「普通の金曜日が恋しい」 そんな事を声に出して呟いてみる。(オフィスで大声で!)
こんなにも慌しい こんなにも気ぜわしい こんなにも刺々しい 週末。
やりきれなくなるくらいの渇望と、 怠慢と惰性と厭世が、水あめみたいに足にへばりついて。
もうすぐ新しい一年が始まるよ! 僕にも、君にも、みんな平等に一年が始まるの。 それは多分、素晴らしい事。 そんなにキラキラした光溢れる世界が広がっている訳でもなく、 どちらかと言うと、これまでと変わらない、世界がまた続いているのだろうけど。
携帯の微弱な電波で君との繋がりを試してみようか。 あまりに微弱過ぎる繋がりに辟易してしまうのだろうけど。 声を聞かせて。 僕の事を考えてたって教えて。
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