なんだか・・・気が乗らない、すべてに。なんだか・・・なんもかもがつまらなくて退屈だ。そんな中、EXO−CBXというグループが気になって、ユーチューブで見ていたら、「○○(私の名前)でコメントする」というのが目に付いた。「えっ?なんのことですか?」ユーチューブに名前なんて登録したっけ?と不思議な気持ちと、不安な気持ちが押し寄せてきて、とりあえず、ログアウトしてみた。
そうしたら「グーグルなんちゃら・・・」というのが画面の端っこに出てきて、「こいつか〜!(怒)」という気持ちがブンブン押し寄せてきた。誰が頼んだんだ?基本的に私はユーチューブは見るだけの人だ。コメントなんて付けたことない。
で、ログアウトして、再びユーチューブに行ってみた。確かに「ログイン」という文字があるので、ここを押せばいつでもコメントが簡単に付けられることが予想できる。だけど、色々見ていたMVがどこかに行ってしまった。つまり、今まで私は気付かずにマイページ的なところで動画を見ていたらしい。
これからの時代、お馬鹿では生きていけないとしみじみ思った。
なんだかわからないけど、「ホラーなんだ」と思いながら逃げ惑う夢を見た。廃屋みたいな結構大きめの建物の中を、それも家具とか蒲団とかごちゃごちゃしたところを、あっちでもない、こっちでもないとウロウロと何かから逃げていて、その実態は見えないけど、床には倒れて(たぶん死んで)いる人がいて、その何かに見つかるととてもまずい・・・ってことだけ分かっているみたいだった。
怖くてドキドキしてるのに、変に冷静なところもあって、『映画みたいだ』と思っていたり、あとどのくらい逃げたらクリアできるのかと、ゲームをしてるみたいな気もしていた。
で、一緒に逃げてる人達が、いつかの夢と同じくこれまた知らない人ばっかりで、夢の中の私は顔見知りもせず協調性があるタイプの人間だった。
私は何から逃げているのか・・・。
たぶん私はせっかちだ。きっと滅茶苦茶せっかちだ。スーパーに行ってレジに並び、次の次ぐらいの位置でお財布を出す。自分のかごを見て、おおよその合計金額を想像し、お財布の中の小銭のチェックをする。そうして支払をしている人が無駄な動きをしていないかもチェックする。
すると・・・いるんだよなぁ〜〜〜。レジの人に金額を聞き直す、それからおもむろにリュックから財布を出す。小銭をジャラっと出したあげくに、別の財布をまた取り出して小銭を追加する。どうなっているんだ?
だいたい、レジの人が金額を言うまで夢でも見ていたのか?自分が買った物の値段が違ってないか、ちゃんとレジの金額が加算されていくのを見なくていいのか?頭の中で「ぼーーーーっとしてんじゃねぇ〜〜〜〜!」と悪態をついている。
あの人達はこんな風に見られているなんて想像できないだろうな。
次の停車駅が近づくと、君は床に置いた鞄に手を伸ばした。その時髪に桜の花びらが付いているのを見つけたんだよ。素早く姿勢を戻した君はとても背が高く、さわやかな青年そのものだった。停車するまでの数秒間、どのように声をかけようかととても迷ったのだけど、結局何も言えなかった。背の高い君の頭についている花びらを次に見つけるのは誰だろうか。
君は今日これから取引先に行って、頭を下げるかもしれない。その時花びらを見つけた相手はとても微笑ましい気持ちになって、優しく接してくれるかも知れない。または、ほんわりと優しい黄昏時に君に見合った素敵なレディと知り合えるきっかけになるかもしれない。
そのまま一人暮らしの部屋へ戻って、知らないうちにどこかへ行ってしまうかもしれないし、風がどこかへ吹き飛ばしてしまうかもしれない。だけど、思ったんだ。こんなおばあさんが声をかけるより、もっともっといいことが君にありますようにと。
見ず知らずの人の幸せを祈りたくなる季節。
パックで海外旅行に行くと、トイレ休憩と言う名の土産物店立ち寄りが必ずある。お高いツアーなら無いのかもしれないが、私が行くツアーにはもれなくついてくる。わりとさっぱりしていて、それほど苦にならない場合もあるけど、いたたまれない雰囲気をひたすら我慢・・・というのもある。
お茶を出してもらい、お菓子の試食といって、次から次へと出され、もちろんトイレも使わせてもらうのだか、何も買うものがない。時間を潰すために店内をうろつくのだが、店員さんがついてくる。気まずい。
何が安いものでも一つ買うか?・・・と、探すのだけど、地元のスーパーで値段を知ってしまっている私には高くて買えないのだ。もちろん素晴らしい民芸品も同じだ。
心の中で謝ってる私がいる。
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