その昔、勇敢な少女がいた。イギリスに侵攻されたアフガニスタンを救うため、彼女は「奴隷として百年生きるより、獅子として1日を生きたい」と叫んで兵士に希望を与え、自ら前線に立ち銃弾に倒れた。少女の名前はマラライ。
その名を父から付けられたマララ・ユスフザイは、2012年10月9日、タリバンに頭部を撃たれ、昏睡状態に陥った。パキスタンで「女子に教育を」と訴える活動を続けていた15歳の少女は、伝説の少女と同じ運命を辿るのか──世界中が見守るなか、マララは奇跡的に一命をとりとめる。
2013年、イギリス、バーミンガム。パソコンで大好きなブラッド・ピットやテニス・プレイヤーのフェデラーの画像を見てはにかみ、二人の弟たちと他愛のないことですぐケンカになるマララは、どこにでもいるふつうの女の子。しかし、左眼のあたりには今も傷跡が残っている。
ーーつづくーー
(気まぐれ映像館)
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