郁巳の日記
郁巳



 キモチイイコト。

変なコトじゃなくて(笑)。
いや、ある意味変なことを書きますけども。

ちょっと前にも書いたように、
私って人間はずっとコンプレックスの固まりで生きてきた。
自分に自信がなくって。
特に、「女として」の自信が無かった。
モテると思って無かったし、女と扱われることにも自信が無かった。

だからずっと「私なんて」と思っていたし。
女の子は〜とかそういう扱いのときには、自分からヒいてた。
『お前なんて女扱い出来ない』と言われる前に、
「アタシなんて女扱いしないで〜(笑)」みたいに、逃げる。
どっちかと言えば、男らしいとか格好良いって言う方向へ逃げてた。
それは今でもそうだけど。
人に言われるのはやっぱり傷付くから、自分から言ってしまう。

だから、ちょっとした女の子扱いとかに今でも弱いんだな。。。

今思えば、悪い言い方だけどそんなに女の子らしくなかったり、
可愛くない子でも、雰囲気と図々しさ(?)だけで女の子扱いされてて。
モテはやされていたりしてた。
高校時代とかね。
もう10年以上も前だけど。

でもさ、女の子扱いされることって、キモチイイんだよね。
今まで普通にそうされてきた人には、わからないかもしれないけど(笑)。

私は何でもひとりでやって、ひとりで出来ちゃって。
男の子みたいに背も高いし、男の子が好きな遊びも好きで。
男の子と同等であることに必死だったりした。
立派な【女の子】にはなれないから、せめて男の子の仲間でいようと。
まぁずっとそれで来たから、それも楽しいんだけどね。

だけど、あるときから少しずつ、女であることを表すようになれた。
(ホント、「なれた(できるようになった)」って言うのがいい表現)
まぁ子供の頃は別として、男の子も余程嫌いな相手でない限り、
ちゃんと女の子扱いをしてくれる。
特別扱いとかじゃなくて、女の子として見てくれるって程度だけど。
それが昔は駄目だったからなぁ。

弱味を見せるのが嫌だった(必死だから)。
泣くところなんて、絶対に見せたく無かったし。
【女の子】であることが、強味になるってことがわからなかったんだよね。

正直今、「もったいな〜〜〜〜〜い」って思う(笑)。
せめて大学時代にもっとそうわかっていれば良かったのに。
もっと楽しい学生ライフが送れたかも知れないのに(そうか?)。
あんまりブリッコ(死語)し過ぎるのも、自分的にはいまいちだけども。

自分の足でしっかり歩きたいし、好きな人のことは大事にしたい。
でも、可愛いって思われたいし、好きな人に守ってあげたいと思われたい。
これが女性の本能なんだろうなぁと思う、もうすぐ三十路の遅咲き女です(爆)。

そして、私に幸せは来るのでしょうか?


2004年10月25日(月)
初日 最新 目次 MAIL


My追加