髪はずっとセミロング程度を保ってきて、それはめんどくさいと「くくってしまえ」となってしまい、せっかくパーマをあてても風になびかせてお出かけすることもなく、何のためのパーマ代かと、だんだん疑問に思ってきたのでちょっと前からショートヘアになってしまったのだ。

これがとっても楽ちんで、洗髪してもすぐ乾くし、お出かけの時には前日にちゃんとブローしておけばこれまた楽ちんなのである。ただ、私は髪が多い。この年齢で髪が多い悩みというのは贅沢な悩みらしいが、かなり髪をそいでもらってもすぐ伸びてきて、頭が、寒いときはあったかくなり、夏は暑くなる。そこはショートにして同じだ。

ショートヘアならヘアーマニキュアもショート分なので、美容院代ははっきり安くつくようになったんだ。でも、セミロングの時は結わえてごまかすことができたけど、ショートではそうもいかず、美容院にいく回数はむしろ増えそうでちょっとめんどくさいなぁ〜と思ってしまう私なのだ。

節約になるかな…と思ったんだけどな。

必要書類を用意して…という依頼メールが来た。そろそろかなぁ〜と思っていたのでそれに対しては驚きも何もないのだけど、書類をもってそして印鑑を持って出かけていかなくてはいけないのが、かなり気持ちを凹ませるのだ。

色々な手続きの先に見えるらしい事に対しては、もう諦めたというか、もう考えても仕方ないし、もう「いいや」って思うことにしたからいいけれど、書類に印鑑を押す時、平然とクールにかっこよく、何気ない顔でやり通すことができるかな？…と思うと気が重いのだ。

私はとっても小心者だし、ケチだし、みみっちいし、イヤなやつなんだよ。でも、そういうことは日頃の暮らしの中で自分に突きつけられることはそれほどなく、まぁ平穏に暮らしていて、自虐的に「小心者です」なんて言ってお茶を濁している程度だ。

手が震えるのか、顔が引きつるのか、その時たぶん自分のことがまたちょっとイヤになるだろうなぁ〜と思ってため息をつく。

サッカーの試合に夢中になった。ザックジャパン、ブラジルＷ杯出場決定！…おめでとう。ギリギリのところで失点して、もうダメかと思う気持ちと、ロスタイムで失点することもあるのだから、ロスタイムで得点することも可能だろう！…と思う気持ちが短い間に行ったり来たりして、それはもうハラハラした。

試合は最初から終わりまでとても見応えのある試合で、こんなに緊張して試合を見るのは久しぶりな気もした。大好きな内田選手もとても活躍していたし、遠藤選手も吉田選手も今野選手も、代表選手はみんなみんながんばっていたね。イイ試合だった。

どんな試合だって勝ったら気持ちいいものだけど、来年の今頃、時差をものともせず、日本代表選手達の活躍を、世界のファンタジスタを、連日楽しめると思うと今からワクワクするのだ。

ブラジルに行きたい。

ウグイスといえば春の梅って感じだけど、私エリアではウグイスは今頃一番よく鳴き声が聞こえる鳥さんで、今朝なんて、耳元でさえずっているのかと思うほどだったよ。で、昨日の事なんだけど、ウグイスを見た。

鶯色したウグイスが鳴くと、そのきれいな声が響き渡って、私の見ているあのこがこの素敵な声の持ち主なんだと思うと、ちょっとうれしかった。なんだか単純である。

双眼鏡を構えている私は、誰かに見られて「あいつのぞき趣味？」とか思われないかとドキドキもしていて、小心者である証拠をここでも目の前に突きつけられているような気もしないでもない。ちいせぇ…。

そうだ、今日の新聞で得た知識、忘れないうちにここに書いておこう。「梅、菊、竹、蘭」は『四君子』といって季節を問わずに使える柄なんですって。

こういうネタは私をちょっと元気にさせる。

なんだかね、おかしいんだよ。なんだかね、悲しいのよ。ちょっと今、私、変なんだよね。理由はわからないでもないけれど、それを考慮してもやっぱり変だなぁ〜って思うの、自分で。

人間って年を取ると、あっちこっち不具合が出てくるんだね。私に足りないのは圧倒的に運動なんだけど、この不具合は運動すればどうにかなるのかな。でも運動って…嫌いなのに。嫌いなのに体調の為に運動するって、どうなのよ。体調の不具合に連れ添うようなこの超低空飛行な気分も、運動すれば上昇気流に乗れるのかな。

最近、高齢者（例えば９０歳近辺、アラナインティ？）のお話がテレビでもよく取り上げられているのだけど、その好奇心に満ち満ちた元気な高齢者を見ていると、私はここまで生きられそうにないな…と、思って余計しょげちゃう今日この頃であります。

案外９０歳まで生きてるけど、寝たきり…的な？