低くて少しこもる声がどんなにぶっきらぼうでも優しい人だとわかってしまうだから 話さないでほかの誰にも聞こえないよう私だけに語りかけて と心の中で何度願っても届かないこと 知っているどうして 出会ったんだろうその声が聞こえる場所ならきっとどこへでも行くどんなにかすかな響きでもその声に抱きしめられて眠れる好きそれでも どうしてもどうしたら呼吸ができる?