。
番号を押し間違えたらしい。
取り消しはこちらですよと促すと、
すいませんねえごめんなさいと謝って、
独り言しながら去っていった。

自転車日和。
花がたくさん咲いている。
やはり、ガクアジサイがいちばん好きかもしれない。
初めて自分の趣味で、
この花好きだ、と思えたのがガクアジサイだったということもあり。


14時をまわっていたが飯を食べてなかったので
野方の中華屋に入ってタンメンを注文した。
リベンジだ。まともなタンメンが食いたかった。
うまかった。
久しぶりに町中華に入った。
へたしたら10年ぶりくらいに…?
二人とも80は過ぎているだろう老夫婦が営んでいる、
いい雰囲気の店だった。
マガジンが置いてあり気まぐれに目を通してみると、
その噂は聞いていたとはいえ
ラブコメばかりであるのにびっくりした。


帰宅は15時を過ぎて、
疲労感があったがこれからまたスーパーに繰り出す必要があった。
月曜は残業だから食材が買えない。
だから毎週、日曜には
日曜の夕飯と月曜の弁当と夕飯と火曜の弁当と、
献立四つ分の食材を買う必要がある。


夕飯は今度こそとのつもりでアジのちらし。
酢大匙2に砂糖大匙1、塩少々をボウルに入れてねかしておいて、
米一合強が炊けたらしゃもじでさっくり混ぜ合わせ、
団扇で仰いでつやをだす。
濡れ布巾でふたをして放置。
アジをおろしてたたいて生姜醤油に浸けておいて、
これを酢飯と混ぜ合わす。
万能ねぎとゴマを散らす。
うまーい。
梅肉忘れたけど、うまーい。

ダーウィンがきたは、フクロネコ。
ネコではないらしい。ネズミの仲間か。
珍獣と紹介されていたものの、
生態が珍奇ってわけじゃなく
発見が珍しいという意味なだけだったのは残念だが、
しかしかわいかった。
フクロキツネと立ち会ったとき
二本足で立って両手広げて威嚇してる姿は
範馬勇次郎だった。


今朝はミュークルドリーミー見れなかったわけだけど
録画はしてある。
しかし朝にしか見たくない気持ちが強い。
土曜にとっておくか…。


2021年06月12日(土) 石神井公園戸建て賃貸内見

内見へ。
石神井公園から13分、たくさんの緑を抜けてたどり着いた一軒家。
玄関入ってすぐに小鳥の死体。
びっくりしちゃったね。
廊下を挟んで洋室6畳。
やや古さを感じる以外には特筆すべきところはなし。
やや床にたわみを感じる。
窓はがたつくほどじゃないにせよ、建付けが万全ではない。
エアコンはあったがこれも型が古い。
風呂、トイレも似たような印象で、やはりやや古さを感じる。
昭和を感じるってほどじゃないし、
じゅうぶんきれいめではあるんだけど。
メインのリビングはさすがだった。
キッチン6畳にリビング17畳。ひっろい。
なんでもできる。
小さいながら縁側もある。庭にはでかめの物置があった。
そしてサンルーム付き。
ただしエアコンがない。
設置するならどうぞ形式だから、
20畳用エアコンの費用をまかなわないといけない。
二階への階段はちょっと急。
8畳ほどの洋室が二つ並ぶ。
クッションフローリング。やはり、ややたわみ。
エアコンは片方だけ。
どちらも、もともとが和室なのを無理くり洋室にした部屋。
これなら和室の方が良かった。
不動産屋さんがいうには、
オーナーはもう今回の賃貸が最後のつもりでいるから、
DIYするならよほどじゃなければ
いじくりまわしてもいい、
という話だった。
妻はDIY大好き人間だが、
家を買うまでの2年ほどしか住まないつもりなのに、
今回そこまでの情熱は払えないという考えらしかった。
また、思いのほか初期費用が掛かる。
家の改造、エアコン、そして必要なカーテンが多い。
たしかに2年住むだけのつもりでこれはためらわれる。
その場で見送らせていただいた。


石神井公園付近に来るたびに利用している喫茶店、
居瑠加へ。
ほぼ満員だった。繁盛していらっしゃる。
さきほどの物件に住むとなったらどうするかシミュレートしてみた。
僕は、あの広さならリビングでカフェができると案出してみた。
部屋のほぼ真ん中に本棚を置いて仕切りのようにして、
椅子をポコポコ配置する。
妻は、あの広さは持て余す、生活のイメージができないといった。


帰り際、ふと目についた売り出し中の一戸建てを外から観察した。
石神井公園の目の前で、遊歩道沿いでもある好立地。
しかし家々に挟まれ囲まれ、いかにも窮屈であるし日も差さない。
家はかなりでかいがおんぼろで、
住むとなったら全面改築が必要となるだろう。
検討するまでもなく諦めた。


帰りはバスに乗って下井草から都立家政へ。
妻は野方のカフェに寄ってから帰りたいそうだから一度別れた。
しかし結局目当ての喫茶店は開いてなかったとあとから聞いた。
別の喫茶店に入ってきたらしい。


夕飯はぶっかけ。
大根おろしとすだち付き。
おまけにスーパーでチジミを買った。
自分で作った方がうまいんだよなと期待せずに買った。
でもまあなかなかうまかった。

食べながらソーイングビー。
この番組は出演者の背景を全然紹介しない。
そこがいいですね。
VTRを流してスタジオで芸能人がリアクションする、
みたいな無駄で下品な構成とも無縁だし、
あまりに自然だから見落とされがちだけどナレーションすらない。
日本の番組もこうなりませんかねー。
いや全体的にこうなれとまではいわんけど
こういうのがあってもいいんじゃないですかねー。

と、
Eテレの手話ニュースを見てて
10年くらい前にノーベルなんとか賞を受賞した方が亡くなったと。
でその紹介に
「薬や液晶テレビの分野で欠かすことのできない技術を発見した」
っあって
これおかしくないすか。時制がめちゃくちゃ。
その技術が発見される前から
薬や液晶テレビはあったわけで、
つまりその技術はその時点では欠けていたわけで、
これが
「今となっては欠かすことのできない」
であればよかったのだけど。
あるいは
エイズ治療のなんとか薬とか、液晶テレビの中でも特定のなんとかとか、
そういう言い方してくれれば誤ってない。
いやどうあれ意味は通るのですけど。
NHKにはお手本ぶっててもらいたいんで、妥協してもらいたくないというか。

そっから続けてチョイス!を見てて
この番組の
「チョイス」
の使い方も単語の意味からすると外れまくってるんだけど
こっちはもう敢えてやってるんだけど
それも嫌。
教科書通りにやってほしい。


妻が家事について悩みながら
自分のことを
 ドマニュアル人間
という表現をしていたから
 ドマニュアル夫人
という異名をあげたら気に入っていた。
実際、夫人だしな。


ホン・サンス監督の
「夜の浜辺で一人」を鑑賞。
面白かったな。
話がなくて前後関係があいまいで退屈で…。
そしてイメージが濃厚。
人物が歩いてるだけで
名前のつかない感情が沁みてくるし、
二人で会話してるだけで
フレーム外に二人以外の全宇宙が広がってる奥行きを感じる。
そしてヨーロッパ映画のアートフィルムを踏襲しながら
全然真似事になってないのが素晴らしい。
ワンカット長まわしとか、
パンが異様に素人くさい…学生の自主製作みたいなのとかは、
たぶん見る人が見れば高説のたまえるのだろう。
僕にとってはただ面白かった。
主演女優さんが
「お嬢さん」
と同じ人なはずだけど
松嶋菜々子に似てる。
めちゃくちゃ美人にも見えるし
冴えないブ男にも見える。
でもやっぱ魅力ある。
薄手の高級そうな黒コート似合いすぎ。


2021年06月11日(金) 平和はなきん

昼。
昨日のキーマカレー。
ううううまかった…


今日は仕事の具合がちょうどよく、
誰に悩まされることもなく、だいたい快適だった。


夕飯。
ぶりのガーリックステーキ。
オリーブイオイルでニンニク炒めて
そのままブリをソテーしてバター足してポン酢。
余ってたカボチャとパプリカも一緒に炒めた。
うまし。


読み直してる黄金のラフがまもなく最終巻。
マイトさんがいいキャラすぎる…。
主人公勢も花咲も素晴らしいけど
マイトさんがずばぬけてる。
あんなに汚くて卑劣で下品なのに
ちゃんと格好いいんだよな。
あれはあれで一つの完成された大人像というか。

原神おもろ。
今回のアップデート評判いいみたいだ。
イベントも。
前回のイベントは悪評多かったみたい。
比べてみると、
前回のお祭りは人との会話からなるお使い小イベントが多く、
今回はある規模のマップがドンと与えられてから
好き勝手に冒険できる、人との会話はない、
という明確な差がある。


なはんかいろいろ考えてたのに
こう振り返ってみようとするとなんだっけってなった。
あ、Googleマップへの不満を書き残しておこう。
まぁ操作性使い勝手が悪いのは
そりゃもう万人にとってそうで言うまでもないとして
いつのまにやら縮尺までなくなってやがる。
なんで? 地図なのに?
なんでなんで?
なんでなん?
上滑りの調子で言ってるんじゃなく
本当に
なんで?
地図
地図なのに?
なんで?
いくらでも繰り返すけど
なんで?
どんな理由置かれても納得しないけど
なんで?
怒るの通りこしてあきれ返ってるとかじゃなくて
ふつうに
怒ってるし呆れてる。
すさまじく。
あほです。


2021年06月10日(木) 矛先のふたしかさ

中野駅総武線ホームのエスカレーターは
朝よく使用停止になる。
実際出くわすのは月に一度程度だけど
おそらくはほぼ毎朝この事態は発生している。
…車椅子の方が利用するにあたって、
駅員2人ほどが補助、更に2人が装置を調整する。
階段が併設されていないから一般客はホームをまわりこみ
別の階段を目指すこととなる。
そのためにまた駅員2人が呼びかけ誘導する。
使えなくなるのは大体4、5分ほどか。
別階段にまわりこむのは、人混みであふれかえる以上、1分ほどのロスとなる。
1分とはいえ朝の貴重な乗り換え時間が損なわれるわけだから、
100人に及ぼうかという人々のストレスは目に見えて高まる。

このとき、
「なんで朝のラッシュ時に、
車椅子の人間一人のために駅員が6人も駆り出されて、
関係ない乗客100人が迷惑被らなきゃならないんだ」
と直感的に不満が発生してしまうのは人情だろう。
だがここで同時に、
善人でありたい自分、
社会規範に背かない自分という像が発生する。
そこで、なにやら不満はあるのだが、
車椅子利用者を悪役にしないまま
なお責める対象を確保したい、
という心の働きが作用して、
たとえば責任を中野駅に転嫁する。
「エスカレーターだけでまかなおうとしているホームの構造が悪いのだ」
「駅員の段取りが悪いのだ」
これらの言い分は、反論の余地は十分あるのはもちろんとしても、
まあ通る。(個人的な言い分としては成立している)

まさに認知的不協和。
ポイントは、責める矛先が消失はしないというところだ。
しょっぱなに
ムッカー
としてしまってるわけで、
ストレスが発生した以上はその原因を外に求めることとなる。
このからくり。人間だなあ。

自分個人の考え方を他の乗客一般に適用してあぁだこうだ言うなって
アエナフがうるさい。
でもそうじゃないですか。


今日は木曜だが
久しぶりに自分も弁当にした。
なんちゃって唐揚げだ。
今回は、冷凍していた鶏もも肉に前日から下味をつけておいた。
醤油と酒としょうがにんにく、だけ。
これを一口大に切って(冷凍してたから下味前には切れなかった)
キッチンペーパーでふいて
片栗粉まんべんなくつけて
多めの油で揚げ焼き、片面3分ずつくらい。
これで唐揚げになるんだからな。うめえよな。


早上がりさせてもろた。
毎日スケジュール的に5人中2人は早めに帰らせるべきで、
その体制が始まり何週間か経っているが
僕は一度も早上がりしていない。
誰より毎日とっとと帰りたがっているが…

自分が帰ることよりいっそ、
他の人達を帰らせるよう尽力している。
10年以上。
もちろん、残業しないならしないほうがいい、
と一律でみなせるほど人事労務は単純じゃないし、
裏でうごめく多種多彩な事情のパズルをとき、調整し、
先々まで見据えて判断していく必要がある。
しかし考えの足りない人はことを単純化して見る。
 …あいつは残業嫌いですぐ帰ろうとする…
 …もうすこし立場の自覚をもたせてやらねば…
きっと、なんで俺ばっかり損をしてとか、
見当違いの不満を漏らしたりしてるんだろうことは
たやすく見て取れる。
もうちょっとうまくいかんかな。
職場、前の体制のときはそれでもまだよかったんだけどな。
今は方針が硬化してる。


とかなんとか
むかむかしながら過ごしてたけど
いざ15時に退勤してみると
あっかるい昼日中を闊歩するだけで気分が高まりまくってしまって
浮足立って駅に向かった。


夕飯はキーマカレー。やさいたっぷりの。
玉ねぎイッコをみじん切りにして2分半レンチンして
みじん切りにしたニンニクとともに油でじっくり炒めて
みじん切りにしたニンジン一本分加えて
みじん切りにしたエリンギと
みじん切りにしたパプリカ加えて
少な目のひき肉加えてガッと炒めたら
ケチャップとウスターソースと醤油とオイスターソースを
それぞれ控えめに入れて
牛乳でかるく溶いたカレールー4皿分くらいを加えて煮込む。
水分がなくなってきたらできあがり。
うっま。


食べながら見た空手バカ一代は
飛鳥拳が道場破りの果てに牛と戦う決意をかためていた。
おもしれーな…。
次回予告によると
来週は牛の角が飛鳥拳の脇をつらぬくらしい。
楽しみだ。


けっこうな時間を原神についやした。
Ver1.6 にアップデートされたわけですが
かなり多くの点が改善されてる。
ハウジングでキャラクターを配置できるようになってたから
奥に七七ちゃん
玄関わきに先生を置いて
妻がガイアを置いてというから先生の隣に置いたら
先生と話してる間ずーっとチラ見またはガン見してて笑った。


2021年06月09日(水) 視聴覚室の思い出

ちょっと思い出したこと。
中学一年のとき、
仲間内の一人が視聴覚室の小窓の一つに鍵がかかっていないことを発見した。
すなわち侵入がかなうというわけで、
休み時間のたびにここへ忍び込み、仲間数人の秘密基地めいた根城とした。
ダンボールで小屋に見立てた箱物をつくったりしてるのは
まあ可愛らしいもんだったけど
一人わんぱくなやつがいて
使われてないものとはいえテレビを投げたり
まぁやりたい放題だった。
次第にエスカレートしてって
クラスの男子の半分くらいは呼ぶようになり
チャイムが鳴ってもから数分遅れて教室に戻るような自体が続くと
さすがにバレてしまい
首謀者として僕を含む当初の4人が呼び出された。
学年主任は
「わかる」
といった。
「きみたちの年頃で、こんな遊び場見つけたら、そりゃあ忍び込むよな。
わかる。
だが先生たちも、きみたちを叱らない訳にはいかない。
廊下掃除でもしてもらおうか。
今回それで大目に見てやる。
もうするなよ」
なんて理解ある先生なのだろうかと感心した。
みんなも胸をなでおろしながら
なかば楽しむ勢いで廊下掃除にいそしんだ。
視聴覚室の思い出といっても色気はゼロだ。
女子には秘密の空間だった。

テレビを投げたやつはその後窓も割ったし
卒業後は暴走族を結成した。


今日の弁当は
牛肉とゴボウのしぐれ煮。
牛肉としょうがを炒めて
アク抜きしたゴボウ加えて
醤油とめんつゆとみりんで味つけしただけ。
んまいーご飯がすすむ。

胃はほとんど持ち直したと思う。
ちょっと不安だけど…。


夕飯。焼きうどん。
サラダ油でキャベツとニンジン炒めて
シメジ加えて
ゆでうどん入れて
だし汁加えて麺をほぐして
1分蓋して醤油と酒加えて水分がほぼなくなるまで煮詰める。
うまい…。
本当は鰹節をちりばめるけど今日はなかった。でもうまい。


流星ワールドアクター、小町エンド。
衝撃。
伏線投げっぱなしっていっても限度があるだろ…。
課長の、輝きの同盟への執着っぽいのが一切描かれないとか。
せっかくの宗介の慕情とかいうおいしいネタとか。
そして盛り上がりに欠ける最終戦。というか普通に負けてあきらめとる…
事件は全然解決してないし…。
警視総監との因縁もうすいし…。
最後のクラリスルートでちょっとは回収してくれたらいいけど。


優しさについて。
おおよその人間は自分の傷つきやすさについてだけは敏感だ。
強がらない人間はこの傾向がことさらにつよく、
はっきり若い女性に顕著だ。

そして、自分に似た手合を、弱い人間、庇護されるべき対象、
救済されてしかるべき被害者として扱いがちだ。
本当は、自分に似ない人間の苦悩こそを理解しようとしてこそ
慈愛が達成されるはずなのに。

見かけの弱さで審判して
見かけの優しさを振るう人間は、
気づかないところで誰かを弾圧しがちだ。
自分にとって馴染み深い弱さを持ち合わせない人間に、
強者というレッテルを押し付けて、
それで、加害者扱いして攻撃しまくる。
いかんよ。いかんいかん。


行き詰まってた割拠の中盤、展望が見えた。
やっぱ人口地理学面白い。
団体の理念を明確にしよう。
人口減少と家制度の解体もテーマに盛り込もう。
でもそんなに深入りせず、あくまで味付け程度で…。


2021年06月08日(火) 胃カメラおええ

朝っぱらからまたNHKで渋沢栄一してる…。
昨夜のダッサ!が蘇る。
なんか子どもたちに渋沢栄一の生涯を追わせたりしてるらしい。
はあ、そっすか
で済ませたかったけど聞き捨てならない音声を聞き捉えてしまった。
ナレーション「子どもたちは、渋沢栄一への理解を深めるため、藍を育てることにしました」
はああああああ!
ぐおおおああああああああ!
ショラッ!!! シャーラッッ!
うごごごごごご
はあーはああーーー…
それを言うなら
子どもたちは、渋沢栄一を理解させられる企画の一端で、藍を育てさせられることとなりました」
だろうがよ!
なあ! ねえ!
洗脳ってこわいよなあ!
自主的にやったことにさせられてよ!


わりとまじでむかついた。
渋沢栄一は藍染業をなりわいとしている家の出だそうですよ。


健康診断。
採血が若い女性だったけれど見事な手並みで
全然痛みがなかった。
二年前ここでえらい目にあったからな。
いかにも経験積んでそうな40代の女性だったのに
 あれ…
とか
 あ ちが おかしいわねえ…
とか
 ちょっと すいま あ うわー…
とか
始終あたふたしながら
ぶすぶす穴あけられて
紫になって
他の人に変わってもらって謝られた。
注射跡は翌日までぐろい色してた。
そういう思いをさせられたから不信感あって
去年はまぁましだった。
今年は素晴らしい。
痛みも不快感もないし、言葉並びも優しい。
そのおかげかマスク越しでもすさまじい美人に見えてくる。
こうやって白衣の天使とかいって患者が惚れてくものなのかな。
ちょっとわかる気がした。
「痛みありませんかー?」
「いえ全然。すごいお上手ですね」
「えっ、あっ、いや、そんな…ありがとうございます」
やっぱこういうときは褒めてっていいと思う。


胃カメラがきっつ。
前回は初めてで
とにかく鼻と喉が辛かったけど
今回はそれに加えておもいきし胃を荒らされた。
これ胃壁とか傷ついてんじゃないかな…
毎年受ける必要もない…か?
正直来年はスルーしてしまいたい…

でも胃がんが怖いのです。
父と母方の叔父が胃がんでやられてる。
母方の祖母も…早期の手術で存命だけど。

まあ、リスクはあるのだろう。
だから年に一回の胃カメラは承服するつもりでいた。
しかしこの検査自体がリスクになるのなら話は別だ。
その考えに身を委ねたくなるほど、胃をもてあそばれた。

しかも
…これは自分が考えなしだったが…
検査を終えて会社に戻って迎えた昼休み、
今日のお弁当は鶏もも肉と野菜の豆板醤炒め。
刺激は控えないといけないのに。
それをぺろりとたいらげてしまった。
まあでもせめて固形物を控えたいから
執拗に噛んで噛んで噛みまくって普段の三倍くらい咀嚼した。
20分くらいかけて食べた。


麻酔の引きは去年よりましか。
去年は11時に検査を終えた後、
夜までずっと喉が痛かった。
今年は15時くらいには大分楽になってる。


そういえば受付時に
胃カメラの同意書にサインする流れで
日付を記入しようとして
「今日…10日でしたっけ」
「8日です」
というやりとりがあり
別にありがちな
日常の些細な1コマだけど
なんとなくこれ
今後何年か人前で日付を出そうとするたびに
思い返されるんだろうなきっと。


三体読み進めてる。楽しい。
1巻の中盤。こっから加速していく感じかな。
登場人物多い。
純文学作品以外は、
頭にパッと浮かんだ版権キャラクターで
ビジュアルを固定化させるのが常だ。
でも
 頭にパッと浮かんだ
を最優先しているから、
俳優だったり現実の知り合いだったりすることもある。
三体は結構おじさんが登場する。
おじさんのレパートリーは少ない。


2021年06月07日(月) ダイニングテーボー

明日の健康診断に向けて
今夜21時以降は飲食を控えねばならない。
普段なら月曜は21時に退勤し帰宅後飯作って食べるのが22時を過ぎる。
今日は18時半の休憩時に食べることにした。

大ロースカツ定職ドカ食い。
しかし脂身で後半ウェップとなった。
年っすかねえ。


帰って、妻の分だけ飯を用意する。
あまりもの。筑前煮とポテサラ。
ついでにエンガワの刺身をつけてやった。

グレーテルのかまど。
渋沢栄一のオートミール。
NHKの渋沢栄一推しきっついな。
大河でやってるからって各番組でゴリ押し。

「拝金主義の人がお札になるって初めてだよね」
と妻が悪態をつく。
善導的成果については一切なかったことにして、
あえて詰って遊んでいるのだ。
渋沢栄一は毎朝決まってオートミールを食べていたらしい。
氏の生活ぶりが紹介されるごとに
「バカ舌で有名でした」
と合いの手を入れる妻。
オンラインでは許されないような中傷の数々。
僕は夕飯を済ませてきていたから
席を離れて洗いものをしていたのだが、
氏の写真が映し出されたらしい場面で
妻が
ダッッッッサ!!!!!
と叫ぶので笑ってしまった。
見れば、ハット帽にステッキと西洋風の出で立ち。ふざけたような蝶ネクタイ。
着る人が着れば、ひょっとすると一端の着こなしになるのかもしれないが、
氏はお世辞にもスタイルがいいとはいえず、たしかに着られているようにしか見えない。
「だからってそんな」
「だって! 見て! ださいよね、これ…うわダッッッッサ!!」

彼女は知らないが
僕の方では仕事で氏の名前は因縁があり
愉快じゃない思いをさせられてきている。
彼女の大暴れは家庭内でしか許されないし
家庭内でも褒められたものじゃないはずだが
まったく胸がすく思いがした。


今はローテーブルに並んで座り
TVを見ながら飯を食うのが常だが
ゆくゆくはダイニングテーブルを囲み
椅子に着席して向き合う恰好で食事する生活がお望みらしい。
正確には、椅子を使わない床生活にも愛着があるそうなのだが、
たわむれに椅子生活を想像してみたところ、
どうにも家庭内不和が想起される。
90年代のドラマや邦画や漫画にありがちだった、
食卓を囲んでの
 カチャ…カチャ…
という
沈黙の中で響く食器音。
父親が子供になにか問いかける。
そっけなく返す子ども。
教育者ぶりながら悪態をつく父親。
たしなめる母親。
逆上する父親。
的確に批点を指摘する子供。
きれる親父。
さけぶガキ。
泣きさけぶヒス女。
ちょっとステレオタイプだけど
こんなんホント多かった。
舞台は決まってダイニングテーブル。

まぁこれとは逆に、
本当に仲良くて明るい、笑いの絶えない家族というのもあるだろう。
ダイニングテーブルを囲んで。
しかしこれはこれで病理だと思うのです。
個人的な見方に過ぎないけども。僻見。


月曜だからやる気なし。
まぁあんまりこう自分で
自分を下等に縛るような真似はしない方がいいんだけど
今しばらくは許してほしい月曜はやる気なし。


れどれ |MAIL