2009年12月12日(土)
朝、起きたら、気になる頭痛は激痛になっていました。 頭が痛いなんて、私にとっては珍しいことです。 それでも今日は大事な会がある日。 私がいなくても会は進行していきますが、私が行かなかったら今年の私の思い出がひとつなくなってしまいます。 それでは大変!
朝から準備する予定でしたが、頭痛がおさまるのを待っていたため、昼をうんとまわったころから準備を開始。 今日の会に数年ぶりに参加する友と買い出しに出かけました。 なんだか懐かしいな。 そういえば、以前は買い出しといえばよくこの友がいっしょに行ってくれていたっけな。 そんなことを思い出しながら、今日の準備を進めていきました。
今日は毎年恒例の「一芸披露の忘年会」です。 この日のために、みんなが準備してきた「一芸」をじっくりと楽しませてもらいます。 歌ありマジックあり空手の型ありの実に多種多様な一芸が続々と登場します。 いつもの顔ぶれもあれば、懐かしい人たちもやってきて、今日のこの会を、作り上げていってくれています。 そう、いつも、そう。 この人たちは、いつも、そう。 私にどうしてこれまで感動を与えてくれるのでしょう。
もちろん、私も唄います。 ずっと止まっていた時計が動き出したような、ずっと止まっていたと思っていた時計は、ほんの少しずつ動いていたんだな、と実感したような今年一年のことを。 生活様式が変化したり、価値観が変わったり、敷居が高いって言ったり、話足が合わないってどうなのって思ったり……、あの日あの時から私が大切にしてきたものが、みんなと少しずつ変わってきているんだな、と思い初めていたここ数年。 それは、私の勘違いだったんだな、って。 みんなが大事にしているものは、ずっとずっと変わらずそこにあるんだなって。 そんな気持ちをこめて唄いました。
唄の中で、ひとつの「時計」を贈りました。 森の時計です。 何度も何度もやり取りをして、今の時計に行き着きました。
いいんじゃない? これで。 いいよ。いいよ。 価値観は違(たが)えども、私の気持ちが、ここにいる人たちに伝われば、いいんだよ。
おやすみ。
誰かに何かを感謝したいすべての気持ちを、ここにいる人たちに伝えます。
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