ささやかな日々

DiaryINDEXpastwill HOME


2021年06月01日(火) 
息子と悪戦苦闘している。何をしているかといえば、蛹が羽化するところを動画に収めるというミッションだ。
まったくもってうまくいかない。そろそろだね、なんて虫籠の前に陣取っても、そこにいる間はちっとも出て来やしない。仕方なくちょっと席を外したその間に、蝶になって出てきてしまう。
「まるで見張られてるみたいだね」
「どっちが見張ってんのかわからないね、これじゃ」
今朝も、あとちょっと!というところで学校に行く時間が来てしまい、とぼとぼ家を出た、その直後に羽化したらしい。でも虫が得意ではない家人は気づくこともなく。蝶になってから「あら」と気づいたとのこと。
そして今、ふと虫籠を観たら、残り二つの蛹のうち一個の色が変わり始めており。午前1時過ぎ。これじゃ寝るに寝られない。もしもの時には息子を叩き起こさねば、絶対後で恨まれる。そういうわけで、私は寝床に戻れない。
ワンコは、迷惑そうな顔をしながらゲージの中で丸くなっている。

瞬く間に時が過ぎてしまって、ちっとも追いついていかない。まるで時が飛び去るが如く、だ。おかげで記憶も朧、だ。解離性健忘に振り回される日々。

S先生の資料がごそっと納戸から出てくる。それを見、唖然とする。これを為したのは一体いつだった?一番具合の悪かった時期じゃあなかったか?それなのにこんなに私は為していたのか?
自分で言うのも変かもしれないが、よくもまぁここまで書いていたものだ、と、出てきた代物を見て思う。でも何故今更これが出てくるんだろう?
つまり。まとめろ、ということなんだろうか、これは。この資料をこのままにしておくな、ちゃんとまとめてみろ、と。そういうことなんだろうか?
エチュードたちを撮影もしている。自分ではそれを為した記憶がない。が、実際ここに在る。R夫人から聞き取って記した思い出小噺まで。
そもそも、当時展示も2度為したんだった。よくそんなこと現実にできたものだ、と、正直呆れ気味だ、私は。無謀すぎる自分の振る舞いに、今更ながら嘆息。
だって。
S先生といえばもっとこう、ふさわしい人がいたはずで。なのに、奥様は私に対してこんなにもいろいろ話聞かせてくださっている。それだけでも、驚きだ。
そして芋蔓式にあれこれ思い出す。
痛い。

そんなこんなしているうちに、個展が始まってしまった。初日在廊。次は週末。

本を読みたいといつも持ち歩く癖に、このところまったく読めていない。読みたいという気持ちは間違いない。しかし、それを為すことができてない。
電車に乗れば、いつもこのところ乗り越して、遠くまで行ってしまう。ぼんやり度が半端ない。

一体何から手を付けていいのか分からなくなってる。やりたいこと、やるべきこと、山積み山盛り。ふう。


浅岡忍 HOMEMAIL

My追加