ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年08月10日(金) 小さなお客さん

===とても印象に残っているお客さんのはなし===


五才くらいの女の子が、キディーランドの方から、トテトテ歩いてきた。

おいらの造った宇宙人のマスコットを、じぃ〜っと見つめている。

気がつくと、いつのまにか消えていた。


それから三十分くらいたって、女の子はまた現れた。

「えと。。。これ、ください。」

もじもじしながら、小さな手を差し出す。

貯金箱から出してきたような、小銭を握り締めてる。

「ハイ! ちょうど千五百円でーす。おまけにポストカードあげる。

 好きなの選んで。」


女の子は、包みを大事そうに抱えて、もと来たほうへ歩いていった。

実は、代金が五十円足りなかったんだけど、それも可愛く思えた。

あんな小さな子にとっては、超大きい買い物でしょうに。

よっぽど気に入ってくれたのかなあ。

(#~o~#)

おいら、そーゆーのに弱いんだなぁ〜

泣きそうになるんだなぁ〜


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