2003年09月22日(月) |
あの本は読まない方がいい |
寒いです。 放熱体型(マサイ型)には辛い季節です。
誕生日の近い鬱仲間(?)のまりぃさんが摂食障害の経験談を、 日記に書かれていました。 それを読んで、14年前までの自分を思い出しました。 18才〜22才までおいらは摂食障害でした。 いまでこそ摂食障害の一般認識が広まっていますが、 当時はこんなバカなことしているのは、 きっと世界で自分だけだと思っていました。 毎日が絶望。お先真っ暗。 誰にも相談なんて出来ない。 ただただ毎日が辛かったです。 もう二度とあんな思いはイヤですね。
おいらが摂食障害になった原因の一つは、 有吉佐和子著の『複合汚染』上下を読んだ事です。 もともと神経症ぎみだったのに、 重い内容のものを読んでしまったのがマズかったんでしょう。 ストレートに効きました。
アレもコレも毒だ。食べては危険。 添加物恐怖症。 だんだん小食になり、ついには拒食症に。 それが半年ほどして揺り戻しが来ました。 ドカ食いです。 でもおいら、極端な容姿不安なので太りたくなかった。 当時186cmで67キロですから全然太るのを気にする必要なんて無かった。 むしろ太らなきゃいけないくらい。 でも怖かったんですよね。 食べ物にかんすることで頭が100%埋まっていました。
毎日毎日食べては吐き戻す。 ついにガイコツみたいになってしまった。 たしか56キロまで落ちました。 貧血でフラフラ。 バイトの力仕事が出来ない。引き篭る。鬱。
親は気がついていたんでしょうが、見てみぬふりでした。 鬱で起きられないおいらにぶうぶう文句を言う。 毎月の食費をきちんと入れろ! オマエの保険を抜いたからな! 家にいるなら昼間に掃除くらいしとけ!
おいら、日に日に鬱が酷くなる一方でした。 このままでは死んでしまう。 頭がどうかしてしまう(既におかしくなっていたけど)と焦りました。 打開策として、一大決心で引っ越ししました。 電車で1時間くらいの所にアパートを借りました。 毒電波のような親父から離れれば精神的に安定するし、 一人暮しならイヤでも引き篭ってなどいられない。 働きに出なくてはならない・・・そう考えたんです。
あとひとつ自分に決まりを作りました。 どんなに太っても構わないから、吐き戻しはしないと。 吐かないでいると自然と食べる量が限られます。 それでドカ食いの習慣が納まっていきました。
ただし症状は潜伏しているだけなのです。、 未だにちょっとしたきっかけでブリ返します。 どうしようもない孤独感、怒り、焦りを感じると食べ物に走りそうになる。 吐くことは絶対にないけれど。
ダラダラ長くなってしまった。
ε=( ̄。 ̄;)
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現在摂食障害で苦しんでいる方が読まれていたら、 言ってあげたいです。
「大丈夫。一生そのままなんてことはないよ安心して」
・・・と。
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おいら、体脂肪率14%です。 冬は寒いです。 せめて18%くらいまで上げたいなぁ。 でも胃腸弱いから食べても身にならないんです。 便秘になるかピーピーです。
密かな目標は、ボクサー体型になること。 小さい筋肉がバランス良く美しくついたの。 マッチョはヤだな。
納豆と大根おろしの胃弱メニューでガンバルゾー! ( ^□ ^
いや。 あんまし頑張らない。 食事に気を取られてまたビョーキになるの困るし(笑)
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