てくてくミーハー道場

もくじ|前回てくてく|次回てくてく


2012年11月18日(日) 『招かれざる客』(ル テアトル銀座)

17日のソワレっす。



浅丘ルリ子様のクリスティー・シリーズ第三弾。だそうである。

『検察側の証人』は観た。

『蜘蛛の巣』は、たぶん(あやふや)観てない。・・・うん、観てない(今、簡単なあらすじを検索してみました)





ミステリーの感想は、ネタばれ完全禁止が礼儀(と勝手に決めてます)なので、難しいな。

うーんとね、ただ「面白かった」てわけでもないし、なんか、独特な観劇後感があったな。

それはたぶん、謎が解けて「おおお〜!」という感想というのではなくて、ルリ子様に対する「おおお〜!」なのだと思う。

ぶっちゃけ、ルリ子様が“若い美貌の人妻”で(“美貌”には異論なし)、そのお姑さんがオトミさん(安奈淳)て、どういうこっちゃ!(こ、こら/汗)という感想もなきにしもあらず。

(蛇足ですが、実年齢は“姑”の方が7歳下です)

しかし、その“美貌の若妻”が、なにやら秘密をその細い肢体に抱え込んでて、一人悩んでいるような様を見せられては、古谷一行でなくても(ご快復おめでとうございます)思わず助けてあげたくなるというものです。

いや、古谷さん・・・じゃなかった、彼=マイケルは、果たしてローラ(ルリ子様)を“助ける”つもりであったのか? それとも(おおっ、ミステリーの感想らしくなってきた←)



内容には深入りできないので、役者の皆さんを評します。

オトミさん・・・ルリ子様と並ぶと大きく見えますが、彼女も実に華奢です。長年ご病気をされてたってのもあるが、元々「男役」としても小さい方で、今のタカラヅカだったら、男役になれてなかっただろうな。

でも、あの低音はすごく魅力です。セリフに力がある。そして、やはりいくつになられてもお可愛いらしい。顔と声のギャップがおステキ(おい、ファンレターになっとるぞ)


古谷一行さん・・・二時間ドラマのイメージか(ぼく世代にとってはテレビドラマ版金田一耕助)、何かたくらんでるように見えない。舞台で拝見するのは初めてなんだけど、それが良い方に転じました。


石井一孝&川��麻世(なぜかセットで)・・・役どころはコンビでもなんでもないんだけど、この二人がスーツ姿で並んでる様子が、めっちゃカッコ良かったので。あと、役をとっかえっこしても良かったかなぁ〜とも思った。まぁ、もしマヨマヨがジュリアン(今回カズが演じた役)だったら、怪しさ倍増だったかもしれないが(おい)


不破万作・・・ナイスコメディリリーフ!(笑)こういう役どころって、クリスティーものに欠かせないよね。意外と(こら)身が軽いのにも感心しました。


斉藤暁・・・やっぱうまいなあ。なんとも言えず、うまい(決して手抜きな感想ではないですよ・・・)


原田優一・・・ほー、こういう役ができるんだ、と感心。今回は得意の歌はまったく出番なしだったが、難役を丁寧に演じていました。


福永悠二・・・“死体”の役だけど、いわばこの物語の中心人物なので、無視するのもアレかと。お疲れ様でした(おいおい、おざなりだな)



で、最後になってこんなこと書くのはごめんなさいなんだけど、音楽が二時間ドラマみたいだったのが、なんだかぼくの感性にはフィットしなかったです。

ああいういかにもな音楽って、「このシーンではこういう気分になってください」って強要されてる感じがするじゃないですか。

そういうのって、どうもいただけなくてね。

装置や衣裳が超豪華な感じだったのだから、音楽ももう少し凝ってほしかったな・・・そんな気のする観劇後感でした。


もくじ|前回てくてく|次回てくてく
ておどる 【昔書いていた日記はこちら】Kin-SMA放言