2004年07月07日(水)  七夕

  一夜明けて・・・

 目を覚ますと真っ先にスリーピーの様子を確認に行く
 かろうじて生きているっていう感じだろうか・・・

 網を持って玄関を飛び出すと小さな蜘蛛を1匹捕まえて帰る
 思った通り口を開けてくれない・・・

 「 死んじゃうよ・・・ 」 「 死んじゃうよ・・・ 」
 何度も言ったんだけど口は開かない

 朝ご飯やお弁当を作る気分になれない
 でも作らなきゃ・・ともそもそと動き出す

 子供達が起きてきた
 「 スリーピー、今日あたりあかんかも知れん・・・
  学校行ってる間にお空に行ってしまうかも知れんから
  ちゃんとお顔見て言葉かけてったげて 」 そう言うと

 茜はスリーピーの横に放置されたままの蜘蛛をピンセットでつかみ
 根気強く何度も何度も口元で揺らしてあげていた。 そして

 「 お母さん! 私今スリーピーのむっちゃ元気なとこ見た!
  スリーピーこっからここまでピョンッ! て跳ねてんで! 」
 と、思いっきり嬉しそうな笑顔で私に向かって叫んだ

 スリーピーは3匹の中で一番元気な子で、いつも大きなケースの端から端まで
 ダイナミックに跳ねて見せていた。
 今はたった数�僖撻織鵑板靴佑燭海箸�この上もなく嬉しい。
 
 それでもその後はまたぐったりとしたままで・・・

 「 今日は七夕やねぇ。 げろげえろがお迎えに来てくれるかなぁ 」
 「 げろげえろきっと今でもスリーピーのすぐそばに居てるよ 」
 「 いつもみたいにスリーピーの上に乗っかって、スリーピーのことギュウ!って
  抱きしめてるんと違う? 」
 そんなことを言ってみんなで少し笑った

 子供達を学校に送り出してからもずっとスリーピーにつきっきり
 ついていても仕方ないんだけど・・・
 今私に出来ることと言えば温度チェックと、霧吹きでシュシュッ!と水をかけてあげる
 ことくらいだし
 
 じっと見つめていてもピクリとも動かない
 喉のビクビクもなくなり息をしてるかどうかさえ分からない
 時々怖くなって指で軽くつついてみると、ほんの少しだけ動いてくれる
 「 ごめん。 せっかく休んでたのに・・・ ごめんやで・・・ 」

 ポタポタと涙が落ちた
 おとぎ話の世界やと、この涙がスリーピーの上に落ちたら奇跡が起こって
 スリーピーが突然元気になったりするのに・・・

 そんなことを考えていたら突然どっと悲しみが押し寄せてきて
 なぜだか 「 ごめんな・・ 」 「 ごめんな・・ 」 と何度も何度もスリーピーに謝っていた。

 それからたまらなくなって
 畳の上に仰向けに寝そべって 「 おいおい 」 と大声を出し子供のように泣いた。

 「 たかがアマガエル1匹2匹のために 」 って呆れる人もいるだろうな
 でもあの子達は私達家族の大事な大事な友達であり家族であり
 少なくとも今の私にとっては一番の癒しだったから・・・・

 今も小さなケースの中では真っ白なキッチンペーパーの上に
 一ヶ月前京都から来たときよりは一回り大きく、色も深緑に変化したスリーピーが
 ペタン・・ と横たわっている。

 「 もう頑張らなくていいよ・・・ 早く大好きなげろげえろのところにお行き・・・ 」 
 快復の見込みもない姿を見続けるのが辛くてたまらなかった
 
 

 ('-'*) いつも アリガト♪

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