なんどもなんども魂が叫べと命じたなんどもなんどもこころが如何して、と応酬した 魂とこころ 頭とからだせめぎあう己を抱いて懊悩の日々を生きるひとよ もれ聞こえる涙声を見えないこころの内を無力なる自分を感じながら一緒に歩くよ背中の重たいランドセルを手で支えるようにひとり走れる日まで自転車の荷台に手を添えるように わたしにできることはそんなことしかないけれど妹よあなたがとてもとても大切だといつか思い出してくれたら