HOSHI・HARU
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↑この図鑑内です
ご存知のように、今年のNHK大河ドラマは「前田利家とその妻まつ」の話だ。 私は、歴史もの、特に戦国時代ものが好きなので、毎回欠かさず見ている。
私は、今まで、戦国時代の人物では、上杉謙信、織田信長、伊達政宗、豊臣秀吉、徳川家康等が好きであった。いわゆる、メジャー級か派手系の人物だ。
しかし、前田利家を見ていると(いっても、まだ3回だが)、 たとえメジャー級ではなくとも、あんなにきれいで、あんなに賢い(まだ、ドラマでは描かれていないが、まつは相当賢かったらしい)奥さんを持ち、最後は加賀100万石のトップになれる。という前田利家の方がいいかな。と考えるようになってきた。 もし、天から、誰か好きな人物にならせてやろう。と言われたら、今なら前田利家とお願いします。
最近、会社で一人に一台与えられているパソコンが新しいモデルに換わった。 今まで、使っていたパソコンは5年ぐらい前のモデルだったので、処理スピードが遅いし、よくフリーズするし、毎日イライラしながら使っていた。 だから、交換の時は、うれしくてうれしくて、興奮を抑えることができなかった。
そんな時、もう一人の自分がいて、「パソコンは単なる仕事の道具の一つに過ぎない。本来パソコンなどなくても仕事はできるはずだ。何をそんなにはしゃいでいる。」と言ってくる。
しかし、いいじゃないか。これぐらいのトキメキがあっても。
パソコンメーカーの人は、こんな私の笑顔がみたくて、がんばっているのだから。
挫折は、人によって全然違うと思う。
例えば、高校の体育の授業でバスケットボールをやっていたとする。その時、Bさんは左手のひとさし指を骨折してしまった。そのせいで左手ひとさし指の動きが少し悪くなってしまったとする。 もし、Bさんがプロのサッカー選手を目指してるのなら、たいした問題ではないだろう。しかし、プロのピアニストを目指しているのなら、これは挫折になるであろう。
ある事件がAさんにとっては、たいしたことでなくてもBさんにとっては大きな挫折になることがある。
だから、人に「そんなことで、おまえは挫折と感じているのかよ。」などと言うには、かなりの確証がない限り言わない方がいいと思っている。 人によって、価値観は全然違うのだ。
私は、大前研一の他に中谷彰宏も好きである。 この人は自己啓発書をイチローのヒットのように量産している。 「・・・の50の方法」とういうサブタイトルを付け、50の内容にまとめている。 表現がシンプルで、字も大きいので気軽に読める。 その中で、私の気に入っている内容を挙げてみると、 「自分の気に入ったペンを100本買って、身の回りのいたるところに置け」 理由は、よくビジネス書に、思いついたらすぐメモをとれとあるが、実際とろうと思うと、紙は新聞でも、ナプキンでも、本、あるいはテーブルにでも書けるが、肝心のペンがなかったら終わりだ。よって、100本ぐらい買って身の回りに置いておけ。というものだ。私は、共感し、さっそく10本ぐらいは自分の身の回りに置いてみた。そうすると、確かに、書こうと思った時、すぐ書けるので、効果を実感している。
ペンは決められた場所に置いて置けば、1本でもいいじゃないか。使ったら必ず元に戻すのだ。何本も置いておくと、かたずけのできない人になってしまうぞ。 という考え方もありますが、まあ、もう大人なのでいいだろうと思っています。
私は結構本を読むのが好きである。 特に好きなのは、大前研一である。ビジネス本の重鎮である。 何が好きかというと、ズバスバ言いきってくれるのが気持いい。 非常に手厳しいことを言い切る。そこまで言うのか。ちょっと自分にはできないかも。というレベルで断言しまくる。
でも、本の内容を実践てきるかどうかは、別として、自分が弱気になっている時は、大前研一の本を読むと元気になる。
ある意味ニンニクのような本だ。普通の人が、そのまま生のまま何個も食べたら、胃から血を出すだろう。しかし、オリーブオイルで炒めるか、煮るかしてマイルドに料理してからなら、体にも負担が大きくならず、体に素晴らしい効果があり、元気が出てくる。私はそんな感覚でとらえている。
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