ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年07月11日(水) さまようM君

昨晩、ひさしぶりにM君と会った。

いつもの様に公園で缶ジュースを飲みながら、くっちゃべった。

彼との会話のパターンは、だいたい決まっている。

まずM君の近況、主に仕事関係のグチ。次に同僚の面白いエピソード。

地元の知人のうわさ、映画と本の感想、女の子の話題・・・・・・

彼が喋り尽くしたあたりで、おいらのネタが始まる。

初めは、いたって聞き役になってしまう。正確に言うとちゃんと聞いていないかな。

相手の言葉から、いろいろ連想して突っ込みやボケを考え巡らしている。

初めのうちは3対1の割合で、合いの手をいれてるが、おいらもしだいに

調子付いてしまい、1対1に増長する・・・・・・

だんだんM君が元気無くなってくるのが、そのサインだ。

ペガサスの彼は、ふいに帰るタイプなのだ。

「んじゃ・・・」

何か、しらける事いったかしら???? と不安になるゾウのおいら。

独り反省会のはじまりはじまり〜〜。

↑べつにお笑い芸人じゃあるまいし、いちいち考え込むことないよなぁ・・・

(う〜ん、きょうの話の流れからすると、もう25%受身になった方が相手を

生かせたのに!)とかクヨクヨ考えてしまう。

彼は、自分と話して楽しいんだろうか?

自分が楽しければいいのか?

よくわからん・・・・・・・

題の「さまよう・・・」とは、M君がまたまた職場を変えたことです。

なんだか昔の自分を見ている様で、複雑な気持ちだ。

人の下で働くのに不向きなタイプって、確かに存在すると思う。

頑張れば頑張るほど、上の人間と衝突してしまうんだな。

ある意味、真面目過ぎるのかもしれない。

裏表をうまく使い分けて、こずるく立ち回れないと言うか・・・

自分がいいかげんだったら、ひとのいいかげんさも流せるかも。

昔、おいらが上司に言われた言葉。

「人間は、完璧じゃーないんだぞ!」

あまりにいいかげんな上司の報告ミスで、またしても仕事を増やされてしまった

ときに、小ギレしたおいらに言ったセリフ。子供じみた開き直りだ。

「自分も相手も完璧だなんて思っていませんよ!」

と答えたら、上司は黙ってしまった。←勝った!!

でもクビにされた。。。。。。


きっとM君も似たようなやりとりの末、解雇されたのでしょう。

二十年もつきあってると、相手のなかの、自分と似ている部分が見えてくる。

だから、追い討ちをかけるようなことを言う気にならない。


M君!ドンマイドンマイ!

そんなキミがいるから、おいらも生きていけるのさ・・・ふっ


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