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■ 切ない夜
「なんもなしでいいよ 笑」 そう書いたら、「じゃーその方向で 笑」と返ってきた。しど。。。
でもメル友ではいようって言った。 関西好きだから、関西人のメル友はいたら面白いし。
彼を離したくなかった。 どんなつながり方でも、つながってたら、いつかまた会えるかも知れないし。 普通に友達にでも、なれるかもしれない。。。
全然平気な私と、必死で彼を離さないようにしてる私がいる。 この気持ちはころころころころ、変わっていく。
土曜は久しぶりに何も用事のないお休みの日だった。 何もする気がおきず、寝てるか、彼のことを考えてるか。。。 こんな私になるなんて、思いもよらなかった。
夕方、彼にメールをまた書いてしまった。 また、責めるようなメール。
「あんなに会いたいとか言われてたのに、会ってすぐにどうでも良くなって しまうのって、やっぱり私のせいなんだよね。沈みます。 だってそんなんちょっと悔しい。だからこそお家まではるばる行ったって とこもあるし。私が魅力を持つためには、どうしたらいいの?」
イタイなぁ。 でも、『会いたい』ってだけでも、前みたいに思ってもらいたかったのに。 そして、もう会えないなら、はっきり『お前に魅力がない』って言って欲しかった。
深夜、気を紛らわすために、他の友達とチャットをしてた。 昼間ずっと寝てただけに、全然眠くならない。
彼はいつ帰ってくるのかな。返事はくれるのかなぁ。。。
チャットしてても実はそんなことばっかり考えてた。 まるでパブロフの犬。 3時、4時を過ぎるとどきどきしてくる。 ある意味彼が言ってた、メール依存症なのかもね。でも、あなたのメールだけだよ?
5時近く、彼からのメールの着信音が鳴った。 びくっとした。 どきどきして、なかなか見られなかった。 何が書いてあるんだろう。郁巳がもっと可愛かったらなぁって、あったらどうしよう。
携帯に手を伸ばすことが出来なくて、ずっとチャットを続けてた。 6時近くなって、さすがにもう寝ようか、と思って携帯を見る。 ランプが点滅してる。メールが来てる。知ってるのに、見られない。
すぐ寝てしまえるように、ベッドに入って携帯を手に取る。 ・・・・ メールを読んで、「ああ、そうだよね」。。。。
彼が、『お前が嫌いだから』のようなひどい言葉を書いてくるわけがない。 でも、
郁巳のせいじゃなくて、俺が変だから。今の自分は納得行かないから恋愛状態に なるのを自粛してる。最初に言ったよね?だから郁巳はそのままでいいと思う。 いい人見つけて・・・・
突き刺さる言葉ばかりだった。 知ってるよ。最初に話したとき、確かに彼女はいらないって言ってた。 だからしつこいくらいに、「京都好きの純粋に友達として会いたいね」って 彼も言ってたんだろうし。 それが、変わったのはなんでなの?変えたのは彼だったのに。
もう返事を書くのはよそう、そう思っていたのに、書かずにいられなかった。
「じゃぁ何で会いたいとか恋してるとか言ったの?何で会ったりしたの? バーチャルな気持ちなら、会わなければ良かったのに。 私もべたべたなのは嫌いだから、自分のこと一生懸命なところをいいと思えたのに。 私もメールだけでも楽しいし、それで良かったのに。 メールでも電話でも会っても、こんなに色んな話出来る人っていなかった。 恋愛感情としてどうなのっていうとわからないけど、でも嫌なとこのない、 嫌いになる必要のない相手だったんだ。。。」
また責めてしまった。 『なんで会ったの?』なんて、絶対に言っちゃいけない言葉のはず。
でも送らずにいられなかった。自己嫌悪。 そして、彼からのメールは、もう来ない。
2001年05月13日(日)
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