てくてくミーハー道場

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2016年03月19日(土) 宝塚歌劇団宙組公演『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『HOT EYES!!』(東京宝塚劇場)

いやあ、宙組って、本当に、美貌ですね。






文法が間違っていてもかまわない(←)。そんな感想が思わず漏れ出てしまう公演でありました。

いえあの、宝塚歌劇団は、どの組も美貌なんですそれは確かです。

だけど、こと宙組に関しては、どのトップさんの代でも、なぜかしら「ご覧になって!私たちきれいでしょ!!!」みたいな押しを感じる。決して悪口ではない。←

それにしても、まぁ様(朝夏まなと)の手足の長さよ。

そして、ゆりかちゃん(真風涼帆)の、色気だだもれっぷりに、奥様ノックアウトですわ。

ゆりかちゃんが歩いた後には、色気がぼとぼとこぼれ落ちてますわ。それを拾いながら追いかけたいものですわ(←病気)

そんな宙組。←色んなところからクレームが来そうな感想ですね



えと、今回の本編は、ヤマトでもダイワでもなくヒロカズです。のイクタ先生(←ややこしいぞ)の大劇場作品第二作。

デビュー作の『ラスト・タイクーン』はらんトム(蘭寿とむ)のサヨナラ公演だった。もちろん観たけど感想は書いていないんで今軽く書くと、


小池修一郎が元ネタを明らかにせずに(でも、別に隠してもいなかったと思う)、真矢みき時代の花組に書いた『失われた楽園』の元ネタであるF・スコット・フィッツジェラルドの同名小説を、元ネタであることを明らかにして劇化したはいいが、『失われた楽園』の方が(脚本・演出以外の要素もあって)ずっと面白くなかったか?大丈夫か?


という作品であった。ディスって申し訳ない。

文学青年(歳知らないけど)のイクタ先生、フィッツジェラルドのみならず、三島由紀夫(『春の雪』)ものなんかも劇化してたりする。で、今回はシェイクスピア。

とはいえ、シェイクスピアものを劇化したんじゃなく、シェイクスピアそのものを素材に、全編に彼の作品のあの設定やこのセリフなどを散りばめて、わかる人にはウフフと思わせる、そんな作品。

シェイクスピア自身を主人公にした作品というと、映画の『恋におちたシェイクスピア』や『もうひとりのシェイクスピア』があって、幸いなことに()これらをぼくは観ていないので、先入観なしで楽しめるかな、と思っていたら。







(また、行を空けたぞ・・・)






あのね、別に、史実どおりにしろなんてまったく思っていなかったですよ。いやむしろ、史実どおりだったら、大して面白くないぞシェイクスピアの生涯って(おい)

そもそもイクタ先生も「これは評伝じゃないです」とわざわざ断ってるし。

だからフィクションで全然かまわないんですが、だったらもうちょっと面白く書けよ!(←はっきり書くねえ例によって)

ざっとストーリーをおさらいしますと。

18歳にもなって親の仕事を継ぐ気もまったく見せず、ちんたら劇作にうつつをぬかす主人公ウィリアム。

おや? イクタ先生自身の投影か?(ま、待て/汗)

父親との確執。(んー、よくあるよくある)←

そしたら、なんか芸術に造詣の深い貴族(ジョージ・ケアリー)に見出されて、結婚したばっかりの妻を故郷に置いて単身ロンドンに渡ると。

あれ?「星から降る金」が聴こえてくるのは気のせいかな・・・?(←)

6年後、ロンドンで成功を収めたウィリアムは、妻子(いつの間に長男が生まれたのであろうか・・・?)を呼び寄せ余裕のある暮らしをしていると、酔っ払った父親がたびたびやってきては金をせびると。

えーと、姑と小姑3人ではないんですねさすがに(・・・)

そのうち名声が高まってくると、お定まりの夫婦のすれ違い。

妻は連夜、ダンスパーティへ・・・ではなくて(こ、こらこらこら/大汗)幼い長男を連れて故郷へ



・・・・・・・・・・・・・・・(←長いっすよ?)



いいかげん“イケコの影”から逃れろっっっ!!!(あー言っちゃった)

ストーリーがこれほどありきたりなのも清清しいが(そうかあ?)、必死になって新作を書き続けるウィリアム、を表現するのに、あそこまで『モーツァルト!』をパクらなくてはならない必然性て、何? 逆に訊きたいわ(呆)

もしかしたら、他の演出を考え付かなかったんでしょうかね。



ただね、ひとつだけイクタ先生の作風に面白さを感じるとしたら、突如として登場人物が二面性を見せるところ、というか、ケアリーとかリズリー、デヴルー、そしてエリザベス�祇い覆鵑�が後半道化じみたキャラ設定になるところに意表を突かれた。

ただ、それは演出が面白いというよりも、演じてる生徒たちのお手柄。

ケイコさん(美穂圭子)をはじめ、ゆりかちゃんや愛月(ひかる)、桜木(みなと)たちの達者さのおかげ、とわたくしは感ずる。

こんな、マンガみたいなキャラの間を、天然じみたまっすぐなキャラのままスイスイと泳ぎ回るまぁ君とみりおん(実咲凜音)コンビの強靭な汚れのなさにも脱帽。

なんか、おもろいですなあ宙組。






あ、これを特筆しておこう。

伶美うららのハンパない美しさ。

ショーの方でも、群を抜いてましたわよ。

マクベス夫じ・・・いや、ベスの歌も、これまでのうららんからすると、ストレス軽減(あんま褒めてはいないな・・・)

でも、きれいだから許す。←

それより、うららんに関しては、ショーの「Dark EYES」のヴァンプがもうステキで魅惑的で(〃∇〃)うっとりんこ

この場面は、ANJU先生振り付けで、まぁ君のEYE(Dark)がゆりかちゃんのジゴロをアレしてコレしちゃう(なんのこっちゃ)というヅカ腐女子ホイホイコーナーであるにもかかわらず、あたしったらうららんにばっかり釘付けでしたわ。

倒錯×倒錯で元に戻るかと思いきや、後方伸身4回ひねり(シライ)で見事着地みたいな難度Gの名場面でありました(なんのこっちゃ2)



とりあえず、今回の公演に関しては(本編も、今いろいろ書いたけれども、観てて不愉快になるような駄作ではなく、そこそこ面白くはあったのよ。ただ、内容がありきたりだっただけ←こら)、ショーの方が傑作という感想。

基本的には“いつもの藤井ちゃんショー”ではありますが(たぶん、中詰めの「ザ・ベストテン!っぽい場面」にぐったりのお客さんも少なからずおられたであろう。だがぼくは嫌いではない)、生徒たちが元気元気であることをここまで臆面なく発信してくれるショーって、ぼくは大好きだ。

主題歌の歌詞がダサダサ()なのも、それこそタカラヅカだと思うし。

期待の二丁目シーンは(やっぱり期待してたか)、美月と春瀬の研8コンビという若い生徒だったのでバケモ○感は薄く(おいっ!)、藤井ちゃんショーにしては薄味。まあ、あんまりこういうとこばっかし目立ってもしょうがないしな(←注目してるのは一部の趣味の人だけではないでしょうか?)

当然(?)冒頭の「黒い瞳」のタンゴでは、うっすら無良くんの幻を見たぼくですが(未だニワカライトスケオタ続行中)、全然関連性はないのに、「Forever EYES」のシーンで一人水の精のように美しくまた力強く踊るまぁ君に、ぼくはなぜか羽生君の幻影を見た。

なんか、一見はかなげに見えてすごくパッショネイトな感じが、バラード1番で滑る羽生君にかぶったのだ。

単純に、「ショパン+衣裳がブルーと白のグラデーションだった」てだけなのかもしれないが(たぶん、それだけでしょう)

ああ、目と耳(メインの生徒みんな歌うまいし。愛・・・除く←おい)と心が幸せだった。

次回は「またか」(おい)の『エリザベート』ですね。

ゆりかちゃん、やっぱりフランツだったな。

ルキーニが良かった・・・ううう、組事情・・・(まあ、観てみようよ)


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