てくてくミーハー道場
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| 2015年01月31日(土) |
宝塚歌劇団宙組公演『白夜の誓い』『PHOENIX 宝塚!!』(東京宝塚劇場) |
昔から、よく「ダンスの花組」とか「芝居の雪組」とか言われてますけど(時代によってはそれが必ずしも当てはまらない時も)、この、最も歴史の浅い“タカラヅカ第5の組”の特徴はといえば、何と言っても、
「ビジュアルの宙組」
と申してよろしいと思います。
その、舞台の絵面(えづら)の美しさナンバーワンという伝統を守ってきた、歌劇団髄一の美貌を誇る宙組六代目トップスター・凰稀かなめさんも、いよいよ退団でございます。
そして、同期の男役スター・緒月遠麻さんも、同時退団でございます。
この二人がガップリ組んだ『白夜の誓い−グスタフ�契ぁ�誇り高き王の戦い−』は、『ベルサイユのばら』(特にフェルゼン編)でもおなじみの、スェーデンの革新的な王様・グスタフ�契い鮗膺邑�にした歴史ロマンという名の豪華絢爛少女漫画でありました(ほめてます)
ストーリーは、端的に言って、「ザ・タカラヅカ」でありました。
(え?どういう意味かって?)
キレイキレイキレイゴト(ご、ごほっ)でした。
いえ、ぼくはこういう、“宝塚ならでは”の綺麗ごと、好きだけどね。
複雑な、やりきれない、ドロドロした、どうにもならない現実社会の矛盾なんて、この夢の舞台では見たくございません!(ど、どうしたの?/汗)
グスタフ�契い魄纏Δ靴燭里�、実は幼馴染の竹馬の友だった(これは原田センセイのフィクションでございます。暗殺犯は、確か王とは見ず知らずのテロリストだったはず)なんて、ロマンチックじゃありませんか(そ、そう・・・?)
なんか、グスタフというよりも、ルートヴィヒみたいな夢見がちな王様でしたが(でも、戦争による領地拡大よりも、文化芸術で国力を示そうとしたのは本当らしい)、それがあつらえたようにぴったりと似合うテルなのでした。
なんつっても、死んでしまった後で幕が一旦降り、その後のエピローグ(これがあるところがまた「ザ・タカラヅカ」なわけで)で、上から下まで真っ白白な衣裳で登場したテルさんは「圧巻」の一言。
これほど全身真っ白が似合う人はいないのではないか。
白を着るために生まれてきたようなテルさん。
ああ、なんでぼくは『うたかたの恋』を観損ねてしまったのだバカ野郎、と自分を呪いました。←
そして、かつてほどわざとらしくはないが、サヨナラ公演らしく、王が息を引き取る時にはちゃんと“次のトップ”リリホルン(朝夏まなと)に向かって、
「後を頼むぞ」
みたいなことを言わせるお約束もちゃんと踏襲。
一作品としてはアレ(ってドレ?)かなあと思いましたが、伝統的トップさんサヨナラ公演として、きれいに出来上がっていたと思います。
・・・って、正直、あんまりほめてるようじゃないですね。すみません。
さて、ショー『PHOENIX 宝塚!!−蘇る愛−』
なんか、やたら「フェニーックス♪」「フェニックスー♪」歌ってたので、おばさんついつい宝塚歌劇団80周年記念公演『火の鳥』を思い出してしまいました。
あちらは手塚治虫先生の名作『火の鳥』を題材にして・・・たはずなんですが、別にそう思えるようなところは見当たらなかった(おい)
一場面だけあったかな。『火の鳥2772』っぽい場面が。
で、今回のショーは、別にその手塚作品とは関係なく、テルを伝説の“不死鳥”に例えて場面を構成。
率直に言わせていただいて、あーんまり印象に残ったシーンは、ない。
トップ様が「女装」で有終の美(?)を飾ったシーンがあったあたりが、藤井ちゃんぽかったかなと。
トップがサヨナラ公演で「女装」するのって、一種の「禊」(どういう意味?)みたいなものかしら。
ファンの中には「夢を壊すな!」とお怒りの人もいるかもしれないし、「えーもん見た」と喜ぶ方もいるかもしれないが、ぼくは、トップさんがあんまり男おとこしてない方の場合は(テルはそっちに属する)、さほど落差がないせいで「きれいね」と思う程度。
もし、きたろうが女装してたら(以下略!←なんでよ?)
んー、いかん。本当にこれぐらいしか覚えてないぞ。
中づめがめっさ華やかだったなー(でも、たいていのショーはそうだ)
あ、そういや、終わり方がちょっと変わってたな。テルが舞台上に一人になって幕が下りた・・・ような。
「なんて斬新!」と感動(?)してたら、また幕が上がっていつものように大階段上にエトワールがいて・・・みたいな(なんで全部うろ覚えなんだよ?!)
みりおん(実咲凜音)と同時退団じゃなかったからかしら、デュエットでラストシーンを〆て、銀橋で二人そろってお辞儀、っていう終わり方じゃなかったのが妙に肩透かしというか、変な感じだった。
あっ、みりおんの名前出した途端、チョー名場面(笑)を思い出してしまった。
デュエットダンスでの、あまりにも唐突なキスシーン。観たときは、申し訳ないけど「何で今?!」と心の中で大笑いしてしまったんだけど、考えてみたら、芝居の方ではいちゃいちゃシーンのない(最後の方にほっこりシーンが一場面だけあったが)夫婦役だったんだなこのトップコンビ。退団公演なのに全編通してキスシーンがひとつもないなんて寂しすぎる、という配慮だったんだろうか。とにかくあまりにも急なキスシーンだったので笑ってしまったんだけど、今になって、そのいかにもヅカらしい“お約束の果たしっぷり”にじーんと感動。良かったねみりおん(^^)
まあ、ぼくの悪いクセで、気持ちはもうすでにまなと君へと飛んでいますのでね。
今現在すでに歌もダンスもばっちりなまなと君(しかも、ペコちゃん顔が早くもほっそりし始めている!恐るべしトップの重圧←)ですが、お歌の方はさらにさらに磨きをかけていただきたいと思っています(だって、これからみりお(花)やまさお(月)やみちこ(星)と渡り合っていかなきゃならないんだよ? ・・・え? ちg/略)←こらっ
しかし、ここ数年は実に本公演しか観てないんだなーぼく(テルの公演、今まで何を観てたっけ? と改めて調べて判明)
まあ、時間も金も無尽蔵にあるわけじゃなし、仕方ないといえば仕方ないのですが。
・・・あ、月組公演『PUCK』の感想、まだ書いてなかったな。
もう書くかわかんないので(フラグ)、どうしてもこれだけ言いたい一言をここに記す。
「当時の小池修一郎は、本当に、『天才現る』だった」(←お、おいっ! 今は/略)
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