2008年05月11日(日) |
文化衝撃…日記のはなしver.3 |
小学生のときに「長文あのね帳」の裏技を開発した私は、 そこでやっと文語と口語の違いに気づいたものです。
書いても書いても、読みやすい言葉にならない。 読んでも書いても違和感が拭えない。 こんな言い回しは本を読んでいても出てこないとか、 丁寧語や尊敬語と普段使っている口語との違いに 初めて気づいて、私は本を書くような文体で 日記を書くようにとつとめはじめました。
つまり、地方在住で地方語を使う私が 所謂「標準語」で書くということ。
そうね、口語と文語というよりも 地方語でなく標準語で書くという癖。
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さて、そんなふうになってしばし。 中学生になって、交換日記をはじめたときに カルチャーショックとして私を襲ったわけです。 つまり、周囲の友人は「口語で文章を書く」ということができた。 私はそれがすっかりできなくなっていて、 その穴を埋めるのが大変でした。
「那音の文章、なんか”〜だよね”とか、こそばゆい」 と笑われたものです。 別にそれが悪いことだとは私はこれっぽっちも感じなかったのですが、 さすがにひとりだけ文章が浮いているのも面白くないので 口語で書くようにしました。 ちょっと苦労しましたが…話すように書けばいいだけなので、 すぐに馴染みましたが。
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どっちがどうってわけでなくて、 あれはカルチャーショックだったな、という思い出。
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