てくてくミーハー道場
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事務所歴史マニア(?)にはたまらぬ『ザ少年倶楽部プレミアム』
今回のプレミアムゲストがいのっちということで、深夜に見慣れた(笑)ツーショット。
でも、片方がゲスト、というのは珍しいな。
いのっちがゲストということであれば、きんきっずマニアとしてやはり期待してしまうのが、93年秋から95年秋ごろの『アイドル オン ステージ』ウラオモテ秘話なのですが、その前に、ぼくがいのっちを最初に認識した話をします。
やはり雑誌でした。
今回の彼の話の中で、「約2年間、雑誌に出られなかった」(涙)後の、復活したあたりのアイドル誌で見たんだと思う。
空手着着て、満面の笑顔で、ピン(←ここ重要)で出てたよ。
記事を読むと、ドラマ『ツインズ教師』に生徒役で出てた頃らしい。
ということは、もう16歳だったのか。あれー? もっと前かと思ってた。
別の記事と勘違いしてるのかな?
そうだそうだ、これはだいぶ知名度が上がってからの記事だもんな(同じドラマにはベイベや元TOKIOの小島くん、女子ではあゆ(!)や菅野美穂ちゃん、宝生舞ちゃんなど、今考えるとすごいメンツが出てた)
なにしろ小さい頃(そう、「Jr.の小さい子」ってイメージだった)のいのっちは、今コンビ然としている太一君や、本人たちも認める「竹馬の友」のマボを差し置いて、慎吾ちゃんと「親友」という紹介をされてたぐらいなんである(香取、松岡、井ノ原は同学年)
ジャニーズは、年齢もだけど「入所時期」(いのっちは山口君と同日入所(88年)だと『5LDK』で山口君が言ってた。12歳だね)が上下関係に実に重要に絡んでくるので、その辺複雑でよくわからないのだが、とりあえずそんな感じだった。
だから、ぼくの記憶の中では、いのっちは「Jr.の○○っていうユニットの一人」ではなく、最初からピンだったのである。
この番組最高傑作の『VIVA! 平家派』の回に平然と出ていたが(こら、口が悪いぞ)、いのっちが平家派だった記憶は、実は、ない。
あの時も「あたりまえのようにそこにいるけど、あのとき、いたっけ?」てな扱いをされてたいのっちなのである(笑)
んで、トニセン結成秘話(?)でありますが、この辺にいよいよわれらがきんきっず君たちが絡んでくるのであります。
ある意味ツヨぽんよりも最強な「いいひと。」(涙)の長野君とともに“坂本一派”(こ、こら)に属して、後進のJr.どもに睨みをきかしていたいのっち(イメージ悪いっつの!)・・・などという印象はもちろん全くなく(^^ゞ
いのっちは、いつもニコニコしていたのもあるけど、『アイドル オン ステージ』ではKinKiのバックダンサーというより(しかも当時は、バックメンにはほとんどライトが当たらず、顔がよく判別できなかった。今の「Jr.」なんて、ほんっと恵まれてる←古い人間の愚痴)、例のサムいコントコーナーで、佐野君と一緒にKinKiの「お守り」をしてくれてたって印象が強いのだ(KinKiくん主演のドラマにも、ちょいちょい“いい感じの脇役”で出てたし)
そして、屈辱の(パーフェクトポジティブマンいのっちは、そう思ってなかったらしいが)バックダンサーをようやく脱し、「ジャニーズSr.」というユニット名で彼らが出てきた時。
事務所オタってのは、幼い方へ可愛い方へと興味の対象が流れてくのが常で(オイオイ/汗)、何年も前から顔は見知っているが、未だに全然芽が出ないアラウンド20の(毒過ぎますよっ! ておどるさん)、体も出来上がっちゃってる(ここが意外と重要)兄さんたちが、渋い歌声を聴かせてくれても、
「この人たち、終わりかけてる・・・」(毒毒すぎますよっ!/号泣)
としか思えなかった。
本人たちが言う通り、すっごく老けて見えたんだよね。
ジャニーズの新人てのは、首も座らないような(こら)状態で出てくるのが一種「売り」(日本中のショタコンに捧ぐ)という感じだったからね。
ところがさ。
この、「終わりかけてる」(こらこらこらっ)兄さんたちが。
KinKiより先にCDデビューしちゃうわけだ。(別に苦く思ってるわけじゃないので、念のため)
当時の感想を正直に書きます。
あ、この年の9月に完全解散(5人になった時点で「解散」したとぼくは思ってるから)した光GENJIの後がまを、即座に持ってきたな。
「光」も、一種「長く居るJr.」の救済措置(兼ガキのお守り役)だと思ってたので。
あと、ローラースケートとバレーボール。ジャニーズ独特の、「そんなバカな!」取り合わせ。
それと、当時のごぉと健の「売れかけてる感」がまたすごかった。
掛け値なしに、KinKiに追いつきかけてた(てか、ほとんど同列だった)ジャニオタの内部だけの話ですけどね(^^ゞ
それが、光GENJIデビュー直前のGENJIの「出てきてる」感じと似てたな。
だから、ほんっと、兄さんたちには申し訳ないけど、V6は明らかに「カミセンを売り出すため」のグループだとしか思えなかった。
ただ、今になって当時の内部事情をこの番組で知ってみると、こっちが思ってた以上に上の兄さんたちは大事な存在だったんだね(すまぬ。筋金入りのショタだもんで/謝)
まあでも(話はいのっちに戻ります)、こんなに前向きな人っていないな。
この世界ってやっぱり「売れてナンボ」。決して「年功序列」じゃないじゃないですか。
だから、「自分より後に入ってきたやつ」が、(端から見ると)易々と自分を追い越していくことなんか常にあること。
その中で、腐らなかったというか、「後輩のバックなんて、やってられっか」て言わなくて良かったね、というのはやっぱり「後になった」からこそ判ることであって。
逆に、「そうしとけば後になって得するから」なんて打算でやったとしたら、果たして本当に得したかどうか、てこともあるし。
いのっちみたいに、
「KinKiとも仲良くなれて、楽しいし」
なんて言える人だからこそ、勝ち残れたんだと思うし。
しかし。
そんないのっちにまで尊敬される太一君て、もっとすごいな。(三段論法)
Dear 太一君。(←ファンレター?)
いつになったら堂本くんたちをピンで出してくださるのかすぃら?(やっぱり。つうか、これ、前にも書いたな)
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