出会ったのは、随分と昔の話 季節が変わるように、当たり前に君に出会った
僕たちは、最初、ぎこちなく そして、少しずつ打ち解けて行った 君に惹かれ始めたのは、その時だった
あなたに恋人がいる事を知った時、僕はあまり傷つかなかった 僕の気持ちをあなたに告げる事はないと思っていたし、 これは僕の心の中だけの問題だと思っていたから、
僕の胸が痛みを感じたのは、 もう君と時間を共有できなくなるという時だった いつも通りの顔で、 いつも通りの言葉で、 いつもと同じようにあなたを見送り、 そして、僕はその事にも心を引き裂かれそうになった それでも僕は何も君に告げなかった
もう嘘をつくのはやめにしました その方が上手く行くからという理由で 結論から逃げるような嘘を自分につく事をやめました あなただけを見ています あなたにだけ聞こえる声でしゃべります あなたを抱きしめる為だけに、僕の両腕はあるのです
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