夫は出張に行きました。
１〜２カ月に１回ほど、こうして突然出張が入ります。
行き先はだいたい決まっていますが、ホテルの予約をしたり荷造りをしたりと、あわただしく準備をして出かけていきます。
よく忘れ物をしないなぁ、と感心するくらいバタバタと荷造りをすませています。
忘れ物……というより、余分なものをたくさんカバンに詰めていくのでしょう。
かなり重い出張バッグができあがります。

そんな夫の荷造りを見ながら、私もかつては月に１〜２回は出張に出かけていたなぁ、と思い出しました。
知らない街で初めて会う人たちの話を聴いてそれを記事にする。
今から思えば、よくやっていたなぁ……とわれながら感心します。

とはいいつつ、いまだにときどき、今、私がしている仕事のほうが非現実的で、スーツを着て会社に通っていたころの私のほうが現実的に感じるときがあるのは否めません。

私はこれから先、どんな人生を過ごしていくのだろう。

夫の荷造りを見ながら、ふとそんなことを考えていたのでした。
とりあえず、私の人生、今のところ悔いなし、は、変わらずですが。

おやすみ。

母といっしょに、父のお盆の供養に行ってきました。
父が亡くなってからずっとお世話になっているお寺です。
去年のお塔婆を返して、新しいものをもらいます。

父の眠る禅宗のそのお寺は少し変わっていて、お坊さんが各家をまわるのではなく、檀家さんがお寺を訪れます。
そして、順番に呼んでお経を上げてもらえます。
５人くらいのお坊さんが一斉にお経を上げたり、ぐるぐると円陣を組んで回ったりして、けっこう迫力があり見ていて飽きません。

そんな光景を見るのも今年で何回目なのでしょう。
けっこう慣れました。

帰りの車を運転しながらふと思いました。
私は、この助手席に座る母と、あと何回こうしてお盆の時期にこのお寺に法事にやってくることができるのでしょう。

突然に訪れる「死」という別れに敏感になっているのは、父を亡くしているからなのか、私が病院に勤めているからなのか。

明らかにする必要は、ありません。

おやすみ。

暑いよ。

今日も採血。
見えない血管が見えます。
なんでもこいっ！

おやすみ。

朝顔の花言葉って「はかない恋」だそうです。
源氏物語にも「朝顔」と呼ばれる女性との恋が描かれていますが、この花言葉にぴったり。
紫式部は、この花言葉を知っていたのでしょうか。
そんなはずはありません。
でも、朝顔のかもし出す雰囲気が「はかない恋」だったのでしょう。

でも、はかない恋、っていったい、どんな恋？

おやすみ。

今日は早出出勤。
５時50分に家を出ます。
朝型の私とはいえ、6時前に家を出ることはけっこうつらい。
うだうだしている私を見かねてか、夫が駅まで送ってくれました。
私と違って寝起きにめっぽう弱い夫。
どうも、ありがと。

予定より一本早い電車に乗り、のんびり出勤。
土曜日なので電車は空いていて、職場も比較的落ち着いていて。

あと一カ月。
こんな日々が続きますように。

おやすみ。

血圧が低くて、体力低下。
動悸、息切れ。

夏。
乗り切れるのでしょうか。

おやすみ。

ちょっと歩くだけで息切れ。
私の体力ってこんなものだったっけ？

おやすみ。

今日は遅出。
がんばってるよ。

おやすみ。

そんなこんなで、今日のお弁当はちらし寿司。
夫のお弁当は、うなぎ散らし寿司弁当。

今日のお昼、お弁当のふたを開けて夫はどんな顔をするのでしょう。
昨日が土用の丑だったことを思い出すのでしょうか。
そして、今日のお弁当が昨日の夕飯になるはずだったうなぎだったことに気づくのでしょうか。

ちょっと期待しながら帰宅。
そして、期待した私が間違っていたことに気づきました。

「え？　土用の丑？　いつそれ」

………。
おやすみ。