昨晩、ひさしぶりにM君と会った。
いつもの様に公園で缶ジュースを飲みながら、くっちゃべった。
彼との会話のパターンは、だいたい決まっている。
まずM君の近況、主に仕事関係のグチ。次に同僚の面白いエピソード。
地元の知人のうわさ、映画と本の感想、女の子の話題・・・・・・
彼が喋り尽くしたあたりで、おいらのネタが始まる。
初めは、いたって聞き役になってしまう。正確に言うとちゃんと聞いていないかな。
相手の言葉から、いろいろ連想して突っ込みやボケを考え巡らしている。
初めのうちは3対1の割合で、合いの手をいれてるが、おいらもしだいに
調子付いてしまい、1対1に増長する・・・・・・
だんだんM君が元気無くなってくるのが、そのサインだ。
ペガサスの彼は、ふいに帰るタイプなのだ。
「んじゃ・・・」
何か、しらける事いったかしら???? と不安になるゾウのおいら。
独り反省会のはじまりはじまり〜〜。
↑べつにお笑い芸人じゃあるまいし、いちいち考え込むことないよなぁ・・・
(う〜ん、きょうの話の流れからすると、もう25%受身になった方が相手を
生かせたのに!)とかクヨクヨ考えてしまう。
彼は、自分と話して楽しいんだろうか?
自分が楽しければいいのか?
よくわからん・・・・・・・
題の「さまよう・・・」とは、M君がまたまた職場を変えたことです。
なんだか昔の自分を見ている様で、複雑な気持ちだ。
人の下で働くのに不向きなタイプって、確かに存在すると思う。
頑張れば頑張るほど、上の人間と衝突してしまうんだな。
ある意味、真面目過ぎるのかもしれない。
裏表をうまく使い分けて、こずるく立ち回れないと言うか・・・
自分がいいかげんだったら、ひとのいいかげんさも流せるかも。
昔、おいらが上司に言われた言葉。
「人間は、完璧じゃーないんだぞ!」
あまりにいいかげんな上司の報告ミスで、またしても仕事を増やされてしまった
ときに、小ギレしたおいらに言ったセリフ。子供じみた開き直りだ。
「自分も相手も完璧だなんて思っていませんよ!」
と答えたら、上司は黙ってしまった。←勝った!!
でもクビにされた。。。。。。
きっとM君も似たようなやりとりの末、解雇されたのでしょう。
二十年もつきあってると、相手のなかの、自分と似ている部分が見えてくる。
だから、追い討ちをかけるようなことを言う気にならない。
M君!ドンマイドンマイ!
そんなキミがいるから、おいらも生きていけるのさ・・・ふっ
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