立ち止まっている君を感じながら、数歩、先に歩みを進める。背中に君を感じながら、僕は奇妙なステップを踏む。振り返り、あなたに手を伸ばす。もっとこっちにおいでよ。君はうつむいて、僕の存在を黙殺する。僕は1000回目のため息をついて、君をはるか遠く離れて、また歩き始める。