2012年01月14日(土)
久しぶりに心がぽかぽかした夜になりました。 久しぶりに「唄った」という充実感にあふれました。 そこには、これまでずっと自分以外の人のために一生懸命になってきた友がいて、そしてその友を心から歓迎する仲間たちがいました。 みんなが笑顔で「おめでとう」を唱和し、友が笑顔で「ありがとう」の気持ちを伝える。 ただ、それだけのことだけど、それがとてもとてもうれしくて。
今日は私のたいせつな友の結婚披露パーティーでした。 去年、いよいよ結婚する報告を受けました。 でもその前から、今日、唄う歌は決めていました。 ただ、練習を始めたのが昨日の1回のみ。 いえ、いいんです。 うまく唄いたいわけじゃない。 唄の奥底に流れる気持ちが伝われば、それでいいんです。
みんなの気持ちがひとつになったパーティー会場は、とてもとても歌いやすくて、そして何より私の目の前に座っているふたりが、一生懸命に聴いてくれているのがうれしくて、途中、何度も何度も幸せを感じました。
久々に飲んだ日本酒のおかげで思った以上に声が出ず、怒鳴るように唄ったけれど、それでいいんです。
ぽかぽかとあたたかい気持ちになった夜は、いつまでもいつまでも続きました。 わが子が私の手の中ですやすやと眠り、今日、集まった仲間が少し離れて談笑する。 なんだか、久しぶりだな。 こういう雰囲気を、ずっとずっと懐かしく思っていたんだな。
何かが変わってきたなぁ、と思っていた近年。 年齢を重ねたり環境が変わったりしているから仕方がないのかな。 以前は「たいせつなもの」をみんなで共有していたけれど、今はだんだんと変わってきたんだな。
そんなふうに思っていたけど。 そんなことはない。 何も変わっていない。 たいせつなものは、いつまでもみんなの心の中に生きているんだ。
そう実感させてくれた日になりました。
こんなふうに思えた幸せを、ホントにホントにありがとう。
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