トルコへ行ってきた。無事帰ってきた。重畳である。・・・と、自分で言ってもしょうが無いけど、留守宅も何も無くてよかった、よかった。トルコはいいとこだった。自然も文化も人も街も、大好きだ。でも食べるものはいまいちだった。
トルコのよいとこそのいち。 とりあえず、遺跡をめぐるのだけど、これが凄い。今から五千年も前の街の跡。さぞや立派であったろうなぁ〜と思わせる柱やなんかがごろごろしてる。無造作に腰をかけたりする。すっかり忘れ去った世界史の教科書がおぼろに浮かんでは消えて、美術館にあった石膏モデル?…なんかもちらちらして、ガイドさんのお話を聞くと、人間って5千年前もあんまり違わないって思って、とってもおもしろかった。
遺跡には野良にゃんこがよく似合う。
いよいよあと少しで出発。あれを入れてもこれを詰めても、なんか忘れ物がありそうで、無いとめっちゃ困りそうなモノを忘れてそうで、落ち着かない。留守番担当にも言っておかなくてはいけないことがありそうで、一番大事なことを言ってないようで、落ち着かない。
外出する際に、ガスを消したか、カギを閉めたか、とても気になる(小さい人間の)私としては、あれもこれもそれもどれも気になりすぎて動悸息切れですでにお疲れ。…で、ふと思う。これって、必要以上に心配なこれって、「更年期障害」? う〜ん、立派に病気であるような気がしてきた。
ま、とりあえず、留守宅も私も無事に元気で旅行が終えられるよう、日頃は神をも恐れぬ不信心者の私だけど、八百万の神様にお願いしている最中です。
飛行機が大好きだったはずなのに、実は飛行機が怖いらしい私。そんな私に一番驚いているのは、本人である私。明日長い間飛行機に乗るに当たって、「もしものことが…」と思うとドキドキする。今時ちょっと旅行に行くだけなのに、こっそりドキドキしている私って、「滑稽」。こっけっこっこっこのチキンちゃん。
でも、心配なものはしかたないじゃないか!…と、逆ギレ気味で一応遺言書いとこうと思って書き出したのが、兄妹でわけるちょびっとのお金について。他に無いかと思って書き足したのが、「兄妹仲良く」「ドラ(息子)は早く結婚するように」「ドラ(娘)は婚約者とずっと仲良く。
でも、親としてはこれ以上のことは何にもないよね。このエンピツの事は家族は知らないので、いつもはブックマーク登録してないけど、留守の間だけ登録して、自動でINできるようにしとこうかと思ったりする、出発前夜。
毎日のご飯作りから解放される旅行は楽しみ。何も16時間も飛行機に乗らなくても、電車で2時間とか、そのくらいの旅行でもいいんだけど。もっと言うなら、私だけおうちに残って二泊三日とか…一番いいんだけど。
そうもいかず、私は今旅の準備にとても忙しい。お洋服は何と何をドンだけ持って行くべきか。向こうは寒いのか暑いのか? 滅多にやらないお化粧だってさすがに持って行かないといけないし、お風呂の道具とか、カメラとか携帯とか、バナナはおやつに含まれるのか?・・・とか。
ドラえもんの道具の「くぐり抜けフープ」とかいうの…。あれって「どこでもドア」みたく抜け出せないけど、忘れ物を取るために世界のどこからだって、手を伸ばせるのではなかったっけ?
適当に荷造りして、足りないモノはずいっと手を伸ばす…便利だね。
私のおとうちゃんが別宅(老人ホーム)に入居して、初めて今日面会に行ってきた。この前あったのは10日ほど前だけど、なんだかずいぶん年を取ったみたいで(…いや、もう十分年を取っているのだが)しなびていた。
なんというか、ゆでてアクが抜けたみたいな…というか、牙を抜かれた老ライオンみたいな…というか、別に10日前はギラギラ吠えていた…というようなことは決してないのだけど。人が年をとって色々出来なくなっていく中で、「あきらめのステージ」を一つ一つ究めていくなら、『あぁ、また一つステージ上がったな』…と感じたわけで。
会話を交わしても、コーヒーを勧めても、うすいうすいカーテンが間にあるような、そんな気がした。少しずつ少しずつこのカーテンが厚くなっていくのかなぁ〜と、私も「あきらめのステージ」を一つ進んだような気になったのだ。
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