
瑞穂は小6の終わり頃から塾に通い始めた
もちろんお兄ちゃんと同じく
お父さんが勤めている塾だ
瑞穂より数週間遅れて入塾してきた男の子が
瑞穂に言った
「 次あの しゃもじの先生 やん! 」
「 嫌やなぁ・・・ あの先生怖いもん・・・ 」
「 今頃あのでっかいしゃもじでブンブン素振りしてんのとちゃうか? 」
「 勉強でけへんかったらほんまにあのしゃもじで叩かれるんかなぁ 」
「 なぁ、あの先生怖いと思えへん? 」
「 なぁ・・・ 」
そこで瑞穂が一言
「 あの先生私の お父さんやし 」
((@口@;)!! エ゛ッー!!!
そりゃびっくりしたやろ
君にとってはあり得へんことやったやろしね・・・
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