先日、実家より電話があった。家族との会話が一段落したときに、愛猫が電話口に出てくれた。もちろん、母が名を呼びながら愛猫に受話器を近づけただけなのだけれど、電話越しに久しぶりに聞く愛猫の声はかすかにか細くて、ちっとも電話の向こうの私などに向けたものでなくて、それがちょっと寂しい。けれど聞けただけで少し満足。こえがききたい。