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昨日(6月12日)朝、竜ヶ崎ニュータウンのオートバックス前で大きな事故があった。 6号線方面から竜ヶ崎へ向かい、ヨーカドーを右に、チヨダ寿司を左に見ながらゆるやかな左カーブを通り過ぎるところで、中央分離帯を乗り越えた乗用車がそのまま中央分離帯の樹木に激突してなぎ倒し、空中を飛んで反対車線のクルマに接触した後に道路標識に衝突して、クルマは大破、運転手即死、後部座席の男性が意識不明の重態、助手席およびもう一人の同乗者と接触したクルマの運転手や同乗者ら5人が重軽傷という、最近の竜ヶ崎ではかなり大きな事故であった。 私が通りかかったときには、大破したクルマのある反対車線は通行止め、道路には白い布がかぶせられた遺体が横たわっていた。通常ならば、少しでも息があるのなら救急車で搬送してしまうだろうが、そうしていないで道路上にそのまま置いてあると言うことは、一目見て死んでいるのがわかる状態、ということか。首かどこかがちょん切れてでもいたのだろうか...? きょうの新聞で事故の内容がわかったが、「スピードの出しすぎ」でゆるやかなカーブを曲がりきれなくて中央分離帯を乗り越えたという。5人乗っていたようだから、慣性モーメントが大きくなって、確かに一人のときよりはコントロールしずらいだろう。ブレーキを踏んでも通常より制動距離が長くなるはずだ。19才というから、免許を取ってまだ1年足らず、その辺が理解できていなかったのだろう(知識として頭にあるのと、実際にそういう状況を体験して身につけているのとではわけが違う)。 教習所は、少子化の影響で激戦が続いているだろう。私たちのときよりは免許が取りやすいかもしれない。でも、やはり、免許を取った後でも最中でも良いから、危険な状況を安全に体験できる施設などで、実際の場面を体験すべきだろう。路面が濡れているときに急ブレーキを踏んだらどうなるか?急ハンドルをしたらどうなるか? 実際に体験しないと身にならないと思う。 通常は、事故一歩手前(ヒヤリハット)の状態を何回か経験して、徐々に学習していくのだろうが、中には昨日の事故のように、そのような体験をしないうちに最初の体験である大事故で死んでしまう... そのようなことをなくすには、例えば茂木ホンダドライビングスクールみたいな、そういうところで体験するのはとても大事ではないか。 それとともに、不幸にも被害者となった方、加害者となってしまった方の生の声が、もっともっと身近に聞けるような仕組み。これも必要ではないかなあ... きょうの朝、事故現場を通りかかると、遺体が横たわっていた場所には血だまりがそのままになっており、花束が2つ、添えられていた。中央分離帯の樹木も、根本から20cmくらいのところでポッキリ折れており、無残な姿をさらしていた。クルマは既に警察署へ持っていったのか、見当たらなかった。 合掌。 -
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