てくてくミーハー道場

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2015年12月26日(土) 宝塚歌劇団花組公演『新源氏物語』『Melodia-熱く美しき旋律-』(東京宝塚劇場)

くっそ(お下品ですわよ!)忙しいけど、来ちゃいましたわ。

『新源氏物語』は、1981年、1989年と、ぼくがヅカオタになる前に月組で上演されて今回が三演目だそうなのですが、なんかすでにもう何回も観たような気になっている。

あ、そうか。

『あさきゆめみし』(これは�気皚兇盍僂拭�『夢の浮橋』と観てるからか。



『新源氏物語』は田辺聖子先生の原作で柴田侑宏先生の脚本という昔の“よきタカラヅカ”カラーの作品だし、演出は“平安拓ちゃん”こと大野拓史先生だし、安心・安全(なんのこっちゃ)の演目でございました。

て書くと、何だかとりたてて衝撃のない、たいk(略!)な作品だったの?と思われるかもしれませんが、決してそうではございません。

意外に衝撃がありました。



まず、美貌、歌唱力、演技力の三拍子(+日本舞踊力も)が揃った安心・安全なみりお(明日海りお)なのですが、今回ちょっとしたセリフのおかしな抑揚が気になった。

文字にするのは難しいのだが、例えば「そんなことを言うな。私は○○なんだ」とかいうセリフは、普通なら「そんな↑ことを言うな。私は○○なんだ↓」というアクセントになるはずが、「そんなこと↑を言うな。私は○○なんだ→」みたいになる。

こういうセリフ回しって、タカラヅカ独特のもののような気がするのだが、こういう抑揚にならない生徒もいるし(実は、みりおとまさお(龍真咲)に顕著なのである。生徒としての環境が近かったからなのか?)、正直とても気になる。

で、はたと気が付いたのだが、この抑揚でセリフを言う最右翼(書き方が悪いなー)が、シメさん(紫苑ゆう)だったではないか。

みりおもまさおも、現・宝塚音楽学校演劇講師の渡辺奈津子先生の薫陶をがっつり受けたせいなのだろうか。

つっても、この二人だけじゃないもんな。シメさんの指導を受けた生徒は。

なんか、不思議である。

まあ、このセリフ回し、現代劇でやられるとすんごく気になってしょうがないのだが、時代劇、特にこういう平安ものなら・・・いや、やっぱり気になる。

シメさん大好き!シメさんのおかげでタカラヅカの真髄を知りました!と日ごろから豪語してはばからないぼくではあるのだが、こればっかしはちょっとな・・・と思ったのである。


さて、次はキキちゃん(芹香斗亜)であるが、彼女の役が惟光だったということは、『新源氏物語』では惟光が二番手の役なのかーと。これまた衝撃パート2。

出生、秘密の恋、権力闘争と終始悶悶としている光源氏に対し、常に能天気な惟光。お客の同情は集められないが(おい)演っててストレスがなくて楽しいかもしれん(そうか?)

丸顔のキキちゃんには、あんまし深刻な役って合わないと思うので、ぼくは良いと思ったな。


さて、もっと得な役(こら)が、後半にしか出てきませんが、光の君に堂々と恋敵として渡り合う柏木。

カレー(柚香光)、めっさ押されてんじゃん。←

しかも柏木は後半にしか出てこないので、前半では六条御息所という大役!

だが、あまり感心しなかった。

正直に申し上げる。「もろ男役」まんまの御息所であった。

あのねえ、いくら『あさきゆめみし』でちかちゃん(水夏希)が見事に美しい明石の上を演じて大評判をとったからと言って、同じことが二度三度あると思うなょ(だ、だまれ・・・/震)

あと、これはぼくが悪いのですが、最初、柏木と頭中将の二役なのかと思ってしまった。

あきら(瀬戸かずや)と区別がつかん。ド近眼×乱視のせいです。許せ。


さて、今度は逆に、今回初めてぼくの目に鮮やかに飛び込んできた精鋭・鳳月杏。

やっぱり出番は後半も後半なのだが、夕霧役で出てきてひと声歌ったとたん、歌ウマ生徒大好きのあたくし刮目!

もう研10なのだが、今まで存在を知らなくてごめん。やっぱ本公演しか観てないとダメだな。

ちなつちゃん、去年まで月組だったらしい。でも、その当時もあんまり知らなかった。来年のラインナップを見ると、今後どんどん押されてそうな感じだ。期待しよう。



さて、続いて娘役。

大量に美女ぞろぞろの源氏物語の中でも、最高峰の美女でなくてはならぬはずの藤壺がかのまり(花乃まりあ)の時点で、あたしはもう(し、失礼だろ!)

いえ、決してかのまりが不美人だと言っているのでなく(ほとんど言ってるようなもんだが)、なんか、男顔、老け顔なのよねかのまりって。

芝居はうまい子だから、いいんだけど。

歌劇団、ちょっと考えてほしいなあ(お、おだまりパート2)


その、藤壺くりそつに成長するはずの紫の上が桜咲彩花。いやんめっちゃ可愛い♪←

娘役はこうでなくては。(おいおい/汗)

女三の宮の朝月希和もそこそこ可愛いくてよかった(娘役は丸顔が好きなんですね)





さて、ショーの方なんですが、これまたスパニッシュスパニッシュで、スペインブームのタカラヅカ。っていうか、タカラヅカは本当にスパニッシュが好きね。まあ、カッコいいしね。ぼくも好き。

スパニッシュではありましたが、イットク(中村一徳)先生だったので(?)黒塗りではありませんでした。良かったっす。

このショーでもちなつちゃんが結構プッシュされてまして、歌の場面ももらっていたどころか、カレーを相手に娘役でデュエットダンス!という、大変優れモノのシーンが。

何だ何だこの押され具合は!

次回公演から大注目だな。

年の瀬に、良い収穫でした。


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