*黎明ノォト*

2006年12月16日(土) きゃらめる・てぃ


リプトン・ティにはいい思い出がありません。

中学生の頃、仲間うちで500mLパック入りの
リプトン・レモンティが流行ったことがあるんですけれど、
「これって美味しい?」と思いながら飲んでいました。
あまり自分の味覚を信じていなかったので、
何度も買って飲んでは、「?」と…(笑)。

レモンティ自体、それほど好きではないのですが。

最近、コーヒーが飲めなかった時期があって
ティバッグの紅茶をたくさん買いました。
その中の一つがリプトンのキャラメル・ティ。

ティバッグをパックから出したとたんに
香りたつにおいに「おっと…キツイなあ」と思い。
入れて、ミルクを少し落として、
一口含もうとしたら、そのにおいにくらくら。

私がとても苦手な匂いでした。
気持ち悪くなってしまう、私には合成品っぽく思えて吐き気。

ちょうど傍にいた友人に分け与えたところ。
「え?いいにおいー。那音がそこまで言うから構えてたけど、美味しいで。
 でも普通のキャラメル・ティじゃないな…焦げっぽい…
 ああ、キャラメリゼ」

カスタード・プディングの上で砂糖を焦す、
あのキャラメリゼ?

と思い返して納得。
そう、私、そういえばあのにおいは苦手でした。
カスタード・プディングは好きなんですけど…

*  * ++ *  *

どうして私は苦手なものも、一発で苦手だと思わないんでしょう。
多少、自分の感覚を疑っているということでしょうか。
できるだけ判断を保留にしようとしている。

ひとを嫌いだ、苦手だと判断するのも他の人より慎重だと感じます。
「どうしてみんなはすぐに他人を嫌いだと思えるのか?」
というのが、ここ数年の疑問でした。

ちょっと…と思っても、すぐ忘れるようになっている様子。
うん、忘れるシステムだけは見事なほどに確立しています。
もう驚くほど忘れが早い。とても便利(なときもある)。


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那音 [MAIL]

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