てくてくミーハー道場

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2010年01月25日(月) 『新春浅草歌舞伎』第二部(浅草公会堂)

(24日に行ったのですが、エンピツ日記さんは同じ日付けに2つの日記をアップできないので、翌日の日付にしております)






お正月の初芝居の中では、この公演が毎年一番楽しみなぼくなのです(その割に、いつも行くの遅いが)

なぜなら、「○○丈の“あの”時の役を、ぼくは観たんだよ〜♪」と後々自慢できる“伝説”に、ほぼ毎年出会えるからです。

勘九郎&八十助の『棒しばり』しかり、新之助の弁慶(『勧進帳』)しかり、勘太郎の知盛(『船弁慶』)しかり、亀治郎vs愛之助の『封印切』競演しかりetc.

今年もそんな“伝説”に出会える予感満載の演目(と出演者)がズラリ。

ワキワキ期待∞で駆け込みました。



「袖萩祭文」

うわぁ。←何事?

ぼ、ぼくは25年前にタイムスリップしているのか?

そんな気分に襲われました。

今舞台で袖萩を演じているのは、まさに25年前の勘九郎(←いや、違うって)

クリソツすぎる(×_×)

身長以外(コラ)

なぜかこの兄弟、お兄ちゃんの方だけ声が波野家DNA。(弟は神谷町系)

確かにパッと見はそんなにお父さんに似ていないのだが(でも顔の部品は似てる)、声だけ聞いてるとホントそっくり。

そればっかり気になっちゃって、芝居に集中できなかった(ダメじゃん)

だけど正直、このお芝居は「お君」につきるんだよね(^^;)

演舞場に続いて子役大活躍! 山��由美子さんありがとう!╲(^^)╱

(ただし例によって近眼のため、ダブルキャストのどっちの子か判らず/涙)


勘太郎に話は戻るが、二役の後半・貞任は迫力があって良かったのだが、やはりどことなく21世紀っぽい。

宗任のラブちゃん、義家の七之助も同様で、この狂言を画力のある漫画家(例えば井上雄彦とか)が描いたらきっとこういう感じじゃないかな、みたいな。

良く言えば「(現代のぼくらが思う)理想のビジュアル」、悪く言えば「でも、マンガかよ」(ごめんね)

現代人はスタイルが良すぎるんだよな。良すぎて悪い。何言ってるかわかんない感じになってきたけど。

お父さんたち世代の、理想的な脚の短さ(こ、こらっ/汗)(おっと、仁左サマ除く)はどうせもう望めないんだから、これでやってくしかないんじゃない?

今後はこの八頭身さんたちがカブキ役者のデフォルトになるんだからさ。


で、最後になっちゃったが、直方。

いくらなんでもまだこの年齢の役に男女蔵ちゃんは若すぎた。

やはり若干お父様に似てきてるが、あの幅あの渋味には全然到達せず。浜夕の歌女之丞さんの厚みにも、追いつけていなかった感がある。

でも、「そっくりさん大会」(口悪いぞ)の中で、唯一オリジナルな雰囲気があって、そこは良かったと思う。





「悪太郎」

うわぁ。←また?

ぼ、ぼくは35年前にタイムスリ←また?



今舞台で悪太郎を演じているのは、まさしく35年前の猿之助(だから、違うって)

恐るべし喜熨斗家の遺伝子(×_×)40年前、香川照之クンがお母さんの方に引き取られちゃって歌舞伎界の大損失だぁと嘆いていた皆様、こういうこともあるのです(←不穏当発言)

声も似ているが、踊り力(りょく)もそーとー似ている。

なんか、今年の浅草歌舞伎は、こういう感想満タンだった。喜ぶべきか、悲しむべきか。

だけど、演目としては全部面白かった。

年齢的には彼らのお父さん世代の方に近いぼくなのだが、ジャニオタ(ここで?!)のならいか、息子世代の方が手足胴体の分割がキレイと思うし、セリフや動きのリズムも、しっくりくる(ムリしてないですよ)


で、この幕も、亀鶴丈が良かった。

悪太郎にさんざん迷惑かけられる役なのだが、わざとらしくないリアクションで、それでいて「ここは笑うポイント」でちゃんと客を笑わせていた。

ぼくはこの方の、こういうスマートな笑いのコントロール能力が好き。センスを感じる。





で、なんと六時半に終わった。

浅草歌舞伎はタイムテーブルに余裕があるので好きなのだが、ぼく自身の不手際のせいで、結局この後お仕事で半徹夜。年に一度の浅草散策もできなかった(うう、悔しい)


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