誰かが昔残していった言葉のカケラ達に触れる。 量が多くて少し酔ったが、カケラは瑞々しく染み込む。 心地よいと思う自分と羨む自分。正反対の感情の共存。
「閉じて行かないように」という言葉が頭に残った。 「古本屋」や「映画館」も。好きな言葉な上によく出てきたからだ。
今よりももっと多くのものに触れれば、あんな風によどみなく言葉を紡げるようになるだろうか。なんてことをぼんやりと考えた。 同じには決してなれるまい。 なろうとも思わないし、なったりしたら怖いけど。
眠る前の思考はすなわち睡眠時間の低下。 今日もまた自分で自分の安眠を削る。 ・・・これも罠だね。
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