あなたの余韻が残る部屋に帰る事がこんなにも怖い。何も考えないようにしたところで、次々に浮かんでは消えていく風景。(あなたが他の人に肩を抱かれているところだとか)消えない余韻。消えない風景。あなたが置いていったマフラーだけが、僕を繋ぎとめる細い糸。